天気予報では関東でも雪が降ると表示されていたけれど、甘く見てた。
結構、キッチリ降りましたね。

風邪などひいておりませんか?
ワタシは、相変わらずアレなので風邪はひいておりません。

小説の単行本は大きくて持ち歩きにくいので、文庫サイズが好きですが、京極さんの本が分厚過ぎてちょっと難儀しております。
なんなら弾丸すら受け止めそうな分厚さですが、胸元にしまっておけないほどの存在感。

通常の文庫サイズよりちょっと背が高いワイド版というのかしら。
カバーが付けられず、ちょっと恥ずかしい。

今更、電車の中でオッさんが何の本読んでても気になるコトはないでしょうけれど、いつの頃かカバーを付けるのが常だったので、剥き出しだと、少し違和感が御座います。

あ、さて。
身内に不幸があったり、めでたい席にお呼びいただいたりで御座いますが、
不肖、私もこのたび「父ちゃん」になりました。

実は3年ぶりにお芝居に出たりしてたから、実に多様な出来事の1年間。
その後半を過ごしております。

でも思い返して見ても
「何もない1年」なんて
そんなもん、たぶん無いわけで。

奥歯を噛み締めて堪えた時期もあったし、涙出るほど嬉しかったり、
仲間内で腹がよじれるほど笑ったりっていうのは昨年も、その前もやはりあったのだから
連続した瞬間を大事にするコトと、過去の出来事のある部分だけを切り取って特別視することは似て非なるものではないかと、思ったりしてます。

偉そうに言うつもりは無いのだけれど、いつの瞬間も特別なんだってコトは心に携えておきたいと思う。

それにしても、個人的にやらなきゃいけないコトだけは着実に、歳を重ねる程に増えている気がする。

不惑?
知らねぇよそんなもん!
てなコトになりそう。
その不惑ってヤツの風の噂も聞かないもの。
きっと何処かで迷ってんじゃねぇのかな。

『潤平に訪れるべき「不惑」なんですが、なにぶん出遅れた挙句に方向音痴で巡り会えないのです』
なんてことになっていそう。

同窓会でも、なかなか会話に入れないような引っ込み思案だと思うし。
あるいは僕がプレイするときのRPGみたいに目的地と通るべき道順を忘れて油を売り、疲れて辞めるといったコトも多分にあると思う。
横スクロールゲーム万歳。

オープンワールドつーの?
すごく面白いよって有名なタイトルとかオススメされるんだけど、ガイドがあったって迷うもんだから到底、出来ない。
俺からしたら
「3Dでもう充分だからそれ以上、行動範囲を広げて欲しくない」
っていう気持ちすらあるよ。
つっても、最近はゲームすらやってないなぁ…
幾つかソフトは買ってあるけど。
ボタン操作方法をよく間違えるし、ちょっとやってないとすぐ忘れる。
ゲームに対しての愛が足りないのか、オツムに問題があるのかも。
強引なカットインだけど、オムツ替えは比較的、早く出来るようになりました。

眠いので、この辺で。

近いうちに
今年のセミファイナルドカベンズ
 in 板橋 やります。
最近ワタシ、眠りに落ちる瞬間にビクッとなります。
「高いとこから落ちる夢」とかでも起きますアレです。

ビクッとなった後に
また眠りに就く直前にビクッとなるともう、ね。
睡眠に向かう半覚醒状態で、3回目とかそれ以降もあるんじゃないかという不安を抱えるのはラクじゃないッスけど、どうやら
「ジャーキング」という反応らしいです。
※あの美味しいとウワサの『ジャークチキン』とか、釣りの用語のジャークと語源が一緒かは分かりません。

ところで、こないだ。
とてもめでたい宴席の招待をいただき、参列して参りました。
二次会で知り合った方々、名刺とか持ってて会話も、なんだかスゲェの。
投資とか聞こえた気がするけど、全然違うかも。
ともかく、ウンコの話で盛り上がってないのは確かだった。

たぶん僕が最年長だったのかなと思いましたけんどね。
たまたま年齢のハナシになり、運悪くコチラに振られました。
「お幾つなんですか?」
ってね。

いやホント申し訳ない。
自分の年齢と、自分が住んでとこの住所の郵便番号を思い出せないコトが常なのね。
生年月日と、郵便番号以降の住所なら比較的、苦もなく言えるんだけどね。

年齢を上増しで伝えてしまうことが、実はよくある。
童顔ではないけれど、ある時期から顔つきが実年齢に追いつかなくなった。
平たく言えば「若く」見られる
深刻ではないけど、うっすら悩みのタネでもある。

ほら、雑誌とかに載ってる
「仕事がバリバリ出来るうえで、プライベートも充実してるから若々しく見えるアラフォーメンズになる!
氏、曰く特集!!」
みたいなの、あるじゃないですか。

