映画 『LOGAN/ローガン 』 | 福玉本舗〜ノンジロウのブログ〜

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『LOGAN/ローガン 』観てきました。

【近未来では、ミュータントが絶滅の危機に直面していた。治癒能力を失いつつある
ローガンに、チャールズ・エグゼビアは最後のミッションを託す。その内容は、
ミュータントが生き残るための唯一の希望となる少女、ローラを守り抜くことだった。
武装組織の襲撃を避けながら、車で荒野を突き進むローガンたちだったが……。
(シネマトゥデイより)】

最後の ヒュー・ジャックマン・ウルヴァリンすごく良かったです。
従来の『X-MEN』シリーズとは違ってあまりガチャガチャとした雰囲気では無く、
骨太でシンプルなストーリーでロードムービーでもありました。
その分映像的には地味なのでいつものCG使いまくりのド派手な映画を期待して行くと
不満を覚えるかもしれません。
アメリカではX-MENにおける“ダークナイト”という声もあるみたいですね。

今回2029年が舞台になってましてローガンの治癒能力がかなり衰えてて
敵と戦った後も全身ボロボロでかなり痛々しい姿になってます。
痛々しいと言えばローガンと共に行動する少女ローラもローガンと同じ能力なので
敵との戦いは鋼の爪が中心になります。
なので相手の腕や足をぶった切ったり顔面に突き刺したりするシーンが多いんで
(今作はR15指定です)そういうの苦手な人はきついかもです。
特に少女が人を惨殺したり逆に切り裂かれたりするシーンは(すぐに直りますが)
嫌悪さえ覚える人もいるかもしれないですね。

ローラを演じたダフネ・キーンはいいですねー。
目がすごく印象的で無表情な時はかなり大人びた雰囲気なんですが、たまに
笑った顔が可愛くてそのギャップが魅力的でした。
あとローラのアクションシーンがものすごくスピーディーでカッコ良かったです。

最初は距離のある2人の心が徐々に通じ合う様子が感動的でした。
ラストのローラのある行動がすごく良かったです。

時間の都合で吹き替え版で観たんですが、すべて声優さんが吹き替えてて全然
違和感無かったです。

あと途中ローガン達と出会う家族がいるんですが、ここで父親を演じてたのが
ERのベントン先生役のエリク・ラ・サルで懐かしかったですね。

マーベル映画では珍しくエンドロール後のオマケ映像はありません(‐^▽^‐)