ピカーディのバラ (チャヴォロ・シュミット) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

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Roses of Picardy

 

昨日時間が空いたので、観たいと思っていたスティーヴン・スピルバーグ監督の「戦場の馬(War Horse)」を観ました。
イギリスの小さな村の小作農民に買い取られた競走馬ジョーイと深い友情で結ばれた少年との物語で、第一次大戦のフランス前線に送られて厳しい試練を乗り越えて少年と再会するまでを描いた作品で、観る前から覚悟はしてましたがポロポロ涙を流しました。
すべて実写で撮られた映画ということですが、良くここまで辛抱強く馬の演技を引き出したものだと改めてスピルバーグ監督に敬意を表したいと思います。
この映画のテーマ・ソングではありませんが、軍馬として最初に引き取られたイギリス軍将校の部屋のラジオから流れていたのがこの「ピカーディのバラ」でした。この歌は第一次大戦の最中1916年にイギリスで作られた曲で、内容はフランス戦線に出征した恋人を想う女性の歌で、この映画の時代背景や状況にピッタリの選曲だと思います。
以前書いた記事はこちらです。Roses of Picardy/George Shearing

 

 

映画の中で使われたのはもっと古臭い録音でしたが、残念ながら古い器楽演奏のものは少ないので、テンポと雰囲気が似ているのでジャンゴ・ラインハルトに良く似たチャヴォロ・シュミットのもをアップします。

 

 

Roses of Picardy - Tchavolo Schmitt