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N式お気楽ライフ

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スペイン旅行は今日が実質最終日です。
明日は飛行機に乗るのみ。

日曜日には蚤の市が立つらしい。骨董品も出るというから冷やかしに行ってみよう。

地下鉄は満員、降りたカスコロ広場は向こうが見えないほどの人だかりです。

広場から出る通りの両側に 出店がぎっしりありますが、なんの店だか見えない。隙間は人で埋まり、流れは牛歩で進みます。一旦中に入ると今度は出るのも難しい有様です。観光客より マドリッドの人たちが来ているようです。

ようやく人がバラけ、店が見えるようになりました。
うーむ、残念。
ありきたりの古着屋、バッグ屋、アクセサリー屋などばかりです。

15世紀から続くそうですが、今は普通のストリート・フェアになっているようです。

音楽と踊りのパーフォマンスが一組。

それよりアラブ菓子店の店先の方が気になります。ハチミツやピスタチオを多用したバクラバなどギッシリと並んでいます。

不発の蚤の市は切り上げ、副案の名画鑑賞へと向かいます。
カスコロ広場


マドリッドの地下鉄はトンネルが狭く、車両も小さめ。
乗り降りは自分でドアを開けます。
こんな風にドアに付いたボタンを押す。

椅子は少なく、吊革もありません。吊革は日本以外ではあまり見かけないような気がする。
つかまるようにとバーが設置されていますが、全身で寄りかかる人がとても多くて、なかなか掴まるところが無い。

それでは!と開発されたのでしょうか、車両によってはこんな風に3本に分かれたバーもあります。これなら一本占領されても大丈夫。

ティッセン・ボルネミッサ美術館はプラド美術館に間近い個人美術館で、質量とも世界に名だたる美術館です。

展示は部屋毎に美術史の流れを追うように構成され、オーディオで質の高い解説をしてくれます。日本語ガイドもあり。

地味で見過ごしそうな作品もこうして見ると、美術史の中でのキーポイントとなる事が分かったりして 大いに面白い。

これはブラマンティーノの作品です。様式美の宗教画全盛の時代にルネッサンスの先駆けとなります。15世紀にこんな写実的な絵があったとは驚きです。

ご陽気なおじさんの肖像画でもすぐにゴヤとわかるところが彼たる所以か…
中世の肖像画は動きが無く、様式化されていましたが、18世紀ともなると、このように個人の人間性に焦点が当たる。

これもゴヤ。風景画も美しい。さすが故郷スペインには様々な作品があります。

グッと現代に近寄り、出口に近づくとポップ・アートの展示になりました。
街角のダイナー(軽食屋)を描いた作品、今でもニューヨークの街角にはこんな店があります。

駆け足で、それでもようよう見終わり、プラド通りに出て来ました。

マドリッド三大美術館のもうひとつ、ソフィア王妃芸術センターはついに行かれなかった。あそこの目玉作品、ピカソのゲルニカはずっと昔に見ているので、それで良しとするしかない。
美術鑑賞は疲れるので、とても毎日は行かれません。

この美しい通り、また来れると良いな…
11月目前の街に枯葉が舞い始めました。