◆肉骨茶 | のんほい BANGKOK

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生粋の東三河人がタイの首都バンコク郊外、バンボー郡から綴る。

 マレーシアやシンガポールへ出張したら必ず食べるのがバクテー(肉骨茶、Bak Kut Teh)だ。豚のスペアリブやモツなどをハーブと漢方薬ベースのスープで煮込んだものと言えばいいのか?
 もともとは暑い気候の中で肉体労働をする人たちに安価で食べさせるためのいわば苦力(クーリー)食だったとか。そのため麻薬のようなヤバイ成分も入っていたらしい。もちろん現在、ふつうに食べるにはそんな変なモノは入っていないからご安心を。
 現地のエアコンもない店で汗を流しながら食べるのが最高だが、最近では多くの種類のスープの素をスーパーで売っており、それを買って帰って自分で作って食べるのもいい。マレーシアの有名なA1(エーワン)ブランドのスープはタイのスーパーでも見かけるようになった。
 日曜日の昼下がりコトコト煮ながらエアコンを切って汗だくになって食べるのもオツなものだ。
 そういえば以前、發起人肉骨茶餐館(Founder Rou Gu Cha Restaurant)という、シンガポールで1,2位を争う有名な店に連れて行ってもらったことがある。行った時も中国の高官が来るってことでほとんどの席が貸切となっていた。屋外の小さなテーブルに座って食べていたらバスが横付けにされて高官とやらが降りて来ました。でも服装がスーツ姿以外は高官と言うより普通のおじさん、おばさんでした、、、。
 それとこの店の名前、ビジュアル的にも良くないと思う、、、人肉?人骨?、、、。それに来店した有名人と店主が一緒に写った写真が壁にベタベタ、、、これもどうかと?まあ美味しいからいいようなものだが。


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