【現代の新宿。相棒の槇村秀幸とともに、有名コスプレイヤー・くるみの捜索という仕事を請け負った冴羽リョウ。その頃、新宿では謎の暴力事件が多発し、警視庁の敏腕刑事・野上冴子も手を焼いていた。息の合ったコンビネーションでくるみを追うリョウと槇村だったが、突然起こった事件に巻き込まれ、槇村がこの世を去る。現場に居合わせた秀幸の妹・槇村香は、事件の真相を調べてほしいとリョウに懇願するが……。(映画.comあらすじより)】
2024年Netflix配信。
主人公の冴羽リョウ役の鈴木亮平に関しては何も文句いうことないですね。鍛え上げた肉体、ガンアクションや近接格闘のアクション、コミカルな演技など冴羽リョウそのものって感じで満点でした。
映画サイトでも評価は高くて星4くらいついてるんですが、多くの人は鈴木亮平の演技を高評価してましたね。
ただ、脚本はもうひとつでした。
戦時中に開発された人の身体能力を異常に高める薬の研究がユニオンという組織によって密かに続けられているんですが、この薬の欠点は副作用が強くて数日で投与された人間が死んでしまうという点。くるみという女の子がその問題を解決する抗体を持っていて、そのくるみをめぐるユニオンと冴羽リョウの攻防を描いてます。
この人の身体能力を高める薬とか抗体を持った少女って設定がよくあるパターンですよね。最近見た韓国のドラマでもありました。
それはいいとしても全体的に脚本が粗いなーって印象でした。
アクションシーンももうちょっとスケール感がほしかったです。
あと原作漫画が結構コミカルなシーンがあるんですが、実写でそのノリを再現されるとちょっと寒いですね。結構そんなシーンが多かったんでもう少し控えめにして欲しかったです。
ただ原作でお馴染みの香がでかいハンマーでリョウを殴るシーンは上手い具合に演出してましたね。
エンディングに流れる「Get Wild」はよかったですね
エンドロールにアニメのリョウ役の神谷明の名前があったんですが、全然気づかなかったです。どうやらニュースを読むキャスターの声だけの出演みたいですね。
まあそれなりに楽しめたんですが、これが千数百円出して劇場で観たとなると個人的には星3・5くらいですね。