スピリチュアル…虫…SPi



第137章 「腹中浄」「スピリチュアル剤服用大臣」就任…ダウンダウンダウンダウンダウンドンッドンッドンッドンッドンッ



俺は直和県に行く支度をする為、山田の指示である…



東京のブティックに向かっていた…



すると、ビルのモニターに映し出されたニュースには…



「ヤンピー」に代わる「スピリチュアル剤服用大臣」の人事であり…



スピリチュアル界においてナンバー2であった…



「腹中 浄」が就任した、



スピリチュアル界では「ヤンピー」の後を追って「腹中 浄」「すずき ごろう」であり「スピリチュアル剤服用大臣補佐」を2人が務めいた。



しかし、「腹中浄」は「ヤンピー」のやり方について理解は無かった…



それは、「腹中 浄」において、スピリチュアルを通じて金儲けをすることが一番の要因と言われていたからだ…



「腹中 浄」は保険会社の営業部長を任されていた…



しかし、来る日も来る日も営業ノルマによる売り上げをどうするかばかり考え…



部下への叱咤激を行なっていた事から、彼の心は、生活の為に我慢することだけを考え…



彼は、いつでもゆとりが無く常に、緊迫感、切迫感だけが…

彼の心を支配するようになり…



家庭は崩壊していった…



彼がスピリチュアルを知るようになったのは「ヤ・ミカエル」の「あの世のススメ」であり…



彼の心を解放させたのであった…



「ヤ・ミカエル」により、彼は気づいた…



それは、彼自身が…
勝手にこの世を作り上げた結果…



会社に入り、家族を養って行く事だけが人生と思い込んでいたのだ…



挙げ句の果て…



心から楽しめる事無く…


家庭が崩壊し…


妻と離婚…


最愛の一人娘と別れることとなった。



「ヤ・ミカエル」の教えは、この世を超越した…


あの世の世界…


「あの世のススメ」であった。



彼は「ヤ・ミカエル」により、スピリチュアルを…



「あの世のススメ」を知り…



心の解放を知った。



「あの世のススメ」は簡単に言うと見える物だけが…


現実では無いこと…



見えない世界、霊や魂…宇宙…地球外生物…など、この世を超越した思想であり…



一番は、皆んなが幸せになる事であった…



そんな「ヤ・ミカエル」の教えにより心を解放させ…



「あの世のススメ」からスピリチュアルを理解し…



職業にし…
スピリチュアルで生計を立てる事を考えるようになった。



そして、彼に大きなチャンスがやって来た…



それは、芸能人の心の鑑定であり…



過去の辛かった事やトラウマなどを聴き出し少しでも悩み…



心の解放を目的としていた…



心理療法を用いて、芸能人の心を探る番組が出来、そこにレギュラー出演した事から売れっ子になった。



彼、「腹中 浄」が優れていたのは、テレビ…
マスコミを通して…



心理療法をパフォーマンスとし茶の間に届けたところであった。



それは、芸能人が彼の問いに素直に答え…



言葉を反復させる事から…

過去の辛かった事や後悔などの気持ちを答えさせ…


納得させる事であった。


ある芸能人は歓喜あまり…



嗚咽しながら彼の言葉に頷き…


受け入れていた。


テレビを観ている…


お茶の間の視聴者が関心を持ち…


マスコミはこの番組に大きな関心を寄せ…

彼…「腹中 浄」は話題となり…



一躍…スピリチュアル界での有名になり、心の浄化による心理療法で彼のファンが増えていき…



生計…

いや金持ちとなっていた…



その頃から「ヤンピー」そして「腹中 浄」「スズキ ゴロウ」はスピリチュアル界で有名になっていた。



「スズキ ゴロウ」はマスコミを嫌い独自の詩やメッセージ・ソングなど地道にファンを作り上げていた。



しかし、パフォーマンス能力で上回った「腹中 浄」が「スピリチュアル剤服用大臣」に任命されたのであった。


俺は、東京のビルのモニターで「腹中 浄」の「スピリチュアル剤服用大臣」になった事知り…



彼の生い立ちが頭によぎったのであった。




俺は、ブティックに到着し…



変装するため、薄暗い路地をに入っていった…



そこは想像していたよりディープな店であった。