手持ちの帯がしっくりこなくて、持て余し気味だった着物↓が
ようやく着こなせた気がします。くすんだ色味の蔦模様の小紋。
塩瀬の染め帯です。前の柄、関東巻きだと扇が出ますが
それだとお太鼓と一緒の柄なので、あえて関西巻きで
別柄を出しました。
帯揚げは平織りの羽織から取ったはぎれです。
朱色が帯とリンクしてイイ感じ。
帯締めはグレープ色の幅三分（帯留用ではない）の帯締め。
単衣に近い時期なので、気分で細い帯締めにしました。
お太鼓の柄。最近、とみに古典柄が好きだと感じます。
研ぎ澄まされ、淘汰され、多岐にわたるモチーフが
嫌みなく組み合わさっているのが、スゴイ。
もちろん、ゴッテゴテで嫌みのある柄付け（笑）も
個別にはあるんだろうけど、大体が「飽きない」っていうのはホントだなぁと。
この濃淡が、後ひと匙の味わいをプラスしているような気がします。
もうすぐ暦の上でも単衣解禁！
