おはようございます。塩見典子です。
本日は台風ですね。皆さまお気を付けください。
さて、誰かとコミュニケーションを取る時に、「この人はちゃんと私の話を聞いてくれた。」と心から安心出来ることって、実は少なくないですか?
話をしていても、いつもその人の観点で意見が返ってきたり
うんうん、と仕草は聞いてくれているように見えても、心が伴っていなかったり
人の心の内をそのまま聴くって、本当に難しいことなんです。
私も以前、よかれとおもって、後輩に自分の観点から一生懸命アドバイスをしたことがありました。
クライアントの問題を解決したいと、一生懸命耳を傾けたことがありました。
しかし、いろんな失敗を通して行き着いた結論は、その人と「共に在る」ことでした。
心から人を愛した時に見えてきた答えです。
条件や状況、言葉や行動ではなく、その人の存在そのものを100%受け入れ、愛す時、ゆるがない信頼関係・心の道が構築され始めるのです。
しかし、現実にはなかなか難しいですよね。
実は、難しいのには原因があるのです。
これが、一人ひとりが持っている経験による固定観念と
人間共有の、五感覚と脳による固定観点の問題が実は大きく影響しているのです。
この人間の根底に在る固定観念、固定観点の問題を解決することによって、自分も相手も絶対肯定ができ、尊厳あふれる生き方・関係性の構築が可能になるのです。
存在そのものの神秘を共に喜び、感動し、応援できるようになるのです。
固定観念、固定観点についてはまた改めて。
それでは、今日も素晴らしい一日をお過ごしください
塩見典子