スピリチュアル剤SPi【2】




【考えられない…遺伝子】


「その生物は…」

「人間の消化機能にも耐えられる…」

「…ゴキブリ…の」

「遺伝子なんですよ!」
山田は、すんなり言ってのけた…

「あくまでも仮説ですが…」

「根拠は…充分です」

「ああ、そう言えば、人の腹の中に寄生して孵化した…」

「話し聞いたことありますね!」
岡田が相づちを打つ様に話しに…
入って来た…

「山田…具体的にゴキブリの遺伝子をどの様に採取するんだ!」

「まず一匹のゴキブリを冷凍化して、生きたままフリーズさせて…」

「超高精度の電子顕微鏡を使いゴキブリの体内から…」

「遺伝子を採取するのです」

「そして、そのゴキブリの遺伝子をミドリムシに採取して…」

「…「Gミド」を作り上げるのです」

「仮説ですが生命力の強い…」

「古代から生息していたゴキブリに興味があり「ヤンケル」でサプリと共にひっそり…

「研究してたんですよ!」

「そして、京介さんのプロジェクトチームに入り…」

「…「スピリチュアル剤」「SPi」と結び付かないかと…」

「考えていたんですよ」
ここで、俺はふと思った…

この「スピリチュアル剤」「SPi」が体内に入り活性化される事は…

なんとなくわかったが…

肝心な…

効き目をどの様に判断するのかであった…

「岡田…あと、2ヶ月で「ヨリヒロ」はある地域で「スピリチュアル剤」「SPi」を法令義務で服用指示が出るが…」

「現時点でテスト的にどこまで進んでいるか聞いているか?」

「京介さん…聴いていますが…」

「定かではありません…」

「再度、友達Mと会い探りを入れるつもりですが…」

岡田の情報は、ここまでとなり…

山田の仮説…

「スピリチュアル剤」「SP i」の成分の実証…

出来れば…サンプルでの「スピリチュアル剤」「SP i」の入手を岡田にお願いして…

このディスカションのテーマ「スピリチュアル剤」「SPi」の成分について課題を残し終了した。

俺も独自のルートを頼りに「スピリチュアル剤」「SPi」の入手及び服用を義務付けられる地域を探し続けいたが…

山田は、仮説を立てて「スピリチュアル剤」「SPi」を分析すると共に…

新しい世代若者の眼から…

ヤンピー…「ヤ・ミカエル」のこれからの動向をチェックしていた…

そして、1週間が過ぎ…

岡田の友達「ヨリヒロ」のM氏から新たな情報が入った。

「…京介さん、友達からの情報も限界でしたが…」

「しかし…」

「友達以上に「ヨリヒロ」に置いて「スピリチュアル剤」「SPi」の開発、製造に不信を抱いている…」

「社員が多くなり…」

「電話で、事前に聴きたい事をお願いしてたんですよ…」

「そして…」

「この前のディスカションでの宿題であった…」

「主成分及び生物…」

「「スピリチュアル剤」「SPi」の効果の実証…」

「ですが…」

「ほぼ…いや…」

「かなり山田の仮説通りでした」

「なんとか…」

「…「スピリチュアル剤」「SPi」1錠を入手する事が出来ました…」

「おう、山田…いたか…」

「分析にかけてくれ!」
山田は自分の仮説が正しかったことから、ドヤ顔で俺の眼を見続けた!

