戦後初のリージョナル・ジェット | 世界珍ネタHunter!

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三菱航空機が独自に進める日本で最初の小型のジェット旅客機で、日本が独自の旅客機を開発するのはYS-11以来40年ぶりになる。MRJ計画の発端は、2002年(平成14年)8月末に経済産業省が来年度予算を獲得するとして発表した30席から50席クラスの小型ジェット機開発案「環境適応型高性能小型航空機」(同時発案に50人程度の小型航空機用ジェットエンジン開発)で、YSXまでの企業各社横並びの事業を取りやめ、積極的な企業が自己責任で開発を推し進めることを目的とした。先代のYS-11がターボプロップエンジンによるプロペラ機なのに対し、今回は噴射式のターボファンエンジン搭載の機体としたのには、1990年代半ばのリージョナル・ジェット革命が影響している。1990年代後半、カナダのボンバルディアとブラジルのエンブラエルが小型のRJを多数発表した。キャビンの騒音が少なく、速達性に優れるジェット機は、中小エアラインに注目され、販売数を急速に伸ばした。RJの成功により、同クラスのターボプロップ旅客機の販売数は急減、これらを生産していた欧米6社の内、4社が2000年代初めまでに旅客機事業から撤退する事態となった。このため当時(2000年代初頭)はターボプロップ機市場が凋落する一方、RJ市場は今後も拡大の見込みが大きく、日本にも参入の余地があると考えられた。計画では、主題の通り環境面に配慮することが第一義とされ、機体は最先端複合材を多用して軽量化、空気抵抗を減らして高性能化、プロペラ機との比較でネックとなっていた燃費効率においても従来型よりも格段な燃費の向上で運航費を大幅に削減し、比較では遜色のないレベルを実現した。最新の情報技術をふんだんに取り入れた操縦システムを採用して操縦を容易にするものとした(下記HUDを参照のこと)。開発期間は2003年(平成15年)度から5年間、開発費は500億円を予定し、その半分を国が補助するとした。機体にはお家芸の複合材を始め日本最新技術を結集しており、機内内装座席にはマツダ系列企業のデルタ工業と共同開発したスリムシートが採用され、これは日本独自の三次元立体編物技術を使用し、従来のウレタン製座席よりも薄くすることが可能であり、座席の前後の間隔に余裕を持たせ、従来より足元の空間を広々ととれる。また体にかかる圧力を分散させ、通気性にも優れてる事から初めて自動車技術を航空機技術に転用している。ジェットエンジンは、騒音公害によってジェット機進入が制限されている伊丹空港への乗入れをねらうために、プロペラ機並みの低騒音が重要視されている。GEと三菱の間でも交渉が行われている。想定されるエンジンはCF34-10クラスだが、三菱は同エンジンのコアを改め、空力的な再設計やホットセクションの材質改良など、大幅な改変を望んでおり、妥結には至っていない。エンジンについては2008年10月現在、プラット・アンド・ホイットニーGTF(PW1000G)を採用予定であることが公表されている。




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