運動会の季節になりましたね!
ゆうくんの学校では 今週末に行われます。
運動会に対しては
今までも いろいろな思いをして来ました。
幼稚園の頃はまだ
私も 受け止めることが出来てなくて
運動会で みんなについていけず
明らかに
周りとは違う動きをしている姿を見るのも、
そんな状態なのに
周りのお母さんから
〝ゆうくん、頑張ってるね〟
と声を掛けられるのもツラくて
真っ直ぐに
ゆうくんを応援出来ない自分がいました。
〝頑張っているゆうくん〟ではなく
ゆうくんを見ている自分優先だったんですね。
今なら
もっと褒めてあげれば良かったと思いますが
あの時の私も いっぱいいっぱいだったので
〝大切な経験〟として 刻まれてます...。
小学校に入学し 支援級に入ったことで
何か吹っ切れたのか、
運動会では
〝うちは支援級だから〟と割り切れて
幼稚園の時の、
あのツラくて 悲しかった気持ちは
なんだったんだろう...と思うぐらい、
周りの子があまり目に入らず
頑張っているゆうくんを
真っ直ぐ 応援できるようになりました。
ゆうくんは 特に変わってないのに
私の受け止め方次第で
こんなにも見え方が違うんだと衝撃でした😅
小学校の運動会も 中学校の体育祭も
支援級にいると
通常級に混ざって 一緒に競技に出るのですが
それに関しては 少し思うこともあります。
ダンスとかならいいのですが
競技となると 勝ち負けがあり
そうなると どうしても
〝勝ちたい〟と思う子どもにとっては
支援級の子は
足を引っ張る存在になってしまいます。
実際に 小学校でもありましたが
通常級の子から練習中に
〝こいつがいるから勝てない〟
〝うちのチームはハズレだ〟
〝運動会、休めば?〟
なんて言われて 精神的なストレスとなり
練習期間中 学校を嫌がる子がいたり
嘔吐が続いてるなんていう子もいました。
支援級の子ども達は
〝分かってない〟と思われがちですが
実は まったく反対で
過敏で デリケートな子が多く
深く傷ついていたりします。
練習期間中 緊張からか食欲がなくなった、
学校を嫌がるようになった、
落ち着かなく 精神的に不安定、
多弁が半端ない、
自傷や他害が出始めた、
夜になると熱が出るなど
普段とは違う行動が出る子が増えます。
学年が上がれば上がるほど 周りが見えてくるし
周りと自分の違いも感じて 葛藤も起こります。
支援級の子ども達にとっては
かなり負担の大きい行事だと思います。
子どもだけでなく 親も運動会当日
近くにいた人が
〝あの子、障がい者だよね?〟と
自分の子を指差し
話しているのを聞いてしまったとか
競技中に
〝支援級の子がいたら勝てるわけないじゃん〟
という言葉を耳にしたとか
実際その通りなんだけど
親としては 地味に刺さり
悲しくなってしまいます...。
通常級の中に〝混ぜてもらっている〟感じが
親にとっても心苦しかったりするんですよね。
運動会での思い出も作ってあげたいけど
競わせる競技に 支援級の子も混ぜることは
本当に必要なことなのか、
それには
周りの子ども達からの
理解やサポートが必要だという事を
先生方にも 深く知っていて欲しいです...。
障がいの特性があっても
みんなと参加できたという経験が
大切なことだと思うけれど
その認識を通常級にも広めて欲しい。
それも大切な教育だと思います...。
〝みんな違って みんないい〟社会を作るには
そういう所から...、ね。
寛容な社会は
みんな 生きやすくなると思います✨