※「雑感」なので、ツナが一人で考えていることです。ご留意ください。
カサンドラの原因は、
1.ASD特性を持つ夫との関係性
2.周囲からの無理解
の二つの要素。
夫との関係性における原因の代表例として
『夫と心が通じ合わない』
『気持ちをわかってもらえない』
というのがよく挙げられます。
でも、そのことについてずっとモヤモヤしてました。
インタビューや取材を受ける中でも、どう答えればうまく伝わるか、いつも頭を悩ませていました。
たしかにそうなんだけど、
それは原因の一部にすぎないし
それだけではカサンドラにはならないと思うのです。
それに「通じ合わない」「わかってもらえない」っていう表現が
依存心の強い妻のワガママっぽいイメージで受け止められることがあって、
それはカサンドラさん自身にも、カサンドラを知らない人にも、あまり良いことではないように思います
9月の長野大町市講演に際してそのことを考え、
さらにこんどの12月の秦野市講演に向けて内容を考えている中で、
そのあたりがやっと少しまとまってきました。
夫との関係性の中での
カサンドラになる原因には、大きく分けて
【日常】【非常時】【爆弾】の3つの要素があるのだ、と思います。
A.夫との日常
共感がない、気持ちが通じない、困った行動をやめない(こだわり)、思いやりが感じられない、妻の努力を当然のものとする など
ひとつひとつは周囲から「よくあること」「夫なんてそんなもの」と流されがちだけど、
毎日の積み重ねの中でじわじわと削られていく
B.非常時
家族の重病、介護、事故、冠婚葬祭、子供の問題、進路、引越し、家計の危機 など
家庭内で重要な課題や問題が発生した際、本当ならパートナーとしてタッグを組んで、責任を共有して一緒に考えてほしいのに、妻に丸投げされる。
いつもはなんでもやっている妻にもそんな大きな問題は一人で対処しきれない、ということが伝わらない。
これを一人で背負わされた妻は心身共に大きなダメージを受ける
C.爆弾
夫が突然持ち込む大きなトラブル。
金銭関係、異性関係、対人関係のもめごと、事故や事件 など
家庭の外(妻が知らないところ)で、夫が一大事を起こす(または巻き込まれる)。
それだけでなく、「どうしよう」「なんとかしてほしい」と、妻に頼る
【爆弾】は、【転覆】とも言えます。
ASD夫自身が転覆する、という意味でもあり(滝口のぞみ先生の談)、
家庭が転覆する可能性、という意味でもあります。
A(常に)+B(時々)を数年にわたって経験して、その中で頑張ってるうちにカサンドラになっていきます。
Cは経験していなくても、今後可能性はあると考えておいたほうがいいように思います。
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12月9日(金)の秦野市講演 (わたぼうしの会主催)にむけて
新しい切り口でお話ができるよう、このように準備を進めています
また、共に講演される 真行結子さん(フルリールかながわ代表)とも
二人でゆっくり打ち合わせするべく、お会いする予定です。
今回の講演会では、真行さんとツナの公開対談もあるので、私自身とっても楽しみ
講演会の告知記事はこちら
12月の講演 http://ameblo.jp/nonamituna/entry-12205578357.html
詳細・お申し込みはこちらから
わたぼうしの会 後援会案内 http://www2.hp-ez.com/hp/wataboushi/page13
みなさまにお会いできることを楽しみにしています
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ちょっと困ったこの人たち、このくらいなら個性の範疇
でもこれって…
と、ついつい頭をよぎりつつも笑える短編が満載の
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こちらもどうぞよろしくお願いします
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