こんばんは😃

能登酒を呑んで応援、今日のお酒はこちら。


能登町宇出津の数馬酒造さん、竹葉特別純米Saved by車多酒造。能登半島地震があったことによって生まれたお酒です。


しほり若女将の解説によると、本来このお酒は1月4日に搾る予定だったもろみ。震災により何も手をつけられない状態でしたが、白山市の車多酒造さんが1月19日に遠路はるばる宇出津まで赴き、もろみごと救出してまた白山市の車多酒造さんまで運び、代わりに搾ってくださったお酒。当初は予定から2週間も過ぎ、もうだめかと思われていたもろみでしたが、救出の際の綺麗な芳香に「大丈夫かもしれない」と、救出した翌日20日にすぐ搾ってくださったそうです。世の中に「お酒」として送り出してくれたのは車多酒造さんなのですが、「製造所が車多酒造なだけで、あくまで製造者は数馬酒造である」と伝えているかのような社名の表記、こんな手の差し伸べ方が即座にできるなんて涙なしには語れません😭

そんなお酒はというと、お米はゆめうららさんの山田錦、精米歩合55%、協会1401号酵母、アルコール16%、日本酒度はなんと+15😳❗️

スペックを見る限り、おそらく本来は竹葉能登純米になるもろみだったのではないかと思われるのですが、昨年の能登純米は日本酒度+1.5、今年は10倍辛いお酒?ちなみに醗酵が進み、原酒はアルコール19.8%まで上がっていたとか。もろみを食べ尽くしてギリギリの状態だったんだなぁと思います。奇跡の救出ですね。


では心して。うわ!香りがとても綺麗、青いトロピカルな印象。舌先にほんのりと甘さを感じますが、クリアでドライなお酒はキリキリッとした辛さ、直線的な渋みの余韻。今まで呑んだことのない竹葉、震災にも負けない強い生命力を感じます💪


今日のアテは同じ能登町から。能登町小木のカネイシさん、いかの塩辛「潮」です。


能登酒ですから!ぶりもつけたよ🐟🐟←三重県産だけど。


細めにカットされたいかはコリコリむっちり、やや辛めの味わい。噛むほどにいかの甘さが引き立ってきます。柚子の風味が爽やかさをプラス😋

倉庫への道崩落、敷地内地下断水などありますが、カネイシさんも復旧に向けて歩んでいます!


三重県産の天然ぶり、日本海側と比べると色合いが淡いような気がするのと脂の味わいが違うような気します←よくわからんけど😅でもやっぱぶり旨い😋お醤油はちびちびと大事に使っている竹葉能登の里海醤油海洋深層水仕込み。

ちなみにこのお酒、脂の乗った食材と合いますね。個人的には和風よりもオリーブオイルみたいな洋風の脂と合うような気がしました。しほり若女将のペアリングはアボカド、クリームチーズなど。なるほど自宅にはそんなおしゃれな食材がないので、今度試してみたいと思います。今晩もごちそうさまでした💪