梅雨の6月ですが、まだ、なんとか天気は良いみたいです。

この時期は、年に一度、お世話になった方の墓参をしています。

今までは知人に声を掛けて一緒にお参りしてましたが、

皆、もう年齢的なものもあって行くのが難儀そうなので、合同墓参は昨年で終わりにしました。

 

今回は、6時過ぎには目が覚めたので、山道具を倉庫から出して準備して、

車で出掛けました。

 

お墓の周りの蜘蛛の巣を払って、

前日に買っておいたお花を供えて、

故人が好きだった銘柄の煙草とビールをお供えして手を合わせました。

1人だと、同行者を気にせずに時間をかけてお参りできます。

生前の思い出や私の近況報告などを心の中で話しました。

 

お参りが終わると、時々登りに行く立花山に向かいました。

改めて調べると車で約30分の距離です。

来年からは、このルートでお参り&山登り、ができそうです。

 

ペース配分を考えながら登り、今日は特に息切れ、眩暈等ありませんでした。

黄砂だろうと思いますが、少し霞みがかかってはいたものの海の中道や志賀島、脊振山系が展望できました。

朝のうちで、風も少しあったので、意外に暑くなく、爽やかな空気の中、歩を進めました。

山頂には親子連れや、登山仲間同士など幾組かがすでに到着していて、休んでいました。

 

小休止した後、下山。

分岐まで下りたところで、おじいさんと二人の女性が話しています。

なにか、おじいさんが、昔の自慢話をしていて、女性たちも終わりを切り出せずに黙って聞いているようでした。

横をすり抜けながら、思いだして、分岐を右折し、大クスを見に行くことにしました。

 

 

しばらく歩いた先に、まず孫クス。大クスの孫らしいです。

それから少し歩いて斜面を降りたところに大クスが立っています。

数百年を経て立っている大クスをしばらく眺め、パワーをもらいました。

帰ろうとうすると、先ほどの女性二人が、やはり大クスを探しにきていたので教えてあげて別れました。

 

下りは、大クスの手前からついている、まだ歩いたことのないルート。

上りには使いたくない斜度でしたが、下りなので難なく通過。

途中に、「修験坊の滝」というスポットがあるのですが、水はなく。

雨の後のみに見られる幻の滝のようでした。

「立花山3大ガッカリのひとつ」という説明板がありました。

「ほかの2つのガッカリはなんなんだろう?」と気になりながら行くと、すぐに登山口でした。

 

お墓参りと、立花山登山は午前中で終わり、

シャワーを浴びた後は、自宅でゆっくりした休日でした。

夏に向けて、少し、登る回数を増やしていこうと思います。

 

駐車場からスタート

 

立花山山頂

 

海の中道が見えます

 

立花山のクス原始林は本邦の北限とされているそうです

 

大クス

 

登山道わきには、ハナミョウガが咲いていました