「わかりました…京介さん」

「遠心分析等にかけ、成分をはっきりさせます!」

「成分は、調べが出てから分かるとして…」

「効き目に付いてのわかったことがあるか…岡田…?」

「京介さん、わかりましたよ…」

「これは、「ヨリヒロ」の臨床実験チームの担当者から聞いたと…」

「友達Mが言ってました…」

「マウス実験で活性度を確認しています…」

「マウスの行動が穏やかになり…」

「行動範囲がある程度絞れるようになるんです」

「岡田…そのぐらいでは…?」

「京介さん…」

「マウス実験以外も…」

「やっているんです…」

「それが、かなりヤバイ事で…」

「よく国…この指示を出したか?」

「この情報のしっかりした裏付けは…」

「無いんですが…」

「流石に…「ヨリヒロ」も…」

「試薬の「スピリチュアル剤」「SP i」は提供しましたが…」

「試薬のマウス以外の実験は…」

「国の極秘チームが行ったようです…?」

「岡田…かなりの前置きだなぁ?」

「聴くのが怖くなったぜ…」
俺は、ある程度、何を国がしたのか…

予測はついているが…

心の中で…

事実ではある事を…

それを確認する事を…

拒む…

俺がそこに…

いた…

「岡田…やはり…」

「人体実験以外は考えられない事…だよなぁ?」

「言いづらい事ですが…当たっています…」

「人体実験です…」

「岡田…実験対象者は…」

「これは、非人道的行為です!」
そして岡田は…その非人道的行為を話し始めた…

「臨床実験チームの担当者から…」

「友達Mが話しを聴き…」

「ここまでの事を国が、するのかと…」

「この人体実験は、厚生省の管轄では治らず…」

「警視庁まで…国は…」

「説得したんです…」

「実験の対象者は…」

「死刑囚、無期懲役者…」

「無期懲役者に置いては、仮釈放が絶対認められない…」

「半死刑囚…同様な…」

「服役者である事だ…」

「そうです…」

「岡田…ありがとう」

「思った通りだ…」

「それで…酷い事は…」

「…犠牲者が実験で3人死んでいた事が…」

「友達Mが臨床チームから聴いています…」

「一人は…」

「原因は、やはりゴキブリの遺伝子が人体に合わず…」

「活性がありすぎ…」

「腸内で暴走し…腹から…」

「…「Gミド」が突き破り…」

「出血多量で死亡…」

「…「ヨリヒロ」の提供した試薬「スピリチュアル剤」「SP i」に置いて3人の犠牲者を出し…」

「なんとか…暴走をしない「Gミド」を開発し…」

「スピリチュアル剤」「SP i」が完成したそうです」

「Gミド」は山田が命名した…

ゴキブリとミドリムシで出来ている事からその名前となっていた!

そして…

「スピリチュアル剤」「SP i」1錠の成分分析が完了した…

果たして、山田の仮説が…

詳細成分結果が…?


【詳細成分】


錠剤(カプセル)における「スピリチュアル剤」「SP i」成分及び…

山田が仮説を立てた「Gミド」の融合成分が明らかになった!

主成分は、体内浸透力、洗浄力を主としている事から…

1-ブロモプロパンが70%…

次に…

「Gミド」…

これは、山田が付けた名前だが
成分は、ほぼ同じだった。

僅かにちがっていたのは…

ミドリムシの体内にゴキブリの遺伝子を融合させる…

事が…

山田の仮説であったが…

ミドリムシの活性遺伝子を採り出し、ゴキブリの遺伝子と合わせ融合させる…

事だった…

山田の仮説は、ミドリムシ自体にゴキブリの遺伝子を採取して…

融合させるのであるが…

分析結果からは…

じゃがいもの食物遺伝子を僅かに加えた…

デンプン質にミドリムシの遺伝子とゴキブリの遺伝子を融合させた…

新たな生物となっていた!

「ヨリヒロ」での名前がわからないので…

我々は…

山田が命名した…

「Gミド」とした。

「Gミド」の成分は…

ゴキブリの遺伝子60%!

ミドリムシの遺伝子30%!

じゃがいもの食物遺伝子デンプン質10%…

となっていた。

人体実験で、犠牲者が出たのは、この配分ミスから発生したものと思われる。

はじめは、ゴキブリの遺伝子配分を90%近くにして実験した事から…

活性力が強すぎた事が原因だった!

1-ブロモプロパンと僅かに配合させるのは…

少しでも、化学物質を無害化させるため…

「マカ」「アルギニン」「亜鉛」を配合した…

分析結果では、「マカ」「アルギニン」「亜鉛」は約1%であった。

「スピリチュアル剤」「SP i」の成分は…

70%の1-ブロモプロパン(「マカ」「アルギニン」「亜鉛」の約1%を含む)に…

30%の「Gミド」(ゴキブリの遺伝子60%、ミドリムシの遺伝子30%、デンプン質10%)

となっていた。

「山田…お前の仮説は凄いな…」

「95%以上…的中だったな!」

「京介さん!」

「ありがとうございます!」

「しかし、デンプン質を加えて新たな生物を作るとは…」

「考えられませんでしたよ?」

「山田でも…お前は…」

「大したもんだなぁ」
岡田が山田を賞賛した。

「岡田さん…そこで…」

「成分とは…違う事を…」

「お聴きしたいのですが…」
山田が岡田に友達M氏から聴いた…

「ヨリヒロ」の臨床実験チーム担当者が話していた…

事が…

山田は引っかかっていた?

それは…

臨床実験チームの担当者は…

新しい世代若者が崇拝するヤンピーのファン倶楽部に入っていた事?

そして…

「あの世のススメ」を推奨する…

「ヤ・ミカエル」率いる心理集団の話しをしていた事を…

山田は、聴き逃さず…

新しい世代若者として、「Gミド」同様に…

「スピリチュアル剤」「SP i」及び国との関わりの…

推測仮説を語り出した!


【山田の生い立ち】


山田もヤンピーの思想が好きで、今の新しい世代若者の…

考え方も理解していた…

俺には、良くわからなかった、新しい世代若者がどうして…

ヤンピーを崇拝するのかを…

そして…

今回の国が新しい世代若者に「スピリチュアル剤」「SP i」と…

「ヤ・ミカエル」との関わりが、山田の推測仮説で理解できる様になった…

のであったが…?

