※この記事は2011年10月25日の記事の再編集です。
今日もご訪問頂きありがとうございます。
お子様の抱えるトラブルとの関わり方についてのご相談をいただきました。
偶然仲良しのブロガーさんの記事にもお子様のトラブルについてありましたので子供の心についてお話させていただきます。
転勤族だった我が家の娘たちは幼稚園は2園ずつ。
小学校は長女3校、次女4校の転校を経験しています。
転校した時の私の一番の心配といったらなんといっても
ちゃんとお友達できるかな?だったと思います。
3校目の小学校に転校したときのことでした。
お友達作りにいつも苦労する長女にすぐにお友達ができ
ほっと一安心した5月頃の出来事でした。長女が
『ママ、次女ちゃん、お教室でいつも一人で給食食べているよ。
昼休みもみんながお外で遊んでいてもいつも教室で一人だよ』
と言うのです。
前回の転校の時にはすぐにお友達ができ、私や長女にお友達ができたかを気遣ってくれていた次女。
「お友達作りなんて簡単だよ。『お友達になろう』って言えばいいんだよ」
と誇らしげにアドバイスしてくれていました。
その自分が今回の転校先でお友達作りに苦労しているなんて…
次女は私に言えなかったんだと思います。
心配した私は、すぐに担任の先生に電話して、学校での様子を聞き、長女の話以上の『仲間はずれ』の深刻さを知ることとなります。
遠足の時も一人で行動していた事などを知らされ、心配と悲しみや悔しさで途方に暮れた事がありました。
先生も友達ができるように工夫してくれていました。
とはいえ、子供たちに『仲良くしなさい』とは強制できず、先生も途方に暮れていたところでした。
この時、本当に親って無力だと感じました。
でもね。
私の悲しみとこの行動は、次女を深く傷つけました。
次女は、私に寂しさを共感して欲しかったのではなかったのです。
一人でも頑張っている。負けない自分を評価して誉めて欲しかったのです。
まして、上手だったお友達作りに、母親に根回しされるなんて…
私は、次女のプライドを傷つけてしまいました。
私が知ったら自分のことのように悲しむ様子が目に浮かぶからこそ言えなかったんですね。
自分の状況で母親が悲しんでるのが伝わると
子供は親を悲しませている自分を情けない、駄目な子だと感じてしまったり、
行動に自信が持てなくなってしまったりします。
子供の目線と大人の目線は違います。
子供が何を感じているかを感じることが大切だったんですね。
子供は自分の気持ちを知ってもらい、気持ちを共有してもらう事で安心します。
そんな感情を感じていることを認めるだけで、切り開いていく力が宿ります。
子供が大事にしている自己重要感を認めるだけで自信を持ちはじめるのです。
親は子供に降りかかる災難ををずっと見張って振り払ってはあげられません。
世の中に出たら悪や闇にも出会います。
自分で考え乗り越えられる力をつけてあげたいものです。
読んで頂きありがとうございました。
皆様に幸せが伝染しますように。。。。。。