こんばんは!塩見典子です。
昨日に引き続き、言語の本質について考えてみたいと思います。
人間の観点を超えた、新しい言語とはどのような言語でしょうか?
現在、私たち人間が活用している言語を大きく分けると、現象に名前を付けて暗記して活用する「暗記言語」と、現象をこえてより抽象度の高い世界を記述できる「数学言語」があります。
暗記言語の土台は、人間の五感覚(目・耳・鼻・口・皮膚)脳の認識出来る現象世界ですので、そもそも偏った概念になります。
今、皆さんの目の前にいる人は本当に実在しているのでしょうか?
私たち人間が可視光線の粒子の反射をキャッチする目を持っているから、目の前の相手をそのように認識していますが、もし、人間の目がX線や、赤外線の粒子の反射をキャッチする目を持っていたとしたら、どのように認識するでしょうか?
少しでも感覚器官や脳の構造が変われば、全く違う世界を認識するようになるのです。
人間は人間の五感覚脳の観点で人間の世界を認識していますし、犬は犬の観点で犬の世界、カエルはカエルの観点でカエルの世界を認識しています。
同じ人間の中でも、AさんはAさんの観点で認識し、BさんはBさんの観点で、今ここを認識しているのです。
みんな、其々の観点で今ここを認識し、自分が暗記した言語のイメージを使って意思疎通を図ろうとするので、厳密に見れば話が噛み合っておらず、噛み合っていると思い込んでいる事が殆どなのです。
では、どうすればあらゆる観点を超えたメタ(高次)認識が可能になるのでしょうか?
Aさんの観点もBさんの観点も人間の観点も犬の観点も、全ての観点を貫いて疎通可能なメタ認識の為の、言語の条件とは何でしょうか?
それは、観点が無いところから観点が生まれる仕組みを説明できる言語であることです。
全ての観点が生まれる仕組み、観点のOf(素材)By(仕組み)For(目的)を説明できる言語が、Noh Jesu氏が開発した『イメージ言語』です。
人間の観点をこえた『イメージ言語』は、現在は認識セミナーでお伝えしています。
『イメージ言語』と、あたらしい言語から始まる無限の可能性を、ぜひ感じてみてください!
塩見典子