はじめに、山田自身とヤンピーの関わりを話し出した。

山田は、どちかと言うとエリートタイプであり、家庭も裕福で父親は、大企業の部長職を務め…

母親は、専業主婦、兄弟は下に妹がいる。

山田は、中学受験して附属からH大学の修士を卒業して、「ヤンケル」に入社している。

山田は、中学までは特に悩む事無く…

歩んで来ていたが…

高校に進学して、部活動に励む様になった頃…

山田は、はじめての挫折感を味わい…

矛盾を痛烈に感じていた。

誰しも経験する事であり、その関係を保ってる…

人が…

上手いく事だった…

それは、理解できる様で…

理解出来ていない…

「人間関係」であった。

山田の部活は、ゴルフ部であり…

そこで、山田が、味わった矛盾は…

いじめ的な、不公平的なルールでのゴルフゲームであった。

先輩に言わせると、プレッシャーに勝つ為のゲームであると…

行っていたが…

ゲームは、ショートホールでのパーオン(グリーンに載せる)外すと脱落というものだった。

ハンデも無く明らかに、先輩達が有利なルールとなっている…

案の定…

山田はグリーンを外し…

脱落したのだった…

ゲーム前に、罰則が言われていないのに…

腕立て伏せ、100回、腹筋100回を命じられ…

行ったのであった…

この行為は、理解出来たが…

連隊責任である事から、1年生は頭を坊主にする事を命じられたのであった…

ここで山田は、なぜ?と思った。

それは、個人のミスであり、山田の罰則であるのに…

なぜ?他の1年生の仲間が…坊主にと?

山田は、先輩に意見したが…

屁理屈を並べて受け入れ用としなかった…

山田が挫折感を感じたが…

救われたのは…

1年生の仲間たちの言葉だった!

「わかりました、先輩しっかり坊主にします…」

「しかし、先輩達は、私達の手本ですので…」

「それを自覚した指導をお願いします!」

この言葉が先輩に響き…

以後…つまらない罰則は無くなったのだった。

こんな事から山田は、挫折感を味わい…

その上「人間関係」の嫌なところと良いところを経験したのだった!

そんな経験から、山田はヤンピーを崇拝する新しい世代若者は…

「人間関係」の矛盾が克服出来ない人達と捉えていた…

そして、ヤンピーの進めたい理想は…

国との関わりは…を

山田は語り始めた!


