オンエア・リスト
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1. The Goonies 'R' Good Enough(グーニーズはグッドイナフ)/ Cyndi Lauper
<今日の一曲/ポップ先生チョイス>
2. Blue Suede Shoes / Elvis Presley(アルバム『Viva ELVIS THE ALBUM』より)
<音楽教えて!カパチ先生! ゲスト/湯川れい子>
3. I'll remember you / Elvis Presley
4. Begin The Beguine / Julio Iglesias
5. 恋におちて / 小林明子
6. CRY / bump.y
<ポップ先生SHOW>
「今、時代はティアーズ・フォー・フィアーズ」
7. Everybody Wants To Rule The World / Tears For Fears
8. The Working Hour / Tears For Fears
9. Head Over Heels / Tears For Fears
10.Sowing the Seeds of Love / Tears For Fears
11. Advice for the Young at Heart / Tears For Fears
作詞家・湯川れい子さんの作品との最初の「出会い」は松本伊代さんの「センチメンタル・ジャーニー」でしょうか?シャネルズの「ランナウェイ」でしょうか?自分で買ったという意味では小林明子さんの「恋におちて - fall in love -」かも知れません。
音楽評論家・湯川れい子さんとの「出会い」は、マイケル・ジャクソン『スリラー』のライナーノーツですね。彼女は『スリラー』リリース前の時点で世界でたったひとり、マイケルがいつかギネスブックの記録を塗り替えるかもしれない、と予言してるんです。これは何度強調してもしすぎることのない凄いことです。なんせ湯川さんがこのライナーを書かれた82年秋はまだ有色人種のビデオがMTVでほとんど放映されていない時代です。
83年春に、そのマイケルのビデオ「ビリー・ジーン」や「今夜はビート・イット」が様々な障壁を越えて放映されるようになったことを起爆剤に、一挙に黒人スターの映像が世界中にあふれるようになりましたが、その前に書かれた「予言」なんですから。
この『スリラー』は最初、同じマンションの先輩にダビングしてもらったので、カセットで聴きまくってました。実際にLPとして手に入れたのが、その後に出たジャクソンズのアルバム『ヴィクトリー』。ここでも彼女と、吉岡正晴さんなど豪華な執筆陣によるオフィシャル・ライナーがついていました。今、自分もライナーノーツを手掛けることがありますが、絶対に手を抜きません。特に子供達にとっては唯一と言っていいほどの情報源の可能性もありますし、どれだけネットが発達しても良く書かれたCDのライナーって結局一番参考になるんですよね。その姿勢を教わったのも湯川さんからです。
マイケル・ジャクソン、ビートルズ、レッド・ツェッペリン、フリオ・イグレシアス、そしてエルヴィス・プレスリー。「たまごレディオ」では、ポップス、ロックの巨人達と実際に会話し、深い関係性を保ちながら長い間活躍されてきた湯川さんが語るエピソードの一部を披露してもらいました。ここ数年、公私ともに仲良くしてもらい本当に感謝してます。
bump.yの楽曲「CRY」では、念願の共作もさせてもらいました。5月24日にリリースされるマイケル・ジャクソンの新作『エスケイプ』でも、湯川さんと僕がダブル・ライナーという形でオフィシャルに執筆させてもらっています。