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N式お気楽ライフ

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ガウディ詣では本日も続きます。

彼の設計の個人宅、グエル邸は歩いてもそんなに遠くない。ここから始めるとしましょう。


カテドラルに寄り道。
ローマ時代から続く中心部ゴシック地区、路地にお店やバルがひしめく その中でも中心はこのカテドラルと周りの広場です。
ヨーロッパの都市はなんといってもカテドラルが先づある。
ここも13〜15世紀に150年かけて作ってきたのだそうです。

中は例のごとくこれでもかと豪華絢爛、回廊にはチャペル(礼拝堂)がこれも豪華にひしめいていますが、撮った写真はこれ!

お賽銭を入れて、日本なら線香、ヨーロッパならロウソクを灯しますが、なんと今時は電気式ロウソクになっていました。
チャペルにより、付いている灯の数が違う。
なんだか聖人の人気投票みたいだ…

びっくりしました。
「ドクロと骨」のマークがそこら中にあります。小さい時からジョークだと思っていた!
その下にお墓があるのです。
皆んな平気で踏んで歩いているところがなんだか…
文化の違い、感じ方の違いは大きいです。

王の広場
思ったより小さく、裏庭のようで、一度は間違えて素通り。
隅にある階段は航海から帰ってきたコロンブスがイサベル女王に謁見するのに登った階段です。
この頃のスペインはアラブ勢力を撃退する為、王様たちもあちこちに移動しましています。
このあと行く各地でイサベル女王とコロンブスの逸話が出てきました。

ところでコロンブスはイタリアはジェノバの人。
航海に出る資金をあちこちの王様に無心しては断られ、スペインでも一度は断られたものの、優秀なロビーイストを雇って、スペイン王室からの資金を調達にこぎつけたのだそうです。
スペインにとっては最高の投資となりました。

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10分程でグエル邸にやってきましたが…
「さっきまで降っていた雨で濡れているので、屋根には上がれませんけど…」
エッ!
ガウディの建築は屋根も見たい!

どうするか…

電車で行く郊外にこれもガウディ作、世界遺産のコロニア・グエル教会があります。
電車の駅はこのすこし先のはず。

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スペイン広場から郊外電車カタルニア鉄道に乗って20分、コロニア・グエル駅は無人駅でした。降りたのは我々を入れて3人…
あたりは全く何も無く、まばらな林と野原に駅がポツンとあります。
しかし、駅からグエルまでペンキの足跡が…
辿ると無事に着きました!

ガウディの大パトロン、グエルさんは大富豪で、先進的な考えを持った実業家でもありました。
同時の労働争議を嫌い、自社工場を郊外に移して、そこに従業員の住宅や学校、修道院、教会、生協なども作ったのです。

今もグエル工場はあり、間違って入っていってしまった!
昔はビロードなどを作っていたそうです。
工場そのものも採光などなかなか考え抜かれている印象でした。

コロニア・グエル村の入り口付近。
両側に生協、住宅、医院、修道院などが並んでいます。
修道院は働くママさんたちのための託児所も兼ねていたそうです。
住宅には今も人が住んでいます。

町外れの丘のコロニア・グエル教会にやってきました。

中も外もおよそ直線は無く、単一素材のみ使っている部分も少なく、しかも写真に入りきらず、なかなか説明するのは難しい。

完成したのは地下部分だけ。講堂を礼拝堂に転用しました。

ステンドグラスは外も内も美しい!
周りの鉄柵も美しい!
窓は内側から鎖で開けられるようになっています。
ガウディの設計は採光、通風にも気が配られている。

ここの天井設計の為の「逆さ吊り模型」は前日カサ・ミラ(ペドレラ)の屋根裏でみました。

重力の為、模型が作れないので、逆さに吊った模型を下から鏡で眺めて、設計できるか検討すること10年の作です。
アーチがアーチを支え、それを支える柱も全て斜め…
ここをガウディの最高傑作に推す人も多いというのは 素人ながらうなづける…
この日も明らかに建築家の二人が熱心に話し込んでいました。

これまた直線の1つもない礼拝用のベンチもガウディのデザインです。

ステンドグラスが現代的、かつ暖かい。

ガウディは安価なレンガを使って、大きな荷重を支えさせました。
構造素材としてだけでなく、装飾要素としても使われています。

正面玄関の天井は石やレンガ、タイル片などを貼り混ぜています。
中央は三位一体を表すアナグラム。

これだけの傑作、世界遺産ですが、この日おとづれていたのは、校外授業らしき騒がしい地元の中学生の一団を除くと、我々も入れて7〜8人。
それが、建築家さんも含めてほぼ全員日本人なのです!
旅行していて、日本の人に滅多に会わないのですが、この日は日本人ばかり!
ガウディは人気があるんだなぁ…

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すっかり堪能した帰り道、「もう屋根は乾いたかな?」
グエル邸に念のため寄ってみると、屋根にも登れるとの事。
ラッキー!
ここも世界遺産です。

別邸として建てたのですが、気に入りこちらが本邸となったグエル邸です。
もうもう、こんなでっかくて、重厚豪華な家でくつろげるものなのでしょうか…

内部は来客の度肝を抜く、正統派豪華な家。
凝った箱根細工のような床や、手すりや、その辺の教会より大きな礼拝堂やら…

バルコニーの色使いや形が軽くてホッとする。

雨の後では登れないはずでした!
屋上は、床は平らな所なく波打ち、手すりも殆ど無しで滑ったら落ちていってしまう!
煙突がまたまた可愛らしく、待った甲斐がありました。

レイアール広場の街灯
帰り道、頑張って通り道のレイアール広場でガウディの街灯を探します。
広い広場にいくつか立っている街灯…
「絶対にあれ!」
あはは、我ながら慧眼!
ガウディの初期の作品です。


流石に疲れました。

もうひと頑張り、パエリアが美味しいという古めかしい港の名店セッサ・ポルテスにやってきました。
なんか入る時から気に入らない高飛車な感じ…
お味は?
うーむ、「地球」さん、今度はこの店は外しても良いかもしれません。