薪ストーブの自作 | noninomのブログ

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村をつくりたい
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農や一次産業に関する学び、栽培記録やデータ、勉強会などの活動も載せて行きます。

2015年12月頃の製作記録です。

 

会社で不要になった鉄の箱をもらって帰ってきた 笑

 

簡単に言ってるけどこれ

60kgくらい重さ!

家の作業場(納屋)に持ってくるだけでめっちゃ大変だった氣がする 汗

 

 

しかし厚み3ミリくらいあるこんな鉄の箱買ったら

 

10万~20万円くらい

平気でしそうなので有り難くいただいた。

ふっふっふっふっふ。。。

 

↑早速キモい。

まずは煙突が通る穴を開けた。

これまた簡単に書いているけど天井は3ミリ2枚重ねの鉄板で

サンダー(ディスクグラインダー)や

ジグソー、金切ハサミなどを駆使して冬なのに

大汗かきながら

 

なんとかぴったり煙突の大きさの丸穴を開けた(;-o-) =3 フゥ

 

 

次は足を作った。

 

鉄のアングルとフラットバーを高速カッターで切って

溶接。

 

 

 

アーク溶接の特別教育は一応受けてます。

 

 

次は本体内に道を作る。

 

煙突に直接排気が流れるのではなく道を作って

2次燃焼のための空気を

 

背面から吸い本体内の道の鉄板で温められたのちに燃焼ガスと混ざるようにした。

 

 

 

     ↓この汚い絵のようなイメージだ

 

 

前面の覗き窓には耐熱ガラス(高いから小さいw)と

前面扉と本体の当たるフチにも塗装をサンダーで取った後にガラス繊維の耐熱ヒモを耐熱接着剤でつけたグラサン

 

 

扉に補強のフラットバーを溶接。

耐熱ガラスも鉄板とビスでずれないように抑える。

 

そして耐熱塗料のスプレーで溶接部分を塗装。

 

 

ここで一旦外に出して中で薪を燃やし

燃焼実験をしてみた。

燃焼実験中の写真を撮るのを忘れていた。

 

いや、そんな余裕はなかった。

 

↑これが実験後の写真

そう元々の塗装、メラミンがどんなものかわかっていなかった僕は

事件と言っても良い事態を起こしてしまった。

 

ストーブの温度が上がるとメラミンが燃えて

大量の煙を発生させてしまった!!!ショック

田舎な場所にあわや消防車が来てしまうのではないかというほどの大量の煙が上がって

焦りすぐに消化した。。。

 

みなさん絶対に真似しないでくださいびっくりマーク

 

 

 

 

 

ということで 。

 

↑どうゆう事だ!?

YouTubeでもよく「ということで!」って始まるよね???

あれなんだろう。。。

 

 

 

さて氣をとりなおして、

 

サンダーの歯を塗装剥ぎに変え塗装をひたすら削る!

 

削る!!!

削る!!!!!

 

 

うおーーーーーー!!!!!!!

 

 

ゴホッゴッホ!!!

 

防毒マスクをつけて、スーコースーコー(ダースベイダー風)

 

そして耐熱塗料を塗った。

 

 

 

 そして 

再度燃焼実験。

 

今度はうまくいった。

安心して見ていられた。。。

 

煙突の上を見て欲しい。

ほとんど煙は出ていない!

 

ふっふっふっふグラサン

 

⬆️再度キモい

 

熱で亜鉛の取っ手が壊れてしまったので寸切ボルトと木材で作った

 

高級な耐熱ガラスが割れてしまったえーん

 

 

夜、友人たちとBBQ

いやぁ火っていいねぇキラキラ

 

 

 

部屋の中のストーブ設置場所の準備。

 

 

 貯まった灰を出しやすいよう底を引き出せるようにした。

 

 

そして完成したストーブはおそらく90kgくらいの重さになっていたと思う。

マジでこの場所まで運ぶのが地獄の作業でした無気力無気力無気力

 

みなさん腰は大事にしましょうえーん

 

 

部屋の耐火レンガが足りない所はケイカル板を。

 

 

 

壁に穴を開けてメガネ石を入れ 

煙突を通して蓋をする。

 

↑また簡単に書いてるけど

 

壁に穴開けるとかめっちゃヤバい仕事ですぜ!あなた!!!

 

 

 

まあできる事ならこんな事は良い子の皆さんは真似しないようにしてくださいね無気力

 

割れてしまった扉の覗き窓はホムセンで鍋の蓋を買ってつけた。

 

 

 外の煙突はこんな感じ。

煙突組むのも結構大変でしたよ。

真似しないでね凝視

 

材料費は細かくは忘れたけど4万円くらいだった氣がする。

煙突と塗料、耐熱製品が高かった。

設置場所の耐熱レンガは友人にもらったのでタダ。

 

貧乏なので煙突もシングル。

めんどくさいけど

たびたび煙突掃除屋さんをすれば大丈夫。

シーズン中二回掃除してたけど

一回でバケツ半分くらいのススが出る。

 

 

燃焼中。

ストーブの下や周りにも薪を置いて乾かしながら使っていた。

 

当分の間、隅に残ったメラミンが燃える匂いが臭いし頭が痛くなってた。

 

ドンッドンッドンッドンッドンッ↑マジで危険!!!⚠️ドンッドンッドンッドンッドンッ

本気で真似しないで!!!!

 

後で調べたら一酸化炭素が出てたらしい。

タヒぬところだった。魂が抜ける

 

 

 

燃焼が安定してくると

12畳くらいの部屋でビール飲みたくなるくらい暑くなる。

 

天井にファン付きの電灯をつけたり色々微調整をしながら3年くらい使ってました。

 

黄色いコンテナ1〜2杯くらいを1日に使ってました。

 

 

 鉄筋とアングルの余りを溶接して道具掛けを作りましたニコニコ

 

 

近所に住むセンス良い友人にお洒落な薪入れ用バケツをもらった目がハート(写真右の)

 

 

煙突や耐熱用品はこちらで買いましたダウン(かなり値上がりしてるなぁ、、、円安)

 

 

今回の薪ストーブでは使っていませんが、二重煙突を自分で作る場合に

間に入れる断熱材はグラスウール(触るとかゆいヤツ)を建材屋さんやホームセンターなどでダウン

32Kなどと書いてあるのは密度で、32より上は固くて巻けません。

逆に低すぎるとスカスカなので32くらいがベストと思われます。

 

 

 

何度も本文中に書いていますが、

同じような事を真似されても一切責任は持ちませんのでご了承くださいm( )m

内容についての質問相談もかなり過去の事ですのでお答えできない部分が多いかと思います。

是非ご自分で本やネットなどで調べてみてくださいニコニコ