「こちら、ポルト・アレグレ空港の管制室。当空港に着陸する場合は着陸許可が必要です。」「そちらの航空機目的を明らかにしてください。」
「……」
「応答してください。」「応答してください。」
未確認機は一切の管制指示を無視して飛行を続け無許可の間々滑走路へ進入し強行着陸を行った。航空管制を無視し滑走路に無許可着陸を行った機体に対し空港警備職員が捜査の為に機内に入るとそこには乗客が座席に座ったまま白骨化しパイロットまでもが操縦桿を握った状態で白骨化していた異様な光景だった。空港へ着陸した未確認機は、1954年9月4日に西ドイツのアーヘンからポルトアレグレに向けて飛び立ったサンチアゴ航空513便であり、離陸後に大西洋上で行方不明になっていた。513便は35年もの間、この世ならぬ不可解な空間を飛び続け、乗員乗客が白骨化しながらも飛行を続けついに目的空港に到着したのだ。超常現象研究家のセルスー・アテロ博士によれば、サンチアゴ航空513便は、「ほぼ確実にタイムワープして消えたのだろう。他に説明できない」という。
しかし、1954年の9月4日に事故を起したとされるサンチアゴ航空は実在していなかったとう事実が判明している。日本で最初に具体的にこの事件を紹介したのは学研のオカルト雑誌「ムー」であり、1990年3月のことである。その後、2001年9月1日に「USO!? ジャパン」という番組にて放映され、原因不明の「逆バミューダ現象」として紹介されたことから日本でも広く知られるようになった。
番組制作会社は「ウィークリー・ワールド・ニュース」紙に掲載されていた記事をベースにしたのであろう。
