体が突然燃え上がった
衣服だけが船体に焼き付けられた
甲板に体が溶け込んだ
発火した計器から火が移り、火達磨になった
突然凍り付いた(冷凍化)
半身だけ透明になった
壁の中に吸い込まれた
また、生き残った乗組員も精神に異常をきたし、エルドリッジの内部は、まさに地獄絵図の如くであった。唯一、影響を受けなかったのは、鉄の隔壁に守られた機械室にいた、一部のエンジニアたちだけだったと言う。「行方不明・死亡16人、発狂者6人」という、取り返しのつかない実験結果に海軍上層部は、この極秘実験を隠蔽したといわれている。
以上が都市伝説の内容である。しかし、このフィラデルフィア計画に登場する実験艦のエルドリッジは駆逐艦であるが、アメリカ海軍歴史センター、および海軍研究所の調査によれば、エルドリッジは8月27日にニューアークで就役して以来、1943年中には一度もフィラデルフィアに寄港しと事がなく、この事はマイクロフィルム化された戦時日報で誰でもそのコピーの閲覧を請求できる。では、1984年に製作されたSF映画「フィラデルフィア・エクスペリメント」の題材にもなったこのフィラデルフィア計画が都市伝説となったのは一体何故か?それはノーフォークを管轄する第5海軍管区の海軍工廠で行われていた様々な実験を目撃した将兵の証言が、この都市伝説の元となったのではないかと考えられている。


