檀れいの着物姿…江木良彦さん、スゴイよ! | コスメときもの 雑記帳

コスメときもの 雑記帳

好きなものを、好きなように、好きなだけ。

「にっぽんの芸能 花鳥風月堂」(NHK)で見られる
檀れいの着物がちょっと面白い。

調べてみたら、スタイリストが江木良彦さんという
有名な方だそうです(松竹衣裳に所属していたので
歌舞伎の衣装に造詣が深く、現在はフリーで「伊右衛門」の
宮沢りえ、「ビエラ」の小雪の着物などを担当)。どうりで…。

●第五話 白浪五人男
こんなに大胆な墨流しの着物を、こんな風に着るのか、と
まじまじ見てしまった1枚。半衿・帯締めに至るまでびしっと
カラーコーデされています。タイトなヘアアレンジが正解。
CIMG6753.jpg
HPの衣装説明によると;
「白浪五人男」の“稲瀬川勢揃いの場”では、五人の男たちは
男伊達をいかんなく発揮、観衆を陶酔させていきます。 五人男の
きものは、青紫縮緬地に大胆な図柄を基本に、各々の役柄に
合わせた工夫が凝らされ、その衣裳を見るだけでも楽しい舞台です。 
「花鳥風月堂」では檀さんに、きものは緞子地に墨流しを波に
みたてた紫の小紋のきものを、帯は黄土色塩瀬地に七宝柄染めの
丸帯を合わせてみました。五人男の鯔背(いなせ)を感じて
いただければと思います。
CIMG6754.jpg

●第四話 勧進帳
この着物、好きだなぁ。半衿が白に見えますが、実際は
白とレモンイエローで染め分けてあって、レモンイエロー地の
ところは絞りが入っていました。可愛かった。
CIMG6756.jpg
またまたHPより;
「勧進帳」には、何度見ても感じる日本人の心象風景が
描かれています。いろいろな思いをかかえた弁慶・義経主従の
逃避行、富樫の温情など…。日本人にとって、「勧進帳」は心の
古里とも言えると思います。今回は強く一本気な弁慶と、
強い中にもやさしさを秘めた義経をイメージし、縮緬地に白と
青緑の棒縞のきものを選んでみました。「勧進帳」は、市川家の
十八番ものでもあることから、帯は市川家の紋でもある牡丹、
黒地に大胆な大きさで織り込んだ袋帯を合わせました。
CIMG6757.jpg
弁慶と言えば弁慶縞(弁慶格子)を思い出すところ。
でも、安易に流れないのが素敵です。

番組としては、この「花鳥風月堂」の後に南野陽子が出る
芸能百花繚乱」が続いていて、こちらは日舞や邦楽を
解説付きで見どころ・聴きどころを見れるもの。
先日日舞を見て興味がわいたところなので、こちらも
面白く見ています。ただ、南野陽子も着物を着ていますが
スタイリストが違うみたい。全然、よくないの…。不思議なくらい。

「金麦」でコビ媚な檀れいでも、素敵に見える 笑
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