幕府による支配が続き
夢を失くした日本を変えるべく結成された「月光社」
その熱い姿に目を輝かせ心湧き立たせる三人の子供たちがいた
彼らはそれぞれの夢を正義を胸に奔走し始める
「月光社」「幕府」「海賊」「陽炎…その行く末は
演劇サイトなどの評価・概ね良好
確夢をみること・友情・前に進むことで強くなれる
等々魅力的な内容である
客席で涙する人がいるのも理解出来ないでもないが
どうしても気になってしまう
基本設定や人物関係
特に登場人物のバックボーンがおろそかに思える
どうにも説明が足りなく感じるのだが・・・・・
確かに後から補足的なものは出てくるが
モノによっては先にわかっていた方が
ストーリーや人間関係が理解しやすくなる場合もある
その振り分けがうまく出来ていなかったように思える
逆に取ってつけたような後出しは話の説得力を落としかねない
また登場人物の思考もどうにも“甘い”気がしてならない
幕府を仕切るファミリーは
自分たちに反抗する「月光社」のものに
幕府側に付けと言ってみたり
潰せるときに潰さずにおく
(過去の月光社のメンバーは彼らに殺されているが)
彼らには感情がひとつ、もしくはないという設定だが
どうもそんな風には思えない
ファミリーの長であるアギトは感情がない設定だが
退屈だと思うのは感情のひとつ
楽しみは期待
面白いという言葉は感情から生まれてくるものではないだろうか?
感情はないが本来の自分が滲み出て来るため
というなら話は別だが・・・・・
一番納得できないのが
「月光社」の“歌舞いてるかい”という合言葉のようなセリフ
台詞の割に衣装がやたらと地味
黒づくめの幕府ファミリーの方がド派手である
“歌舞く”という言葉を使う者たちが地味な服装では
絵にもならないし説得力もない!
白バックだとくすんで見える色の衣装が多かったような・・・
どーーーんド派手な衣装
それで観たかったなぁ!
加えて
プロジェクションマッピング使用
オープニングは派手に使いまくっていた
左右にに英文が表示されていたが
英語が得意でないオバサンは
何とか読んでも速攻で理解するに能わず
片方に集中すれば片方が落ちる
あれも大事な要素
理解できなかったのは残念だ
しかしそれ以外はさして効果的とは思えない
あえて言うなら
子供たちの船出
ここは未来に船出していく彼らの為に
大きくド派手に大海を描き出しても良かったんじゃないかと
それに波の音とともに“歌舞いてるかい!”という声が重なる
これくらいのラストを観せて欲しかったなぁと
思うばかり
ネタ的にも嫌いじゃないし
良いところもある劇団さんなので
後二、三年したら
機会さえあれば拝見したいと思います。