【ヤンピーの思想?】


山田が前にも話していた様に…

ヤンピーは…

過去、貧しかった生活を逆転させた事実を…

新しい世代若者に伝えていた。

彼女ヤンピーの魅力は…人を幸せにする力が…

あることと…

山田は力説している…

俺は質問した…

「山田!人を幸せにする力って…」

「どんなこと?」

「どう言う…」

「感じなんだ…?」

「京介さん、ヤンピーもそんな力が最初からあったわけではなく…」

「もがき、苦しんだ結果…」

「ある…人物の教え…考え方を」

「実践し…」

「その人物の教えをヤンピーなりに理解して…」

「前にも話しましたが…」

「人の心を豊かにする…」

「行動を起こし、セミナーやイベント、著者から…」

「広まったんですよ!」

「彼女ヤンピーの人生を変えた人物…」

「エイシャーの教えは…」

「一言で言うと…」

「望むものはなんでも叶うという事で…」

「何かをしてみたい…」

「手に入れたいという気持ちが…」

「心の中に思い浮かんだとすると…」

「それは、すでにあなたの中にあったことで…」

「全く関係ないものは、思いつきも…」

「目の前にその情報も現れない…」

「そんな考えがエイシャーの思想でなんですよ…」

「端的に言うと、思い付いた夢は諦め無い限り…」

「現実に起こると言う思想なんですよ」

「そこで、極貧生活を送っていたヤンピーは、エイシャーの思想に従い…」

「実践していったのですが…」

「ここで、ヤンピーはより早く自分の思想を実現するには…」

「極貧生活を脱出するためには…」

「京介さん…」

「ここがヤンピーの凄いところなんですよ!」

「彼女ヤンピーは、心で描かれた思想を映像化…」

「出来ないか…?」

「考えたんですよ!」

「え、山田…金が無いのに…」

「いきなり…映像化は…」

「無理だろ…?」

「京介さん…」

「もう、その発想では…」

「エイシャーの思想から離れているんですよ!」

「京介さん…映像化って言うと…」

「映画化を想像しますが…」

「自分のイメージした事を写生したり、文書化することを…」

「毎日、毎日繰り返して…」

「ヤンピーは、エイシャーの思想を全て吸収して…」

「それを…」

「ネットやイベントなどで…」

「地道に呼びかけ…」

「ヤンピーは人々から共感され…」

「新しい世代若者に崇拝されるようになったのです!」

「ヤンピーは、新しい世代若者だけから崇拝されている訳ではなく…」

「老若男女問わず、ヤンピーの生き方に共感し始めたたのです」

「しかし…新しい世代若者は…」

「なぜ…「あの世のススメ」にも共感があるんだろうか…?」

「京介さん…それは…」

「今の新しい世代若者の大半が…」

「なりたい自分…」

「叶えたい夢…を」

「持てないんです?」

「すると…」

「今を楽しく…」

「短絡的物事を考え…」

「真のヤンピーの思想を理解していないんです…」

「すると、新しい世代若者は…」

「ヤンピーの考え方を受け入れたいのだが…」

「現実では、高齢者大国であるこの国の…」

「負の部分だけが心に残り…」

「ヤンピーの真の思想が…」

「新しい世代若者はバーチャルとして捉えすようになり…」

「ヤンピーの思想で疑似され…」

「…「あの世のススメ」で実現させるストーリーとなっているんです」

「山田…なぜヤンピーは「あの世のススメ」…」

「…「ヤ・ミカエル」に憧れているんだ…?」

「京介さん…「ヤ・ミカエル」は「あの世のススメ」を推奨していますが…」

「あの世はこの世よりも良いとか…」

「あの世に行きなさいとか…」

「…「ヤ・ミカエル」は言って無いんです」

「…「ヤ・ミカエル」の考えは地球規模を超えた…」

「宇宙規模…いや…」

「それを超越した…思想なんです」
山田は、「ヤ・ミカエル」についても熱く語り始めたが…

俺は理解しかげていた?

「京介さん…」

「極論…」

「多くの新しい世代若者は…」

「自分の思想が持てない…」

「無いん…です」

「それが…遺伝と違ったところからの犯罪に繋がって…」

「いるんです…」

「私は、新薬を開発していて、精神がこんなにも…」

「人間にとって障害していることを…」

「知りました」
山田は、自論ではあるが確信であると、俺の目を見て訴えていた!

「京介さん…」

「私が多くの新しい世代若者の根底がわかったのです!」

「それは、あまりに簡単な事だったんです…」

「その根底は…」

「…「自分を好き」に慣れない…」

「…「自分が嫌い」なんです」

「京介さん…なんだって思うかも知れませんが…」

「できていないんですよ…」

「意外に…」

山田の話しを聴いていた、岡田が深く頷いたのが…

俺は印象的であったが…

俺の世代では理解が少し難しく思えた。

そして…

「スピリチュアル剤」「SP i」との接点を語り始めた。


【ヤ・ミカエル「SPi」との関わり?】


「山田…直接的に…」

「スピリチュアル剤」「SP i」とヤンピーの関わりは…」

「京介さん…それは、はっきりしません?」

「でも、ヤンピーの集まりに来た、参加者に話してを聞くと…」

「かなり、「SP i」に関心がある、新しい世代若者が多い事がわかりました」

「どんな事を話していたんだ?」

「ヤンピーがはっきり「SP i」を推奨しているわけではないのですが…」

「ヤンピーはイベント前に…」

「必ず…新しい世代若者達に、国が推奨するクスリを…」

「こんな様に、挨拶がわりに話していたそうです」

「みんな元気なのかな?」

「もうすぐ、国が推奨する新しい世代若者の心の活性剤が出るね!」

「なんか、ヤンピー…ワクワクしてきた!」

「そして、イベントが始まり…」

「おじさんのダンスショーやおばさんのファッションショーが始まるんですよ…」

「ヤンピーは、十分、おじさんやおばさんに活力を与え…」

「じじばば可愛いくをコンセプトにして!イベントを盛り上げ…」

「新しい世代若者達の心に火をつけようとしていたのでしたが…」

「新しい世代若者達は、上部だけの喜びであったんですよ…」

「そして…ヤンピーが「SPi」を推奨する…」

「もう一つの理由は、壮大なる思想家「ヤ・ミカエル」を崇拝している…」

「ことから、ヤンピーは「SPi」らしきクスリを…」

「イベント前に新しい世代若者に伝えてるように…」

「なったんですよ!」

「山田…ヤンピーが「ヤ・ミカエル」を崇拝してるのは…」

「なんとなくわかり…」

「壮大なる思想家である事も、実績もわかったのだが…」

「何故…」

「…「スピリチュアル剤」「SPi」と「ヤ・ミカエル」そして国が繋がっているのか?」

「俺にはわからない…?」

「京介さん…それが…」

「岡田さんの「ヨリヒロ」の友達M氏とヤンピー後援会の私の友達と…」

「接点があったんですよ…」

俺は、理論的に理解が出来ない事から「ヤ・ミカエル」が国と関わりがあることを認めたくなかった。

しかし…

心では、感じていたのだ!

前にも感じていた…

俺の中にある根底で…

「ヤ・ミカエル」は俺の想像をはるかに超えた思想…

彼の世界がある事を…

俺は、認めたくなかった…のだ!

