人の話が聞けない根本的な理由 〜聴く力1〜 | のんコ* ジャパン

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いつもありがとうございます!塩見典子です。人生は一本の映画のようなもの。観術に出会い 人間の無限の可能性と尊厳性・日本のミッションを確信し、和心で世界を結ぶ基軸教育を日本から発信する JAPAN DERAMに取り組んでいます。 〜ご縁に感謝して〜

こんばんは!塩見典子です。

皆さんは、人の話をちゃんと聞けていますか?

わたしは最近、長時間の打ち合わせで、集中して話を聞いて理解しなければならないシーンがよくあります。

最初はいいのですが、時間の経過とともに集中力が弱くなり、フッと考えのお散歩に行ってしまいます。

皆さんも、「うん、うん」と頷きながら、全く違うことを考えてしまっていることってありませんか?

わたしも、ハッと気づいて話に戻ってくるのですが、空白の数秒間に話が進み微妙につながらない。

以前のわたしは、お散歩していたことにすら気づかず、「きっとこういうことかな。」と曖昧に理解して、トンチンカンな返事をしてしまうことがありました。

しかし、最近はお散歩すればすぐに自己申告します。

「ごめんなさい。今お散歩してしまったので、もう一度教えてください。」

普段の会話の中でもお散歩してしまうことがあるので、相手をびっくりさせてしまうことがあるのですが、自己申告のおかげでトンチンカンな返事や行動が随分減りました。

考えのお散歩は、実は、自覚がある無いに関わらず殆どの人がやっています。

この考えのお散歩をしてしまう大きな原因は、脳の認識のクセにあります。

詳しくはNR1dayセミナーでお伝えしていますが、脳は部分だけ、違いだけをとって過去とつなげて有限かして、その瞬間を認識してます。

ですので、人の話を聞く時、話の一部分をとって、違いだけをとって比較しながら、自分の知っている過去の情報データーとつなげて理解してしまいます。

単語ひとつから過去の記憶や考えのデーターが呼び出されてお散歩してしまうのです。

だから、脳の認識のクセを超えた、全体、共通、今ここ、無限の世界を認識できるようにならない限り、無意識で考えのお散歩を繰り返してしまうのです。

人の話をちゃんと聞けるようになるためにも、脳の認識のクセから自由になる必要があります。

明日は、脳の認識のクセから自由になり、自分の知っている世界から自由になることの価値についてお話ししたいと思います。

それでは、おやすみなさい!

塩見典子