柳家さん喬独演会「雪の瀬川」 | コスメときもの 雑記帳

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柳家さん喬さんの独演会へ。

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わたしの好きな噺家さんは後にも先にも単独首位で喜多八師匠。亡くなられて以来なかなか落語を聴きに行けなかったのですが、最近ようやく持ち直した気がします。喜多八師匠の落語、もっと生で聴きたかったですねぇ。

さん喬さんは古典落語がお得意の方で、しみじみとした語りと力演のメリハリが素晴らしい方です。

三鷹の会場は、新しくて綺麗でしたが駅からの道が真っ黒でドキドキしました。
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安定の時そば(師走ですなぁ)からの「雪の瀬川」   仲入り挟んで大作とは嬉しい。
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雪の瀬川はすごく良くて、余韻を味わいながらそっと帰りました。


受け止め方は観客次第なので色んな解釈があると思いますが、今回の「雪の瀬川」は心中したのかな…と感じました。


あの時代にただ足抜けしておいてそのまま近辺で暮らすなんてあり得んとか、ぼんぼんの方も2人で暮らせるよう算段をする訳でもなし。ハナから瀬川に一目会えればそれでいいとか言っていて、元々その覚悟だったのでは?など理屈もありつつ。さん喬さんの語り口自体がそうなっていたように思います。そして、それがとても良かった。

実は道行とか心中ものが苦手なわたしですが、さん喬さんのはあまりにも美しかったので…。哀しい気持ちにはなりますが、余計なことは考えず、じっと情緒に浸ることができました。


とか言いつつ、文楽のために買い込んだお菓子も活躍しましたよ。黒糖アーモンド美味しいです
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また行こう♪
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