2023年11月 ルアンパバーン 早朝から托鉢の光と闇? 表と裏?を見た気がした。   | のんちきのJALマイル空と陸で貯めて海外旅行に行こう

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2023年11月に連休と有給休暇を利用してラオスのルアンパバーンに行って来ました。

 

なお、このブログではルアンパバーンまで何故か長い道のりですが、

一般的にはバンコクやハノイ経由で行くこともできます。

 

ルアンパバーン2日目です。

 

ルアンパバーンの主な観光?の一つに托鉢の見学があります。

ルアンパバーンだけでなく、仏教国であるラオスの都市では、托鉢が毎朝行われているようです。

 

今回は、その托鉢の光と闇 裏と表 を感じた件について書きたいと思います。

 

托鉢というと、どんなイメージでしょうか?

修行中のお坊さんが、街を歩きながら、その日に食べる食事を分けてもらう。。

そんな感じでしょうかね??

 

私なんか、籠の様なものに、食べ物をどんどん入れられて、

ぐちゃぐちゃになってしまうのではないかと不思議に思っていたそんなレベルでした。

 

ではルアンパバーンで行われている、実際の托鉢を早起きしてみに行って見ましょう。

 

まだ、うす暗いなか托鉢の準備が進められています。
毎日、こんな風に托鉢ルートの表の道には椅子がセットされるようです。

 
そして、椅子を並べた道の反対側には、このようなお店が

 
売っているのは、お菓子のセットと

 
ご飯です。

 
料金はこんな感じで、決められてきるようです。

 
それを買った観光客が椅子に座り、僧侶をお待ちします。
 

 
私は、托鉢がここまで観光化されているものとは知らずに、ちょっと引いてしまいました。
 
暫くすると、僧侶たちがやってきて、籠の中に先ほどのお菓子やご飯を入れて貰っています。

これでは、修行というより、まるで観光の一貫のために托鉢をしているのでは・・・

 

しかも、先頭の僧侶にはどうしても多くのものが入れられて行きます。

 

これでは直ぐに満杯になってしまう。。。。

どうするのだろ???

 

 

すると、托鉢ルートに設置されたかごに。。。。

 
投入。。。。。

マジか。。。。。。
 
どうなるのだろう????
 
托鉢のイメージがどんどん崩れます。
 
そして、籠が満杯になると、僧侶でもない普通のおっさんが

回収していきます。
 
 
おっさんは、バイクに乗ってどこかに消えていきます。

 
私の中で、終わった!
そんな風に思いました。
 
興味を無くし、ホテルに戻ろうかと思いましたが、もうしばらく、托鉢について行くことに

 
なんとなく、雰囲気が変わって来ました。
観光客メインから、少しづつ地元の人や子供も

 
そして、観光客のいなくなった裏路地にはいると
お子さんがビニール袋を広げ、そこに観光客が入れた、お菓子やご飯をいれてあげていました。

 
あ~、途中でホテルに引き返さなくて良かった。
あのままホテルに引き返していたら、日本に帰ってなんと言っていたのだろう。。。。
 
さらに、進むと地元の人が、家の前で僧侶を待っています。

 
一部は、観光化され、商売の一部になっている托鉢ですが、
まだまだ、きちんと機能しているのだと感じました。
 
多分、あのビニールで持ち帰られたお菓子やご飯も選別して、
お菓子は翌日にまたおばちゃんたちの商売道具に
ご飯は、僧侶たちの胃の中に入っているのだと思います。
 
なんとなく、托鉢の光と闇、表と裏をみた気がしました。
そうだ、ラオスはアジア最貧国のひとつなんだと改めて感じた托鉢見学でした。
(←私の個人的な思いで、実態はどうだかは定かではありません)
 
托鉢を見学を終えて、
 
雄大なるメコン川の合流地点でボ~っとしてから
 
一旦宿に戻るのであった。

 

 

つづく。