あのケースとは根本が違うわけよ
役者・ナレーター。
アルバイトで正社員じゃない
そんなワタシ、佐藤です。

今回は辛うじて年齢を
滞りなく、そして間違えずに言えました。
※字面にすると、幼児みたい。

で、よくあるパターンの
「マジっすか?じゃ年上じゃないっすか!若く見られるって言われますよね。」
ってなる。
大抵は肩身が狭い思いに駆られて
『ちょっと成長期に栄養が足りなくて、こんなままなのです』
と苦し紛れの言葉を返すのが精一杯なんだけど、
今回はサクッと返しました。

『高卒だからッスかね』


ーー絶句


ゴメンね、従兄弟。
結婚式に呼んでくれたのに、二次会に参加した君の大学の友人にこんな言葉で返してしまったです。
ちょっと間があって厳しい感じの笑い声が起きました。

…まぁ、ホラ。
一期一会とは言うけど、お酒も入ってたし忘れるでしょ。

そんなこんなで、実は地元に帰るとラーメン屋さんにほぼ必ず行くんですわ。
故郷の味ってやつだね。
※披露宴の前に、実はラーメン屋さんを二軒ハシゴしたのは内緒。
(振舞われたコース料理は残さず完食)

そんで次の日。
帰る前に行きたいトコがあった。
同級生のお家がやってる食堂にお邪魔しました。
数年前に訪れたとき、彼は東京で暮らしていると聞いた。
連絡先はずいぶん前に無くしてしまったから、風の便りで伝われば良いなと思い訪問。

前回と同じようにおばちゃんに注文を伝える。

ソースカツ丼と、ワンタン麺

厨房に通す直前に踵を返して
「え、と。
…一人前ずつ? 食べられる?」

美味しく食べますと笑顔で伝える。

そういや少し前に違う店で同じようなことしたけど、一旦厨房に入ってからオバちゃんが駆け足で戻って来たから、コントみたいで笑ってしまった。
普通より、少しだけ食べる量が多いようですが、エンゲル係数とかなんか難しい言葉の意味はわかりません。

そんなこんなで美味しく食べてたら、
「あの…ジュンペイ君だよね?」
っておばちゃんが思い出してくれた
帰り際に伝えるつもりだったので、照れてしまった。
カツを頬張りながら
「そうですエヘヘ」つったら、
同級生が、厨房から現れてビックリした。
今は親父さんと一緒に働いているらしい。

「…変わんねぇな〜」

と言われて、なんだか安心した。
年相応の顔に変わってたら、もしかしたら分からなかったかもしれんものね。
かく言う彼も見た目はそんなに変わってなかったと思う。
お客さんも増えつつあったので、連絡先だけ交換してお店を出た。

嬉しいお呼ばれで、
懐かしい友人と再開できた。

実は、結婚式の参列より2日前くらいに、
食堂に行ったら偶然、お店の電話で久々にハナシをする
そんな夢をみたのです。

そんなコトがあったから、今回は必ず行きたいと思ったんですわ。
縁があったんですね。
えがった。

そんだば。
恩と縁のある方の、作品が展示されているギャラリーにやって来ました、仙川。
携わったアニメーションの上映会が過去にあって、稽古でも来たことあるから、数えてみたら4回くらい来てます。


ところが今回、初めて間違えた。
仙川じゃなくて「千川」に降りてしまいやした。
方向音痴の僕は、自分の直感と記憶を否定する癖があります。
駅前には嫌でも目に入るデカイ銀行があるはずだが見当たらない。
風景も違う。
ということは、改札が…記憶では一個しかなかったが、僕の思い込みだ。
銀行も無かったかもしれない。
もとい。そんなもの、なかった。

と…ココで流石の俺様。
天才的な発想力。
新機軸を打ち出すことになる。

あ、なぁんだ、そっか!
地下鉄と私鉄の仙川の違いでしょ?
なーんだそれなら一安心!
※本当は、副都心線と京王線の違いがあって、距離もすごく離れてる。


いずれにせよ、ほど近いところに目的地もあるんだから
ここはスマホのマップに、
ササッと目的地の住所を入れて検索…

って、ヴォオイ!

「現在地」からギャラリーまで
徒歩で3時間30分
って書いてあるんですけど!

駅から徒歩5分圏のギャラリーが、
地下鉄の出口っていう、多少の変則条件を含めても、三時間超ってどういうことよ!

