石窯小屋作り | noninomのブログ

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村をつくりたい
DIY、農と食、田舎暮らし、金融、世界情勢、歴史と自分の過去の経験など書いていきます。
農や一次産業に関する学び、栽培記録やデータ、勉強会などの活動も載せて行きます。

2015年秋。

友人のイタリア料理店でお客さんが自分でピザを焼いて楽しめる場所を作りたい!!!

と前年から言い続けていたのを僕が全面協力することになりました爆笑

 

この友人にはキャンプ場で結婚パーティした時も

無理やり料理をみんなに振る舞ってもらったし、

色々迷惑もかけて来てたので。。。

 

ネットなどで色々調べると10m2未満なら法律上の建築物ではないということなので、

僕のような素人が設計しても問題無いようです。多分驚き

※素人のDIYの延長だと思って生暖かく見守ってくださいおねだり

 

しかし「小屋」と言うには明らかにオーバースペック!!!

10年経っても台風でも飛ばないように素人なりに計算して作りました。

スピーカー作りでも活躍しているJW CAD(フリーソフト)で設計。

材料もこれでどれだけいるか計算しやすい。

だいぶ前なので正確に覚えていないけど、

建てる土地の過去の台風での風速が40mくらいで、

屋根にかかる力を基礎の重みで耐えられるようにコンクリートの重量を計算した。。。

大量の木材を我が家に搬入。この写真で半分くらいの柱です。

基礎を手作業による独立基礎としたため柱が多くなっています。

 

この時この古民家に引っ越しして間もなかったので以前住んでいた土地の方でお世話になっていた

材木屋さんから購入した。

スピーカー製作という超少ない材料かつ細かい精度を要求する僕に文句ひとつ言わず、

リーズナブルな価格で対応してくれた「西条木材」さんにっこり

 

「角のみ」は高いのでドリルとノミでひたすら刻む。

凸と凹をひたすら刻む。

毎日仕事が終わったらこの作業場にこもってひたすら刻んでました昇天

2015年9月に移転後のリニューアルオープンだった。

梁と屋根の垂木の加工。

仕上がった柱たちは外に出して保管。

210x105x3443m mの米松の梁は一人で持つにはやっとの重さ

現場で基礎工事開始。

コンパネで作った型枠が入るように穴を掘り

砂利を入れて突き固める

位置や高さを見ながら型枠を次々埋め込み

セメントを練る

そして中に羽子板付きの束石にボルトをアンカーで打った物を入れて

セメントを隙間なく入れ込む

過去に計算したものが残っていました。

 

コンクリートと束石一つ分で約60kg

これが16個で計約1トン。

これに屋根に真横から風速40mが当たると同じくらいの

風圧力になると計算していたようです。

 

いやー基礎工事ってマジで重労働ですぜ魂が抜ける魂が抜ける魂が抜ける

佐官職人!!!になった妻。

 

まかないが異常に旨いんだこれがよだれ

カキフライですぜこれ!

塩を赤ワインとカシスで炒って赤くなったものをご飯にかけてあって

これがまた旨いよだれよだれ

牡蠣小屋をされている「島田水産」さんに牡蠣の香りがする軽トラを借りて

いよいよ現場へ搬送ニヤリ

島田水産では採れたての牡蠣を食べ放題で頂ける

牡蠣小屋が毎年大人気です!!!

国道2号線が大渋滞するそう。

 

 

友人やお店のスタッフにも手伝ってもらいながら建前

合間にここの娘ちゃんとの一幕↑

雨が降ってもいいように屋根垂木を何本か渡してシートを

家の作業場に帰っては石窯の型枠作り

可愛いって褒められるけど最後は窯の中で燃えて役目を終える型枠ちゃんおねだり

垂木を並べたらコンパネ貼って屋根下地の完成

石窯の基礎土台はここの店長が同時進行で作ってます!

28度の傾斜は結構キツくて

親綱(↑のトラロープ)と安全帯なしでは落ちそうだった煽り

 

※注意!!!

同じような事を真似されても一切責任は持ちませんのでご了承くださいm( )m

内容についての質問、相談もかなり過去の事ですのでお答えできない部分が多いかと思います。

是非ご自分で本やネットなどで調べてみてくださいニコニコ

 

こちらの小屋の材料費は約30万程度だったと思います。

 

石窯で焼いたピザは生地がふっくらもちもちで旨い。

焼き方や火加減なども研究を続けて行ってた。

 

 

 

 

年が明けて2016年、

ピザ焼き体験がずっと人気だったのが落ち着いてきた頃に

大勢で押しかけましたwww

生地伸ばしは強すぎると形が悪くなり、

弱いと生地の弾力で元に戻ってしまう。

 

軽く焼いてもらってから具材をトッピング。

十分温めた窯に入れて

何度か位置を変えながら約3分

 

 

よだれよだれよだれよだれよだれよだれよだれよだれよだれよだれ

 

現在の石窯小屋は他の大工さんやお店の店長自身が改造に改造を重ねて、

全くの別物となっています爆笑

 

参考にした本など

 

 

↑印象的な言葉→「市民的不服従。信念に反する法律や圧力に対して攻撃することなく淡々と拒否する」

 

 

↑※この方のHPは何度も拝見しました