ずっと南のメキシコ湾からはまた巨大ハリケーンが北上しかけています。
空路は荒れるのか…
いえいえ、スペインの緯度は思いのほか高く、飛行機は北に弧を描いて飛びました。
出入国の検査の厳しいニューヨークとは異なり、拍子抜けするほどあっさりしたマドリッド国際空港、あっという間に入国です。
そういえば、アイスランドのレイキャビク国際空港では出国時に旅の内容をかなり突っ込んで聞かれ、驚いたものでした。国内一周に使った国道の番号まで聞かれた!
スペインでは集団スリ、白タクなどに注意するよう「地球の歩き方」に注意喚起されていますが、小さな空港にはそれらしきものも見当たらず、ちょうど成田空港のようにビルの自動ドアを出たところにタクシーやバスが並んでいます。
すぐに来た黄色いバスに乗って新幹線のアトーチャ駅に向かいます。急行で二駅目、5ユーロ(585円)です。
ここまではなんともスムース、快適。「地球」さんありがとう。
発車2時間半も前に着いてしまったプエルタ・デ・アトーチャ駅ですが、発車時間、購入日によっても大きく異なる列車料金、おいそれとは他の列車に乗り換えられません。
バグっと大きな駅構内は どこに行けば良いのか…
おっ!SALIDA の文字が!
「Salida 」は「出口」、スペイン語人口の多いニューヨークでは よく英語と併記してあります。
やはり!出発口でした。
携帯画面やプリントアウトした乗車券を見せると、係官がバーコードを読み取り、荷物は全部空港にあるような検査機を通します。
こうして入ると中が全線用の大きな待合室になっていました。
発車30分前、発車ホームのアナウンスがあり、再度バーコードで乗車券を読み取ってもらうと下のホームへ下ります。
うーむ、日本の新幹線と似ているな…
Renfe の新幹線AVE です。
夕飯時に隣り合ったドイツ人の話ではドイツのシーマン社製との事でした。
時速300キロ以上出て、新幹線より快適!
「線路に継ぎ目がないからな…」
きっとあれです、地震が無いから そんな事もできるのでは…
構内に出るなり、パンの良い香りが…
これはスペイン旅行、期待できるな…
「幸せは胃袋から!(N格言)
あはは! 笑みが溢れまくりです。
プロシュートなど並べて、その場でスライスしてはサンドウィッチにしてくれるお店!
最近海岸べりが再開発でニギニギしくなっていますが、そこと旧市街の間のポッカリ空いた穴場でした。どちらまで歩いて2分くらい。
すぐ裏には16世紀の海岸部の石垣が残っています。
位置的に地中海貿易の利益を受けられない貧しいポルトガル・スペインはレコンキスタ(イスラム勢力から国を取り戻す)後、イスラム由来の羅針盤などを用いて大洋に進出して行き、大航海時代が幕を開けます。
旧市街のサンタ・マリア・デル・マール教会にやって来ました。
マール(海)だから、海に出る人たちの安全を願うところです。
14世紀大航海時代のカタルーニャ・ゴシック様式。
初期は航海技術の未熟さや伝染病などもあり船員の生還率は20%にも満たなかったとか。それでも一攫千金を夢見て大きくの人達が海へと乗り出しました。
沢山の人がここで親しい人達の安全を祈った事でしょう。
台湾にも「海母」のお堂があり、多くの参拝者で賑わっています。
東西問わず、祈る心は同じ…
サンタ・カタリナ市場
夕方でほとんどの店は閉じ、閑散としていましたが、ここの魚の新しさと来たら!!
ヒラメにアンコウにイワシに…
ニューヨークの魚売り場ではおめにかかれないようなものばかり。
はやる心を抑えて旧市街・ゴシック地区をぶらぶらします。
飲んでみたら塩っぱい。
「塩っぽいけれど、これはこれで料理に良いんだよ。」とスペイン語・英語チャンポンで話してくれたような…
マグロのタルタル
ついに夕飯です。
サンタ・マリア・デル・マール教会前の酒屋さんがやっているバルラビニャ・デル・セニョール
石畳の広場のテーブルで先づ冷えた白ワインとムール貝。
お隣のドイツから来たカップルはピレネー山脈を車で超えてフランスに行っていたのだそうな。
「いつもは直行便で行くのだけれど、それが廃止になってしまったの。」
バルセロナから車で2時間くらいなのだそうです。
カル・ペップ
行列覚悟のバルです。
ここで本格的に食べようと先程は軽く抑えた。
早く来なくてはいけなかったのに話が盛り上がってしまい、やっぱり行列に並ぶ事になりました。
やっと座ることができました。
今度はリオハの赤ワインとサングリアを飲みます。
メニューはあるような無いような…
待っている間にお客さんの食べている皿をじっくりと研究していました(笑)。
材料を言い、シェフと「炒める?焼く?」などと相談して決めます。
だから知らないものはなかなか食べられない。
食べている最中も人のを見ては「また来て、あれを食べよう!」とか思っている…
粗みじん切りのマグロをカナッペにして食べます。
単に炒めて塩、オリーブ油をかけただけですが、キノコそのものの香りが高く、シャキッと歯ごたえが良い。
チョリソと小豆のポルト煮
海老の塩焼き
アンチョビとオリーブ
となりの人が食べていました。美味しそうなアンチョビとオリーブをパンに載せて食べる。
となりの人が食べていました。美味しそうなアンチョビとオリーブをパンに載せて食べる。
この若いカップルはニューヨークから来たユダヤ系の人達。
ニューヨークのユダヤ料理の美味しいお店も教えてもらいました。
初日からこりゃ幸先良し!














