情報公開制によりFBIでは、過去に起きた事件やその資料などをネット上の「FBI records The Vault」で情報公開しているが、その中でも最もアクセス数が多かった資料が、「説明できない現象」というカテゴリーの中の「空飛ぶ円盤3機が米ニューメキシコ州で回収された」という資料であると公表した。この資料は、ワシントンの特別捜査官ガイ・ホッテル氏が1950年3月22日に記した「空飛ぶ円盤」という見出しの資料であり。「空軍の調査官の話では、いわゆる空飛ぶ円盤3機がニューメキシコで回収された。形は円形で中央が盛り上がり、直径約50フィート(約15メートル)。それぞれに、人間の形をしていながら身長が3フィート(約90センチ)しかない3体が乗っていた」と記されている。この3体の遺体については更に、「非常に滑らかな金属の衣類を身に着け、それぞれジェットパイロットが使う耐Gスーツのようなものを巻いていた」との描写がある。円盤がニューメキシコで見つかった理由については「政府はこの地域に極めて高性能のレーダーを配備していた」「このレーダーが円盤の制御メカニズムに干渉したと思われる」としている。この資料は1970年代に公開され、2011年にネット上の「FBI records The Vault」に掲載された。この公開された資料により、「ニューメキシコ州のロズウェルに宇宙人が着陸していたことが裏付けられた」と一部の者たちは色めきだったし、海外の大衆紙やメディアはこぞってこのことを取り上げTVで報道された。FBIは世論の高まりを受け、このほど、この資料に「ロズウェル事件」との関連についての新たな注釈を付け加えた。FBIは書き加えた注釈の中で、この資料の日付について、ロズウェルに宇宙人が着陸したとされる年の3年後の日付だと指摘し、「この2つを関連付ける理由はない」とした。FBIが公開した資料のうち「説明できない現象」の項には、このほかにも未確認飛行物体や宇宙船の破片、宇宙人の着陸などを目撃したという記録が数百ページにわたって記されている。