「京介さん、ヤンピーは、エイシャーの思想を実践して…」

「成功し…新たな世界をイメージしていた頃…」

「…「ヤ・ミカエル」と出逢ったのです」

「…「ヤ・ミカエル」もヤンピーの存在を知り、イベントに参加した事が…」

「ヤンピーが「ヤ・ミカエル」を崇拝する様になったきっかけです」

「思想家としてスピリチュアル…」

「あるとあらゆる事から、「ヤ・ミカエル」は心の悩みを抱えた…人を…」

「救っていたのです…」

「そんな偉大な人が…ヤンピーのイベントに来ていた事の情報が…」

「岡田さんの友達M氏から「スピリチュアル剤」「SPi」の臨床実験チームの担当者が…」

「ヤンピーのイベントに参加した時、偶然にも…」

「…「ヤ・ミカエル」がヤンピーのイベントに来ていた時なんですよ…」

「そして、ヤンピーの後援会に入っている俺の友達もそのイベントに参加していて…」

「ヤンピー、「ヤ・ミカエル」臨床実験チームの担当者がイベント後の懇親会で話している事を目撃しているんですよ!」

「でも、どうして山田の友達が臨床実験チームの担当者を知っているんだ?」

「それは、岡田からの話しで…」

「臨床実験チームの担当者は、スキンヘッドでしかも…」

「スキンヘッドには、せんべいぐらいの大きくなアザがあることを…」

「岡田さんが話しいた事を思い出し…」

「ヤンピーの後援会に入っている友達に懇親会での事を聞いて見たんです…」

「すると、話しの内容はともかく…」

「…「ヤ・ミカエル」ヤンピー「ヨリヒロ」臨床実験チームの担当者となり…」

「…「スピリチュアル剤」「SPi」との接点がある事がわかりました!」

「山田…国との接点はこれだけでは…」

「不明確だよなぁ?」

「京介さん…そうくるかと思っていました!」

山田は、自信有り気にその事について話し始めた…


【ヤ・ミカエル国との関わり】


「京介さん…「ヤ・ミカエル」のスピリチュアル的…」

「アドバイスは…」

「占い?相談として…」

「政治家に絶大な支持を得ているの…」

「知っていますか?」

「政治家がアドバイス、占い?相談を受ける事はタブーです…」

「しかし…」

「…「ヤ・ミカエル」には千里眼があり…」

「未来を予知できるんです!」

「今の総理も…」

「何百万円も払い…」

「アドバイスを受けている事を聞いています…」

「山田…2点…理解が出来ない?」

「一つは、誰から聞いたのか?」

「表向きではない、情報の根拠?」

「もう一つは、国、政治家がなぜ?」

「…「ヤ・ミカエル」に「スピリチュアル剤」「SPi」を教えたのか?…だ!」

「京介さん…「ヤ・ミカエル」と政治家の接点、1点目は…」

「ヤンピーなんですよ…」

「ヤンピーは、ユートピア国として、凛県にリゾート地を作った…」

「そのリゾートに関与していた…」

「女将…出刃川ホテルの常連客に…」

「総理夫人がいて…」

「総理夫人を通じて、ヤンピーから「ヤ・ミカエル」が紹介されたそうです…」

「この情報は…ヤンピーが凛県でのイベント…ヤンピー祭で…」

「オペラコンサートが開催され…」

「総理夫人が、来場者として来ていた事をヤンピー後援会の友達から聞いています」

「オペラコンサートに来ただけでは…」

「確信ではないな?」

「山田…」

「本当、京介さんは疑いぶかいですね…」

「でも、それの疑いないと…」

「事業活動において成功しない事…」

「よく私が知っていますから…」

「京介さん…確信は…」

「総理夫人秘書もヤンピーの大ファンで、オペラコンサート後打ち上げ会で…」

「偶然にも…」

「総理夫人秘書が…」

「今後、出刃川ホテルに来る事になっていて、たまたま手帳を開いてた時…」

「秘書の手帳がノートの様に大きい事から、ヤンピー後援会の友達が不思議に思っていて…」

「何となく、日程が…見えて…」

「そこに…総理、総理夫人そして…」

「…「ヤ・ミカエル」との打ち合わせと書いてあった…」

「事が…確信出来…」

「覚えていた事を…」

「教えてもらったんですよ!」

「京介さん…もうひとつは…」

「国が…「スピリチュアル剤」「SPi」を作ったのですが…」

「提案は…「ヤ・ミカエル」の様です…」

「え…なんで…なんだ?」

俺はまた、自分に嘘をついていた…

この国の政治家に、こんな発想があるはずがないことを…

そして…

国のトップである総理に…

…「ヤ・ミカエル」が提案したのであったことを…

「京介さん…」

「これについては…確信が無いのですが…」

「90%以上は間違いありません…」

「まず、この国のトップ総理に会っていること…」

「…彼…「ヤ・ミカエル」は不可能を全て可能にしてきたこと…」

「残りの10%は…」

「今迄の彼の過信が…」

「裏目出る事だと思うのですが…」

「山田…俺は…」

「お前を天才だと思う!」

ここで、俺も山田を認め…

素直になる事にした。

そして、「ヤ・ミカエル」を認め…

彼の世界を理解する様に…


今では、会社から任命された調査を超えている…

仕事をしていることが…

ある地域での「スピリチュアル剤」「SPi」が新しい世代若者の服用義務化まで1ヶ月を切った!


