「サンクチュアリ-聖域-」 | みのるブログ

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週に1、2本映画を観て皆さんにあまりネタ晴らしせず紹介できたらなと。昔の古い映画や最近の映画、ジャンルは問わずにその時の気分で観ていきます!

 

【監督】
江口カン

【脚本】
金沢知樹

【公開日】
2023年5月4日(すべてのエピソードを同時配信)

【配信時間】
エピソード1…60分
エピソード2…48分
エピソード3…50分
エピソード4…52分
エピソード5…54分
エピソード6…54分
エピソード7…65分
エピソード8…31分

【ジャンル】
オリジナルWebドラマ/相撲/ヒューマンドラマ/スカッとする/気骨がある/エキサイティング

【キャスト】
一ノ瀬ワタル…小瀬清/猿桜
染谷将太…清水
忽那(くつな)汐里…国嶋飛鳥
きたろう…小瀬浩二
余貴美子…早苗
ピエール瀧…猿将親方
小雪…花
住洋樹…静内
寺本莉緒…七海
金子大地…村田
松尾スズキ…犬嶋親方
おむすび(OMUSUBI)…馬山親方
佳久創…龍貴
岸谷五朗…龍谷親方
仙道敦子…弥生
笹野高史…伊東
中尾彬…熊田
田口トモロヲ…時津
毎熊克哉…安井
澤田賢澄…猿谷
石川修平…猿空
義江和也…猿河
小林圭…猿岳
めっちゃ…高橋
菊池宇晃…石原

【あらすじ】
「土俵にはカネ、地位、名声、オンナのすべてが埋まっている」

板前の父親が借金で寿司屋を潰し、母親は呆れて出て行った。貧しく崩壊した家庭で育ち、荒れ果てた生活を送ってきた主人公の小瀬清は猿将親方に力士としてスカウトされ、お金欲しさに相撲界へ飛び込む。

しかし、そこには大相撲の古い慣習やしきたり、先輩力士たちのいびりに舞台裏で渦巻く権力闘争、”化け物”と称される最強力士・静内など、誰も壊せなかった強固な壁が立ちはだかる。
 
【感想】
5つ星評価:★★★✬ 3.5 相撲部屋のリアルが見れる

最初から圧倒されました。
相撲部屋というのはこれほど厳しい場所ということ、
殴ったり蹴られたり髪を掴まれたり罵声を浴びせられたり。

アウトレイジかな?と思いました。


序盤は結構家庭崩壊のシーンなど、苦しいシーンが続くので子供には見せられないかな…
先輩力士からはかなり酷めにイビられるし。

しかし、土俵の清掃、土俵中央への盛り土や神主への作法など、
あまりテレビでは見られない1,500年以上の日本の伝統文化が見られる。


そしてこの映画、というかドラマだったんですね。
ネットフリックスで観たのですが、なかなか終わらないな…と思ったら、
全8話だったらしい。
1話あたり60分ぐらい。
一気見しようと思ったのですが、エピソード5の途中でストップ。
それからバタバタしていて、1か月後ぐらいからやっと続きを観れました。


ピエール瀧さんを久々に見られて良かったです。
厳しい役柄なのかな、と思いきや、やはりそこは親方。
弟子達を勝たせたいという気持ちは本物で良かった。

猿谷の最後も良かった。
「お前はこれからも、俺の自慢の息子だ。」
という親方の言葉に咽び泣く姿に、こちらもボロ泣きしました。


そして一ノ瀬ワタルさん、恐らくこの映画が代表作になると思われるほど、
ハマり役でした。
元プロ格闘家でキックボクサーをやっていた時の辛い経験が、
役柄や表情に出ていると思います。
今後のご活躍を期待しています!