鼻息荒くして自分の右手からちょっとはみ出た通信機器にむかって
「お宅サマのGPS機能は、本当に大丈夫なんですの?」
つって意地悪なオバサマみたいなキャラで携帯を覗き込んでみたけどね。詰まるとこやっぱ機械ですよ。
愛想も返事もないし、携帯に凄んだ結果が
必死にスマホの匂いを嗅いでるか、
すげぇ近視のヒトみたいだった。
なんなら俺の行動の方が
「大丈夫ですか?」って聞かれるレベルだった。

改めていただいたポストカードをちゃんと見たら
「仙川」って書いてあったのにやっと気付いた。

「あー、そっか、そっちの仙川ね~!」
つって、唐突に大声出しちゃった。
※およそ30分を無駄にしました。

改めて到着した、仙川駅
改札はヒトツで駅前からは銀行の看板がよく見えました。
一本道だろうがなんだろうが、迷う時は迷います。
ところが、今回は問題なく目的地に到着。
なんなら、もういっぺんくらい思い違いの結果、場所が違ってたりするかと思ってたけど大丈夫。
念のため申し上げますが、ネタを作るために迷うわけではありません。
贅沢言えば、穏やかな日々を過ごしたく思っています。

ズブの素人なので良し悪しは全くわからないですが、
展示された作品は、惜しみ無く手間をかけて作られたのだろうなぁと思います。
温かさと愛らしさが溢れていました

ものを作るときに「人となり」が反映されているように思うのは、
すべてではなくて、見る側の思い込みが左右するなのかもしれませんが
そんなこと言ったら
目に映る、耳に入る全ての情報は個人の脳味噌が作り出した幻影みたいなものとか、脳科学の難しいトコでゴチャゴチャあるかもしれませんが
そういうのは抜きにして、個人の感想として素敵な作品を見た。
という言葉でおさめたいと思います。


それから、全く別のハナシだけども
ミュージッシャンsiaさんのPVが毎度毎度、素敵だと思います。
ダンサーのマディーさん(当時、11歳と書いてあった気がする)が最初に出たときはYouTubeの再生回数がスゲェ!つってなんかのニュースサイトがきっかけで見たけど、
実際、見て震えた。
再生回数が5億を超えてるらしいけど、すみません。
遠慮がちに言っても、そのうちの100回くらいは俺です。

なんとなく、パソコンで流しながら作業しようとしたのに、口が半開きで完全に画面に釘付けで、何回も再生してました。
勿論ね、アタシだってアーティストが作った作品を「ながら」で見聞きするのは失礼だと分かってるつもりですのよ。
見てる側が完全に見入るような作品ってのは、理由も解らずため息が出ます。

と、ココで
電車内で数人のコたちが入ってきた

「変な」のに
言い寄られていると
愚痴を吐く
(偶然にも、五・七・五調)

なんだか好意を抱いてるというか
身の危険を感じるような偏執的で粘着質な態度で、ヤバイらしい。
周りにも気を遣っているけれど、生理的に我慢できないようで、呼吸も語気も荒い。

…とか思ってたら、
噂の言い寄っている張本人が車両移動してきたらしく、乗り込んできた。
女の子グループの空気が凍る。
…嘘でしょ?

オッサンの私は、ストーカーって会ったことないけど、多分こういうヤツだって直感した。
2秒で分かった。

読んだ方が気を悪くするかもしれないけど、赤の他人から見ても危ないと思った。

男の言い分としては
『嫌な思いをさせてしまったことの謝罪』のために、
追いかけてきたらしいけど
言葉と裏腹に、自分の思った通りにしか解釈しない様相が伝わる。
こっちが謝罪したんだから、快く許してこれからは普通に接するべきでしょ?
みたいな言い方してる。

件のグループは、なるべく刺激しないようにしながらも友達を守るべく別の話題に向けようとするんだけど、電車の揺れに合わせて顔を覗きこもうとしたりしてる。

俺が当人だったら、その場でウンコ漏らしてでも嫌われようとする。
※その男に介護されそうになったら、ゴリラみたいにウンコ投げる
ヴホ!つって。

というか正直、気を失うかもしれないという恐怖すら感じた。

俺は誰にも迷惑をかけていないなんて思っていない。
この瞬間にも誰かを苛立たせたり、悲しませたりしているだろう

なるべく自分の解釈だけを、誰かに押し付けるようにはならないようにしたいと、心底思った。
ほどなく駅に着いて電車を降りたら、そのストーカー男も同じ駅で降りた。
ウホ!同じ駅かよ!

どうかあの男が1秒でも早く、自分の行動を反省し、悪化したり事件を起こしませんように。
どうか、見知らぬ女の子が、今以上に傷付いたり、怖がらない未来が訪れますように。
と、心底願った。

ひとの気持ちって時として、直接でなくても十二分に暴力的な面があると思い知らされた。

なんか余計なコト書きそうだから、
この辺で。