NONA REEVES レコーディング永遠 DAY 21 | ノーナ・リーヴス オフィシャルブログ「LIFE」Powered by Ameba

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西寺郷太・奥田健介・小松シゲル NONA REEVES

5月4日夕刻、遂にほんの少しだけ残していたヴォーカル、コーラス録音のためにNONA REEVES三人と、エンジニア「はらドーナッツなう」兼重が僕の自宅スタジオ「クリスタル・シティ・スタジオ」に集結しました。

今回のアルバム、奥田さんのみならず、久々に小松さん主導の楽曲も入ってまして、その小松曲の一部が最後に残っていたんですね。

全員連日のリハーサルもあり、僕もスタジオにいない間は小説の執筆作業のまとめに入っており、「美し過ぎる海女」ならぬ「忙し過ぎるノーナ」三人のスケジュールをやりくりしてこの最終録音にたどり着きました。この日の夜、僕は三宿webでの「80's ナイト」が控えてましたから、何か煮詰まって作業が終わらないとかなり困るなぁ、などと考えていましたが、あっという間に終了。

「いいアルバムが出来た!」と三人で喜びを分かち合いました。

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準備から入れれば約四ヶ月。序盤の二月のレコーディングでは奥田さんも写真のこんな感じで鍵盤を弾いていたことを考えると、四季の移り変わりの偉大さを感じます。

個人的には昨年後半からの永遠に続くかと思われた bump.y「pinpoint」、スモール・ボーイズ「Small Boys II」、西寺郷太「Temple St.」、この怒涛の傑作アルバムの流れ。最終的に本体NONA REEVESの「FOREVER FOREVER」で一度壮大なフィニッシュを飾ることが出来て本当に嬉しかったです。

特にNONA REEVESのアルバム・プロデューサー冨田謙さん、YT先生に感謝です。外仕事でそれぞれ筋肉質になり、個性も音楽性も独自の進化を遂げ、超ゴツゴツしている三人を、これまでで最もバンドっぽくパッケージ出来たのは冨田さんの手腕です。

アルバム・レコーディング終わりに、お腹のすいていた僕と兼重と小松で、僕が昔からよく通う環八沿いのカレーとスパゲティ屋「パピー」に彼らを連れて行きました。

ここは老舗で、オールディーズのかかる素敵な店。小松と兼重にも大好評で、食べ終わった後、小松が「いいアルバムが出来て、美味いカレーとスパゲティ食べて(両方大盛り)最高だなー!今から10kmくらいこの辺を歩いて、もう一回食べに来たいくらい美味しかった!」と言うので兼重と笑いました。

あとは数曲のミックス。兼重がんばれ。がんばれ兼重。

10日に、マスタリングで完全終了です。

以上、しゃべりエビがお送りしました!