【服用義務化…その地域】


「岡田…服用義務化される」

「地域はどこで…」

「その地域の人々は、受け入れを承諾しているのか?」

「京介さん…」

「まだ、はっきりしたリサーチが出来ていませんが…」

「マスコミ…」

「厚生省…の」

「…関係者からオフィシャルではありませんが…」

俺もマスコミ、厚生省の話しの内容から、大筋…わかってはいるが…

「岡田…マスコミや厚生省の話しからでいいから…」

「地域の選定理由を教えて欲しい…」

「京介さん、わかりました」

「当初、国がテストして、服用義務化…を」

「新しい世代若者が…」

「荒れてる地域に限定して…」

「実施する予定だったのですが…」

「短期間で、「スピリチュアル剤」「SP i」の効果を確認するため…」

「失業率が高い県、新しい世代若者に問題が多い県…」

「として…島国である…」

「直和県が選ばれ…」

「離島であり調査が取りやすいのも選ばれた…」

「理由だ…そうです!」

「でも、岡田…県知事や関係者がすんなり受け入れたのか?」

「これも、マスコミ関係者から聞いた話ですが…」

「国から…かなり手厚い支援があったようです」

「直和県は財政難でもあり、それに加えて、失業率それと…」

「一番の決めては…」

「新しい世代若者の…無気力化…」

「…心の病から…」

「発作的に起こる…」

「殺人事件…が…」

「他県と比較して、群を抜いているんです!」

「そんな事から、県知事や関係者は無条件でこの服用義務化に賛成したのです…」

「あとは、直和県は小さな島であり…」

「海の美しさ、豊かな自然を生かして、観光地として…」

「県知事や関係者など県の繁栄を考えていましたが…」

「新しい世代若者の無気力化、失業率、殺人事件などの…」

「イメージを払拭するために…」

「起爆剤として、県知事や関係者は「スピリチュアル剤」「SP i」…の」

「服用義務化を受け入れた…」

「大きな要因です」

「京介さん…岡田さん…」

「ヤンピーも「スピリチュアル剤」「SP i」の服用義務化を推奨している事から…」

「近々…直和県でイベントを開催する予定です」

「これも、ヤンピー後援会の友達が言ってました」

「たぶん…」

「…「スピリチュアル剤」「SP i」服用義務化イベントを引き受けた様ですが…」
俺は、心が落ち着かず…

恐れ…危険だけが、脳裏にあった!

「岡田、山田…」

「直和県に出向いて…」

「確認したいのだが…」

「どうにも俺は…相当ヤバイ…」

「事になる…」

「予感がするんだが…?」

「京介さんも感じていましたか?」
岡田が同調するように、相づちを入れ…

山田も頷いていた。

「国の決めた事だが…」

「新しい世代若者が服用しなければ…」

「良いのだから…」

「直和県の新しい世代若者の感性を確認したいと思うんだが…」

「どうかなぁ?」

「そうですね、調査内容を分けて、直和県に行きましょう!」
岡田の意見がでて…

「ヤンピーのイベント開催も気になるところ…で」
山田もヤンピーの件で、直和県を確認したいようであった。

俺は、あと…

「ヤ・ミカエル」の関わりも気になっていた…

そんな中…「スピリチュアル剤」「SP i」の人体実験での最終結果が…

「ヨリヒロ」臨床実験チームの担当者から聴くことが出来た!

その結果は…

至って普通であったが…?


【人体服用実験】


「ヨリヒロ」での投薬化した「スピリチュアル剤」「SP i」を…

死刑もしくは、出所が望めない無期懲役者10人を対象として…

服用実験が行われた。

犯罪歴では…

1.幼女殺害者で性的目的で殺めたもの…
快楽的(5歳までの幼女を二人以上殺めた者)

2.誰でも良かった的な、通り魔殺人をしたもの…
場当たり的(無差別的な行為で三人以上殺めた者)

3.成人女性など性的目的及び猟奇的殺人をしたもので…
サイコパス的要素が多いもの…
快楽的(男女問わない、1.にない殺人で三人以上殺めたもの)

初期段階では、前に聴いていたが、ゴキブリの遺伝子とミドリムシを融合させた「Gミド」の実験段階では…

ゴキブリの遺伝子が活性し過ぎて、腸内から飛び出して…

犠牲者が三人出たことも知っていたが…

ゴキブリの遺伝子を調整して…

70%の1-ブロモプロパン(「マカ」「アルギニン」「亜鉛」の約1%を含む)に…

30%の「Gミド」(ゴキブリの遺伝子60%、ミドリムシの遺伝子30%、デンプン質10%)

