昨日は 支援級で

〝6年生を送る会〟が行われました。

下級生が内容を考えて 準備してくれました。

椅子取りゲームや アタマおしりゲーム、

大きなトランプの神経衰弱など

その時に使われる曲も

6年生が好きな曲を選んでくれて

みんなで いろいろなゲームを楽しんで。

ものすごく盛り上がって

やっている子ども達も 見ている親も先生方も

みんな笑顔。

ほんとにたくさん笑いました✨

その後は 先生方が

6年間をスライドにしてくれて

みんなでそれを見ました。

普段 ずっとそばにいると

身体的な変化には 気付かないこともあるけれど

1年生の頃の姿は 

本当に小さくてあどけなくて。

それが 学年が上がるほどに身長も伸び

少しずつ 顔つきも変わって来て。

あっという間に卒業だー、

なんて思っていたけど

子ども達は こんなにも成長していたんだと

なんだか じんわり...🥹

すると ゆうくんも独り言のように

〝寂しいねぇ〟と言い出しました。

その後 6年生1人1人に

在校生がお別れの言葉を言い

6年生も みんなへのメッセージを送る時

ゆうくんの笑顔が消え 声が上擦り 

表情も なんだか堪えているような、

厳しい顔つきに見えました。

そして最後に みんなで写真を撮ろうとなった時

手で目を擦る?涙を拭う?ような姿が

見られました...。

...泣いてる...?

か、もしかして花粉症で目を擦っただけ??

離れていて ハッキリと見えなかったのと

でも 痒い時と擦り方が違うな...、なんて

確証が持てないまま 会が終わると

スッと先生が来て

〝ゆうくん、泣いてましたよ。

 感動して 写真を撮っちゃいました。〟

と言われ 

やっぱりそうだったのかな...、と思いながら

特にそれには触れずに帰宅し

〝送る会、楽しかったね〟

と言うと

ゆうくんは

〝泣いちゃったねぇ、寂しかったねぇ〟

と話してくれました。

...やっぱり そうだったんだぁ...😳

〝寂しいねぇ〟という言葉だけじゃなく

ちゃんと〝寂しい〟という気持ちを感じ

涙が流れるという経験が出来たんだ...。

ゆうくんにとっては ものすごい成長で

私はうれしくて 涙が出そうでした。


実は先日も こんなことがありました。

療育が最終日を迎えて

先生から 修了証をいただいた時のこと。

ゆうくんは言語の先生が大好きで

最後に その先生が修了証を渡そうとすると

ゆうくんは

〝いらないっ!〟と完全拒否。

その後の学習の先生からは

〝ありがとうございます〟と

淡々と受け取ったらしくて。

その時はお父さんが付き添っていて

言語の先生から

〝拒否されてしまって

 どうしても 受け取ってもらえなくて...。

 後で渡しておいてもらえますか。〟と

がっかりしたような感じで 言われたとか...。

お父さんも 

〝言語は 何か嫌だったのかな。〟

と言っていたんだけど

私としては それはないなと思って。

帰宅したゆうくんに

〝言語の先生からの修了証は

 どうして 受け取らなかったの?〟

と聞いてみたら

〝終わるの、嫌だねぇ〟

〝もらうと終わっちゃうねぇ〟

と。

...なるほど...。

そこまで考えられるようになったんだぁ😊

うれしかったけれど

出来ることなら もう少し。

〝ゆうくんは 毎週楽しみにしてたし

 言語が終わるのが嫌だったんだね。

 でも 先生にその気持ちを伝えないと

 先生は分からないよ。

 受け取ってくれなくて

 嫌われちゃったのかなと思うかもしれないし

 先生は悲しかったかもしれないし。

 ちゃんと気持ちは 

 丁寧に言葉で伝えないとね〟

と言うと

〝先生に ちゃんと言いたかった💦〟

〝終わるのが嫌です!〟

と言うので 相談して先生に電話して

きちんと伝えることにしました。

でもほんと これって凄いことなんです!

そんな風に感じて 自分なりに考えて

言葉は足りなかったけど 自分なりに伝えて。

ここまで出来るようになったんだと

関心しました...。


6年生最後になって 

感情面での成長が見られて

私としては 本当にうれしいです...😭

様々な体験を通して 

いろいろな感情を知ることは

とても大切なこと。

みんな笑顔の中で 

1人 つらそうな顔をしている写真は

私にとって 大切な宝物になりました。

卒業まで残りわずか。

みんなとの時間を大切にして欲しいです🙏