もりでした。
7〜8組くらいしか泊り客のいない四つ星ホテルコルティイヨ・サリナスはまばらなオリーブ畑と(シーズンを過ぎていて実物は無いのですが多分)ひまわり畑の中に忽然と現れました。
ところが…
宿のフロントのおじ様「アルヘシラスは何にも無い町だよ、2日も泊まらすにカディスに行ったら?」
夜のフロントのお兄さん「僕モロッコから来てるんだ!タンへ(タンジール)なんて観光客用だよ!それよりテトュアンに行きなよ!青い町シャウエンも良いよ」せっせと自分の写真を見せてくれます…
それでなくとも疲れ切っている二人、「タンジール日帰り9時間ツアー」して また翌日車で移動など 考えるだけで気が滅入ってくる。
アフリカに足を踏み入れたかったけれど、断念!
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ところで、今日もバルセロナでのカタルニア独立を願う暴動は続いています。
我々がバルセロナを発った日の午後に始まった暴動です。前に逮捕された人たちの刑が確定したことに反発して始まりました。
その2、3日前のスペイン独立記念日には、老いも若きもスペインの国旗を振りながらニコニコと行進していたのに…
確かに自負心は高く、各案内書も 先づカタルニア語、次にスペイン語、英語の順で書いてありました。フランコ独裁時には使うことを禁じられていたカタルニア語です。
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さて…
アフリカ大陸、タンジールを諦めるなら…
「地球の歩き方」様によると この辺りにあるピレタ洞窟には2万5千年前の洞窟で、線画や陶器が残っているらしい。
スペイン北部の有名なアルタミラ洞窟は保護の為見る事は難しいらしい。
ここは是非とも行かねば!
『自分用の懐中電灯があると便利』
はい!有ります!
ところが宿で聞くと全然知らないと言います。地元では有名ではないのか…
それでもあちこち調べてくれた結果…
「朝10時から2時間ほどは電話が繋がる。見れるのはお昼から。その間に予約して、少なくとも20分前には来て欲しい。」うーむ、管理のおじちゃんひとりで切り盛りしているのかな…
これはハードル高し!
宿の人も場所を知らないと言うし… そもそも洞窟嫌いの人もいるし… たっぷり丸1日かかってしまいそうだし…
原始の線画と対面したかった!
けれど これも 断念!
そうとなれば…
ゆっくり休みたい…
今日はロンダから30分の白い町 サアラ・デ・ラ・シエラをサッと見て、そのそばサハラのリゾートホテルコルティイヨ・サリナスでまったりする事に決定!
辺りは アメリカ西部の山地と景色が良く似ています。馬にまたがったクレージー・ホース(アメリカ先住民の偉大な酋長)が出てきてもおかしくない。
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アンダルシアのあちこちに「白い村/町」はあるのですが、サアラ・デ・ラ・シエラは湖のそばにそびえる山のてっぺん近くにあります。
ウネウネとした登り坂の細い路地の両側に肩を寄せ合う家々。
日本だと「平家の落人村」とか「隠れ里」とか言われそうですが、遠くからでも一目瞭然の白い町です。
何故、こんなところに住んだのでしょうか…
平地に住むのは攻められて危険だったのか、それともこちらの方が涼しいのか…
路地を風が吹き上がり、確かに涼しいです。
サンタ・マリア・デ・ラ・メサ教会
もう教会は見飽きたという連れ合いを残して見に入ります。
バロック様式とネオクラシック様式の入り混じった内装が時代の経過を感じさせます。
ふんだんに使われた大理石や金物細工。こんな山の上まで運ぶのは大変だったでしょう。
入口のお爺さんが握手を求めてきました。両手を握ってスペイン語で熱心に話しかけてきます。さっきのささやかな献金のお礼なのか、愛の告白なのか、頬まで寄せてくる始末!やっとの事で手を解き退散しました。
車で更に行けるところまで行き、いよいよ歩いててっぺんにそびえる城と見張り塔を目指します。急坂を登ること15分、8世紀にアラブ人によって作られた城の跡が見えてきました。
城跡
壁に巣を作った鳩、上は白鳩、下は黒鳩。
崩れた城壁に野生のオリーブの木が寄り添います。
携帯の懐中電灯で照らしながら登ります。
うーむ、この図はどこかで見たような…
規模は大きく違うものの、プラハ城内の庶民が住む一角がこんな風にお店と住居になっていました。
オンタリオ湖がセントローレンス川になるところのカナダ側の町キングストンにある要塞も城壁が兵舎の外壁になっていました。
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7〜8組くらいしか泊り客のいない四つ星ホテルコルティイヨ・サリナスはまばらなオリーブ畑と(シーズンを過ぎていて実物は無いのですが多分)ひまわり畑の中に忽然と現れました。
今日の早朝やっと決めた宿、直前の大割引だったので、こんな贅沢ができました。準備の悪いのもたまには上手くいく…
ゆったりとした敷地に鐘楼やプール、東屋、隠れ庭などが点在しています。
庭の隅にある建物の二階パティオに登ってみました。
なんと!
隣接して円形の闘牛場があります。
パティオの反対側を見下ろすと、屋根の無い個室がいくつもあります。出番を待つ牛達が入るところのようです。
壁の上には通路が作られ、各仕切りの上を歩き回れるようになっています。試合前に客が牛の状態を見たりするのでしょうか?
スペインでは 闘牛は残酷だと少しづつ減ってきているようです。
このホテルの敷地は昔は闘牛場や持ち主の屋敷だったりしたのでしょう。
上手に生かしているなぁ…
それとも今でも使っている?
昔の闘牛シーンを描いたタイル
お待ちかね、夕食。
流石に美味しい料理、今日はお昼も食べていないし、ちょっと贅沢だけれど良しとする。
パヨヨはこのあたりで作られるヤギのチーズです。上品なさっぱりとした中にコクがあります。
スペインではチーズもワインもパンも安くて美味しい!イベリコ豚などのハム類も美味しい!
部屋からの夕焼け空













