こんばんは😃

今日の能登酒はこちら。


輪島市鳳至町の中島酒造店さん、能登末廣純米吟醸百万石乃白です。能登半島地震で全壊した中島さん、現在は小松市の東酒造さんの設備をお借りして酒づくりをしています。


こちらのお酒は倒壊した蔵のなかから救い出された3,380kgのお米から醸されています。雨で水を含んで使えなくなったり、チリやガラス片など震災による不純物が混入してしまったお米ですが、救い出されたお米を無駄にはできないと遼太郎氏が一粒一粒手作業で選別してお酒に生まれ変わりました😭

というわけでお米は救い出された百万石乃白、精米歩合55%、アルコール15%です。


ではさっそく。おほ〜い🩵綺麗な香りだなー😄爽快、ほんのり艶を感じる優しい香り。口当たりも瑞々しくクリア、後口はやや苦味、次第に軽やかな旨みへ。これは実にスマートさを感じるお酒だな、旨い😋


輪島のお酒を待っていました❗️七尾市中島の下村水産さんで購入した輪島産海女手摘み岩もずくの塩蔵もずく。震災前に手摘みされた岩もずくを塩蔵で保存できるようにした品。水で塩抜きするだけで楽しめるありがた〜い逸品です。中島酒造店さんのお酒を中島の下村水産さんが加工した輪島の岩もずく。なんだか不思議な縁を感じますね😊


というわけで、アテは輪島産岩もずく酢、椎茸ともやしのナムル、中華くらげ。


沖縄もずくとは種類が違うんですってね。輪島のもずくは糸もずく、シャッキシャキとヌメヌメで個人的に大好き❤お酒はパァッと明るい印象に。


茹でた椎茸ともやしも色合い程度の水菜をシャンタンとごま油で和えただけ。簡単と旨さの比率がえげつないヤツ😋お酒はキレのち旨み。買ってきた中華くらげはちょいと味濃いめ、お酒はアフターに苦味とサラリの口当たり。いや〜良いお酒だ😋

元旦に発生した地震からもうじき半年が経過します。建物の解体も僅かに始まっているようですが、まだまだ地震直後の光景が多数あるそうです。解体して更地にしたら終わりじゃなくて、そこから復旧が課題になります。一つ一つの家屋や商店が再建されても、街が再建されなければ人は戻ってきません。中島酒造店さんは小さな酒蔵ですが地元に根付き愛されてきた酒蔵。鳳至町には私の仲良しの酒屋さんもあります。大きな単位での復旧を願っています。今晩もごちそうさまでした💪