スピリチュアル…虫…SPi



第174章…警視庁第1捜査課 山神…ダウンダウンドンッドンッ

「迎田大臣…」



「この騒ぎ…」



「なんとかならないのかね!」



「総理に連絡しましたが…」



「アメリカ大統領との会談があるため、急遽帰国は…」



別に俺に報告する内容じゃないのに?



しかし、いい情報を得た…



総理の帰国が遅れる事から、これからの包囲網が考えやすくなる…



「腹中大臣….」



「観ての通りですが…」



すると、腹中、「ヤ・ミカエル」の後方から…



部屋の扉を開け…



警視庁の捜査官が入ってきた。



「警視庁第1捜査課の山神です」




「警視庁 警案部隊 成島総長からの指令で捜査に来ました」



警視庁第1捜査課 山神は捜査課の課長で、政財界の犯罪捜査に関して…



精鋭として有名であった。



そして山神と部下数十名が部屋に現れ…



山神が…



「約1年前に起きた…」



「…「スピリチュアル剤」「SPi」服用義務反対派リーダーである」




「迎田 翔太さんが射殺された事件で…」



「その射殺を支持した….」



「主犯に総理大臣そして…」



「…「ヤ・ミカエル」大臣あなたが捜査上に上がっています…」



すると腹中が…



「なんだね、君たちは…」



「失礼では無いか….」



「捜査令状は…?」



その腹中の言葉に慌てる事なく、山神は…



「この様に、迎田 翔太さん殺害指示罪として….」



「捜査いたします….」



「山神課長…」



「捜査の根拠は…」



「あなたは、総理の側近である大臣…」



「腹中大臣ですね?」



「あなたも共犯として、事情聴取いたします….」



「そして、「ヤ・ミカエル」大臣あなたは、主犯として取り調べますが….」



「まず、証拠物件を差押えてくれ….」



山神が部下に証拠物件を差押える指示を出し…



「ヤ・ミカエル」、腹中の大臣室に向かった。



続いて、山神が…



「主犯である「ヤ・ミカエル」大臣…」



「共犯である腹中大臣を連行してくれ…」



すると、腹中が…



「なんで俺が…」



「ヤ・ミカエル」は哀しい目をして天を仰いでいた…



そして俺に向かって…



「京介、お前….」



「謀ったな!」



俺は薄ら笑顔を浮かべ…



「ヤ・ミカエル」の顔観て…



人差し指を「ヤ・ミカエル」に突き立て…



「グッドラック…」



「バイ…バイ….」


と呟いた…



そして、俺は部屋の窓に向かった…



窓の外には群衆先頭にいる…



矢田と冴島の息子に向かって…



親指を立てた右手を大きく突き上げた…



「やったぞー矢田…!」



すると群衆が大きな歓喜を上げ…



「ヤンピー」「ヤンピー」とコールが続いていた。



それを観て「ヤンピー」が窓際から手を振っていた。



そして俺達に山神が…



「情報提供と今迄の経緯は…」



「成島総長から聞いています」



「情報提供は初め….」



「噂的に話しがあり…」



「2ヶ月前ぐらいから….」



「国民が今迄と変わり、物事を考える…」



「そんな時、成島総長の知り合いである….」



「直和県に住む…大吾氏から」



「真実を…」



俺はしかし、これで完結したと…



感じられない…



それは、総理は…