スピリチュアル…虫…SPi


第136章 直和県へ…ダウンダウンダウンダウンダウンドンッドンッドンッドンッドンッ



「ヤンピー」は政府議事堂屋上から飛び降り自殺を図ってから…1ヶ月が過ぎようとしていた。



「ヤンピー」は命を落とす事は無かったが…



下半身付随となり車椅子生活を送っていた。



余りにも衝動的な「ヤンピー」の行動にマスコミ…



そして「ヤンピー」ファンから政府へ問い合わせが殺到していた。



しかし、マスコミも「ヤンピー」ファンも「スピリチュアル剤」「S P i」を服用している事から…



政府の担当者レベルの回答で終結していた。



「ヤンピー」辞任につき、総理、「ヤ・ミカエル」から声明が出されて…



国民は、「ヤ・ミカエル」の肉声を聞く事により…




「スピリチュアル剤」「S P i」を服用している事から…



疑問を持つ心が暗示的に無くなるのであった。



今になって…「ヤンピー」はこの世界を怨んでいたが…



もう遅いと感じ…



屍として生きていく事を決めていた。



俺は、「ヤンピー」の事があり…



山田から直和県視察の打診を保留していた…



俺は山田の支持に従い、明日から休暇を取り直和県に向かう事にした。



再度山田に確認したところ、やはり…



不思議な事に政府関係へお伺いをせずに…



観光としてきて欲しいとの要望であった。



山田は「ヤンピー」の事件を知っているのだが…



取り乱す事なく…



直和県視察の詳細内容を俺に伝えるため



以下内容のメールが送られてきたのであった。



「京介さん、「ヤンピー」ちゃんの件で大変だったんですね?」



「明日から、お越し頂ける事とご返事があり感謝致します」



「明日お越しの際は前にもお話しした通り…」



「絶対政府関係者へお話ししないでください…」



「メールを読み終わりましたら、自動的に削除されます…」



「絶対政府関係者にわからないようにしてください…」



「あと、直和県に来られる交通は、電車でお願いします…」



「それも、経路を通常と違う…」



「ルートでお願いします…」



「それは、絶対政府関係者に足どりを知られないためです…」



「あと…」



「明日、家を出てから郵送で送られている…」



「東京のブティックに行って下さい…」



「郵送された東京のブティックは、宣伝広告としての通達である事から…」



「政府関係者は嗅ぎつけていません…」



俺は山田がここまでする事…



俺を「ヤ・ミカエル」から決別させる目的が理解出来始めたのだが…



しかし、山田は「スピリチュアル剤」「S P i」を服用しているのに…



山田のメールは続いた…



「そして、そのブティックで衣服、カツラ、帽子で変装し…」



「別人になった気になって下さい…」



「あとは、政府関係者の尾行、監視などくれぐれもご注意して下さい…」



「京介さんが直和県にいく事が政府関係者に分かれば…」



「私、なんちゃんの命が危なくなる事を理解して下さい…」



「なんせ無事に直和県にお越しください…」



「詳細内容及び今後の…こと」




「重大な事をお話しします…」



「このメール内容が頭に入ったと思います…」



「このメール文はあと1分で消去されます…」



「しかし、この事に関して機密漏洩を防ぐために…」



「京介さんの携帯を破壊し廃棄して下さい…」



「破壊して廃棄品も業者から通達が来ていて…」



「その業者に渡して下さい…」



「私がメール連絡する前の新しい携帯を贈られているか、確認して下さい…」



「よろしくお願いします…」



「それではまた…」



ここまでで、メール文は終わり、1分後にメール内容は全て消え去り…



俺は言われるまま携帯を破壊し…



公衆電話から業者を呼んで回収して貰った…



業者の手配も全て山田からの指示で行なったのであった。



俺は、「ヤンピー」件で家を留守にしていたこともあり、「東京のブティック」の郵送物と新しい携帯が届いていた。



俺は…



山田の抜け目無い…周到な準備にあっけにとられていた。



山田はやはり…きっと…



俺は確信…出来…



この世界が…



いままでの様に…



戻れるのでは無いかと…



一筋の希望が観えたのであった。