として、「スピリチュアル剤」「SP i」を完成させて…

実験は、1日、1回3錠として服用…

効果の確認となった。

服用後10日、20日、30日のデータを採り…

評価は、大きく3つを確認した…

1.頭…脳の変化

2.心臓…心の変化

3.生殖器…理性の変化

となっていたが…

「岡田…この3つの評価で「スピリチュアル剤」「SP i」の効果が本当に…」

「わかるのかなぁ?」

「京介さん…細部までの評価、効果がわからないのが…」

「現状です」

「犯罪によって、主に頭…脳の変化、心臓…心の変化、生殖器…理性の変化に…」

「効果が出ていることの…」

「裏付けは…」

「取れてるようです」

「結果…」

「脳の変化、心の変化、理性の変化この3つの変化が…」

「…「スピリチュアル剤」「SP i」が胃の酸で触媒され、浄化作用(1-ブロモプロパン)と活性化作用(Gミド)が血管を通じて脳に届き…」

「ドーパミンを発生させ、シナプス効果があるようです」

「そうなんですよ!」
そこで、山田が語り出した。

「ここで、自分では考えていなかったデンプン質10%の効果があり…」

「シナプスを活性させているんですよ!」

「でも、なんで…」

「ドーパミンが出て…シナプスを活性化させたんだ?」

「たかだか、デンプン質10%でそんなに効果があるんですかねぇ?」

「岡田もそう思うか?」
俺は、まだ納得出来ないでいた?

「京介さんも岡田さんも…」

「化学物質である1-ブロモプロパン…」

「古代から生き延びている生物…ゴキブリ…」

「そして、デンプン…」

「まだ、私もしっかり理解していませんが…」

「…「ヨリヒロ」では奇跡の配合と言われ…」

「化学物質1-ブロモプロパンは洗浄剤…」

「進化した生物は、ゴキブリとミドリムシが融合した「Gミド」…」

「化学物質1-ブロモプロパンが胃の酸により…」

「触媒され…」

「生物「Gミド」が脳内活性化され…」

「奇跡の錠剤…」

「…「スピリチュアル剤」「SP i」が誕生したのです」

「理性の変化も…」

「ドーパミンから分泌されるシナプスも…」

「化学物質1-ブロモプロパンが触媒作用があり…」

「Gミドの活性化と共に…」

「穏やかにする作用もあり…」

「理性が保たれるようです」

「心の変化は…」

「脳、理性の変化と同じようで…」

「違うところは…」

「胃から脳に到達する前に…」

「心臓の細い動脈血を通過する事で…」

「今迄は流れが遅い、動脈血が早く綺麗に洗浄され…」

「頭で描いたイメージが心にクリアな状態で入り込むので…」

「常にポジティブな心て居られるのです」

山田は、岡田から聴いた「ヨリヒロ」臨床実験チームの担当者の情報を理解し…

自分の知識を交えて、説明していた…

効果については、理解し納得できたが…

俺は…

この奇跡の錠剤「スピリチュアル剤」「SP i」自体が…

なぜか…

なにかの要因で…

俺は、嫌な予感が…

頭の中に渦巻いていた…


【法令服用義務化】


俺たちは、「スピリチュアル剤」「SPi」が服用義務化される…

直和県に向うため、飛行場にいた。

直和県は、俺たちが住んでいる都心から、飛行機で1時間半…

特急列車では、乗り継ぎも含め3時間半かかることとなっていた!

早急に、直和県、県民の心情や「ヤンケル」の参入予知など調査を早急に行いたいことから…

飛行機にて向かうこととなった。

服用義務化まで、1カ月を切り直和県の調査で一番知りたいことは…

直和県…島での服用義務化が県民にとって…

どう捉えているか?

それにより、新しい世代若者がそれをどう受け入れ…

その他の人は…

これも、国が行なうテストとのことから…

義務化法律もこの島…直和県に限定されていた!

