アクセス元が移動し続ける空母からアクセスを仕掛けてハッキングを行っていた、映画のような事件が実際に起こる時代となった。逮捕されたのは空母ハリー・S・トルーマンの原子炉部門のシステム管理者、ニコラス・ポール・ナイト。共犯者の大学生ら4人とともにハッキンググループ「Digi7al」を結成し、50以上の組織のデータベースにSQL injectionを用いて違法なアクセスをしかけていた疑い。ハックされた中にはアメリカ国家安全保障局、議会図書館、ロス・アラモス国立研究所、AT&T、各種大学や企業などが含まれていました。中でも海軍の人員移動支援システム「Smart Web Move」は22万人が登録しており、このハックによってシステムの一部がダウン。総計51万4千ドル(約5240万円)の被害が発生したと言う。海軍犯罪捜査局NCISはハッキング経路の調査から、外部からではなく軍内部の施設からのハッキングであることを発見しニコラス・ポール・ナイト容疑者をマーク。彼が空母ハリー・S・トルーマンから衛星回線を通じ、ニセのデータベースにアクセスしたことを確認して逮捕したと言う。