学校行事もそうだけど
学習に対しても
どこまでやらせるのか、
どこまで求めるのか、
悩み始める時期があります。
教えても なかなか定着しない、
勉強そのものを嫌がる、
じっと座って学習に向かうのが困難など
みんなそれぞれだと思うけど
ある時期になると
〝限界〟が見えて来る感じがして...。
親としては ある程度
生活出来る程度の知識は身につけてあげたいし
今 ここでやめることは 
子どもの可能性を諦めてしまう事になりそうで
それも怖くて。
療育に対しても 学習に対しても
ほんとに葛藤しながら ここまで来たけど
今 思うのは
結局 無理なく進めていくことしかないなって。
嫌だというのを ムキになって
言い合いになってまでやらせても
そういう時は 頭と心が硬くなってて
まったく入っていかなかったり
すぐに忘れてしまったり。
頑張っても報われない...💧
学習の量を減らしたり
間違えた所は 親が消しゴムで消してあげるとか
柔軟に スモールステップにしてあげたり、
そもそも 楽しくやれる工夫をしてみたり、
小学校入学と同時に
ルーティンとして 学習習慣をつけて
淡々とこなすように導くか...。
いずれにしても
親のサポートは必要になるよね。
学習は 低学年までは単純に進めて来たけど
学年が上がるに連れて
生活するのに必要なことを考え
それを優先して
順番に進めていくようになりました。
ゆうくんの場合は 
数字の概念や簡単な計算を進めて来て
今は 生活に根差した文章問題を、
漢字は書けるより読むことを優先。
気持ちや考えを整理する練習にもなるし
興味のないことに対する記憶が怪しいので
その日を振り返ることも いい勉強になるかなと
日記なども書いています。
あと ゆうくんは地図にも興味があるので
いろいろな都道府県のガイドブックや
路線図もおいてあって
時々 ゆうくんはそれを見たりして
今では 
都内の乗り換えはバッチリ頭に入ってます。
興味のあることに対しては
思いがけない力を発揮しますよね。
年齢を重ねるごとに
自然と 机上の学習より
体験を通した学びの方が
必要になっている感じで。
結局は お金の管理や買い物、出来れば料理、
自分で出掛け 目的地に辿り着ける、
困った時に 適した人に声を掛け聞く、
症状に相応しい病院を選んで行く、
ATMを使うなどなど
生きていく為に必要なことがあって
通常発達の子は自然に身につくようなことも
ゆうくんのように知的障がいのある子には
1つ1つ教えていかないといけないからね。

きっと学習や療育に対して
〝どこまでやらせたら...〟
と考えるようになったというのは
成長によって 今が変化する時で
少し全体を見直しするタイミングなのかなと。
新たに見えて来た事や
やっている事に
違和感が出て来たってことだもんね。
知的障がいのある子とない子では違うと思うし
〝こうでなきゃいけない〟
〝こうしなきゃ〟というマイルールに縛られず
通常級の子ども達の学習進度にもとらわれず
その時 必要だと感じることを
焦らず イライラせず😅 
お互いのペースで 進めていくことが
子どもとの信頼感も深め 
定着にも繋がっていくのかな。
...と書きながらも
それなりに 根気がいることは変わらないし
若くもなく 乳がんにもなった私としては
教えなくちゃいけない事がいっぱいで
焦ってしまう時もあるんだけどね💦
これが 現実...😅




↓お時間のある時に ぜひ💕