「岡田…国、厚生省もかなり内々で「スピリチュアル剤」「SPi」の服用義務化を進めているが…」

「直和県での服用義務化法律の情報…」

「わかるか?」

「京介さん、それがもう服用義務化まで1か月を切っていますが…」

「オフシャルでの公表は無く…」

「直和県の県知事など…は」

「わかっているようです…が」

「…「スピリチュアル剤」「SPi」の法律内容は…」

「直和県…の」

「関係者から聴くことができました…」

「岡田…」

「この短期間で良くその様な…伝手があったなぁ?」

「京介さん…今回の調査について…」

「気持ち悪いぐらい…」

「知り合いがいたんですよ…」

「それが、これも大学時代の知り合いで…」

「たまたま、直和県の県庁に勤めているやっがいたんですよ…」

「そいつも…はじめ…」

「口を閉ざしていましたが…」

「…「スピリチュアル剤」「SPi」につき話しはじめると…」

「ここまでわかっているのでは…とばかりに…」

「服用義務化法令が執行されて…」「オフシャルでの通達がある迄…」

「黙っていることを約束で…」

「聴く事が出来ました!」

「まず、法令は厚生省から発令され…」

「法律名は「新しい世代若者心身癒し法」とし…」

「第一条 「スピリチュアル剤」「SPi」の服用義務化となり」

「発令される予定で…」

「服用義務化の目的は…」

「新しい世代若者心の苦悩、負担を軽減することを目的とし…」

「満15歳から満30歳の新しい世代若者において…」

「1日・1回・3錠を必ず服用すること…」

「服用の確認は…」

「錠剤が収納されている「デジタル式保管機」が届けられ…」

「新しい世代若者は、服用する事になります」

「岡田…そんなことで…」

「服用義務化が図れるのか?」

「京介さん…」

「それが…「デジタル式保管機」は優れもので…」

「…「スピリチュアル剤」「SPi」は温度管理が必要であり、20度を保ってる…」

「冷蔵機能がついていて、早朝5時から10時まで服用しないと…」

「制御システムが内蔵されていて…」

「第1段階で警告音と光…」

「これがまた、かなり、けたたましい様です」

「それでも、無視していると…最寄りの交番又は警察署から…」

「警察官が出動する事になっています」

「そうなのか…?」

俺は、滑稽としか言いようがなかったが…

これを受け入れた…

直和県…

県知事、関係者…

そして、県民…

俺たちは、飛行機に乗る前に確認し合っていたのだが…

不思議に「ヤ・ミカエル」との関わり?思想?が…

まだ読めない状況だった。


【ヤンピーイベント】


俺たちが直和県の空港に着いたのは午前10時を少し過ぎていた…

やはり、都心より気温が高く6月を過ぎたばかりなのに…

汗が顔を伝わり…

顎を通過し…

俺のズボンにシミのような…

模様がついていた…

「岡田…前にもこの島に来た事あるのか?」

「来た事…」

「ありますよ…」

「一度、年齢層におけるマーケティングリサーチをするため…」

「訪れたんです…」

「彼此…5年前ぐらいだと思いますが…」

「リサーチの結果はどうだったんだ?」

「それが…リサーチの結果…は」

「この島での、大きなマーケットは望めない…と」

「…結果が出ました」

「それは…」

「当時のニーズの対象が働き盛りの…」

「20〜40代をターゲットとした…」

「サプリメントだったんですが…」

「島での仕事は…」

「漁師…」

「魚加工工場…」

「観光として、店屋・民宿…」

「養豚場があり、ブランド豚…直和豚が有名でした!」

「しかし、5年前は…」

「年配者 40から70歳が圧倒的に多く…」

「ターゲットとした20代から40代向けのサプリメントは…」

「直和県の世代のニーズから…」

「ズレていたんです!」

「京介さん…そして…」

「私が知りたいのは…」

「何故、この島での「スピリチュアル剤」「SP i」…の」

「服用義務化を…図ったのか?」

「5年前は…中高年者が多かったのに…」

「何故…」

「この島が「スピリチュアル剤」
「SP i」の服用義務化に選ばれたのか?」

「最大の「スピリチュアル剤」
「SP i」の服用義務化目的は…」

「失業率、犯罪、それらの要因から…」

「直和県は財政難である事…」

「解っているのですが…」

「新しい世代若者の人口が…」

「少ないはずなのに…」

俺は、岡田がこの島、直和県で「スピリチュアル剤」「SP i」を服用義務化させた意義が…

理解出来ないことから…

現状のリサーチを考えていた!

出口までのターミナルでこんな会話をしていた。

すると空港出口に…

大きなイベントパネルが目に飛び込んで来た。

それは、今後行われるヤンピーのイベント広告であった!

パネルには…

【タイトル】
「ヤンピーなんかワクワクして来た!」

〜皆んなイキイキ、ワクワクのために!〜

【サブタイトル】
「スピリチュアル剤」「SP i」は皆んなのためのお薬だよ!

【イベント内容】
①正しい「スピリチュアル剤」「SP i」服用方法
*ヤンピー
*直和県知事等

②「ジジ・ババ ダンサーズショウ」タイム
*ヤンピー
*とりまきチーム(ニャンべー、パリン、ブリちゃん、マロC他)

③ヤンピートークショウ
*ヤンピー

④特別イベント講演
*「ヤ・ミカエル」〜新しい世代若者へ
*ヤンピー「ヤ・ミカエル」スペシャル座談会

⑤ヤンピー家族ファイナル
お歌の合唱
*ヤンピー
*とりまきチーム(ニャンべー、パリン、ブリちゃん、マロC他)
*とりまきに入れないチーム(なんちゃん、ユッキー、マッツ他)

【主催】
直和県知事
南国市、御国市
ヤンピー家族

「山田…ヤンピーのイベント…」

「…「スピリチュアル剤」「SP i」の服用義務化日に合わせて…」

「行われるんだなぁ!」

「そうですね…」

「京介さん…」

「私は、ヤンピーイベントと県知事の関係…を」

「調査します…」

俺は、ここで国、厚生省、直和県、「ヤ・ミカエル」、ヤンピイベントが繋がっていることを…

確信した?