スピリチュアル…虫…SPi


第175章…取り調べダウンダウンダウンダウンダウンドンッドンッドンッドンッドンッ


それはあっという間の出来事であった。



総理はアメリカでこの事態を知り…



逃亡を図ろうとしたが…



大吾がアメリカの警察と精通があった事で…



総理を水際で取り押さえる事が出来た…



しかし…



総理は、国内で起こした犯罪であることから、弁護士を立て…



黙秘を保っていた。



今、総理はアメリカを飛び立ち…



8時間後、この国に到着する予定となっていた。



物的証拠として、腹中、「ヤ・ミカエル」の大臣室の書物などを段ボールに入れ押収していた。



そして、腹中、「ヤ・ミカエル」は警視庁第1捜査課 の取調室に連行され…



腹中は、「スピリチュアル剤」「SPi」服用義務反対派リーダである迎田 翔太を殺害に関与したのか?



捜査課、取調室係の下山係長が取調べ…



主犯である「ヤ・ミカエル」はどの様にして…



「スピリチュアル剤」「SPi」服用義務反対派リーダである迎田 翔太を殺害する計画を企だて…



殺害を指示したのであるのか?



山神課長が取調を行なっていた。



そして取調べの結果、腹中は迎田翔太が殺害されてから「スピリチュアル剤服用大臣」となり…



その後「総理側近大臣」となった事から関与が無く「白」であった。



しかし、このような事があり逃亡の恐れから警視庁の留置所に送られ…



総理が帰国するまで…



拘束される事になった。



次に「ヤ・ミカエル」は…



心の闇からの解放されたかったのか?



素直に自供していた。



「ヤ・ミカエル」はスピリチュアル界では…



スピリチュアル事業を目指す誰もが尊敬し、崇拝していた…



「ヤ・ミカエル」の教えはこの世が全てでは無い…



「あの世」それは、次元を超えてた世界…



決してこの世が現実なのか?



あらゆる事を人間の心…



スピリチュアルについて考え信仰を深め…



「ヤ・ミカエル」は「あの世のススメ」を崇拝する信者たち…



政財界、芸能界からも信頼を得ていた。



そして、この国のトップである総理の開運について…



アドバイスを行い…



そのアドバイスがことごとく上手くいき…



総理への信頼とスピリチュアル事業において成功していた。



しかし、ある事から「ヤ・ミカエル」の人生は大きく変わったのであった。



それは、彼が信頼していた弟子の裏切りであった。



弟子は彼「ヤ・ミカエル」の成功に嫉妬し…



彼が愛する…



妻、娘を殺害したのだ。



彼が1番大切な宝である「家族」を奪ったのであった。



そこで彼「ヤ・ミカエル」は本来の心…



スピリチュアルの考えが無くなり…



彼は大切な宝を奪った弟子への復讐心が心を埋め尽くしていた。



そこで彼「ヤ・ミカエル」は合法的に弟子を死刑にする為…



信頼がある総理に近づき、政財界に入り込んだのであった。



そして、弟子を死刑に…



彼の目的は達成したのであったが…



心の闇は拭うことができなかった。



それは、高齢者によるモラルがない身勝手な行為からの交通事故…



新しい世代若者による通り魔殺人…



動物以下である獣物…

我が子を虐待死させる…

鬼畜夫婦…



こんな世の中が現実なのか?と彼「ヤ・ミカエル」は常に思うようになり…



この国を根本から変える事を決意したのであった。



その提案は…



初めは、新しい世代若者の心の癒から…



「スピリチュアル剤」の服用を提案したのだったが…



おかしかな交通事故、通り魔、虐待死が増え続け…



新たなに…



全国民に服用させる「スピリチュアル剤」「SPi」服用義務化法令を提案し…



総理も理解…



承諾したのであった。



そして直和県で「スピリチュアル剤」「SPi」服用義務が施行され…



本土で服用義務がスタートする予定であったが…



「スピリチュアル剤」「SPi」服用義務化反対派が国家議事堂前で、幾度も抗議を繰り返していた。



そんな事から…



「ヤ・ミカエル」はこの様な話を山神課長に伝え…



本題である…



息子翔太、殺害計画…



指示について話し始めた。