レース中に於けるチタン製アクスルシャフトの破断事故 | 世界珍ネタHunter!

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ネジの加工には切削ネジと転造ネジがある訳だが、普通は切削ネジの方が旋盤で加工出来るしコストも安く仕上げられるのでウチのアクスルシャフトは、全て切削ネジ加工されている。過去のレース中にアクスルシャフトの破断事故が起こっているが、これはチタンの材質的な問題以外にも切削ネジ加工されたシャフトだった事も事故原因の一つとして言われている。問題のシャフトは中央部分から破断したした訳ではなく、ネジ山部分から破断ししてると聞く。シャフト自体が中空化している為、軽量化を狙い極端な中空化した可能性やオーバートルクによる締め付け等の可能性もある事から簡単にネジ部の強度不足とは断言出来ないが、スプリントレーサーではなく事故車両が耐久レーサーで、しかも切削ネジ加工されていたシャフトを使用していた事で色々と憶測が流れた。本来、転造ネジ加工は切削ネジ加工とは異なり、ファイバーフロー(繊維状金属組織)が切断されず、塑性変形によって被加工面が組成硬化する為に、加工後は強い強度を得ることができるのが転造ネジ加工メリットと言われている。簡単に説明すればネジ山が出来る様に型を押し付けるので、鍛造材の様に分子密度が密になり強度的に高くなるって事。逆に切削加工ネジは分子同士の繋がりを破断してしまうので強度が落ちてしまう。だから、64チタンでもクロモリ鋼でも切削加工ネジはシャープエッジ部を無くす為に加工面を綺麗にバフ研磨してショットピーニングする必要がある。最も公道走行や一般スポーツ走行程度なら、殆ど関係の無い話かもしれないけどね・・・。




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