歪み〜レトロウイルス リメイク

第五章 シンの話…



今と違い、花が咲き乱れ、木々は生い茂り、陽は均一にあたり穏やかな日々が続いていた。
平和過ぎたのであろうか?
国民の大半が自主性を失い、政府機関が与えるにようになっていった。
人間として最も必要なのは考え出す力で…
この世に必要な人間性や、希望に満ちた創造力などを養う教育だったが…
それを無視し…
試験重視のペーパー教育となり…
自分さえ良ければ…的な…
何の為に、誰の為に「目標、目的」が無い人間が増えていった。
そして要領と従う事を重視してきた結果…
楽に、肥える生活が当たり前になり始めて来た。
そして、ボクシングボディブローのように…
ジワリ、ジワリとこの世界をおかしな方向に陥れはじめた…
テクと私は国が運営する同じ研究室にいた。
そこはシンボルの政府機関内があり、国を統制して行く為、あらゆる機関が配置管理されていた。
テクと私は組織機関を把握後、私の専門である食品研究を行う事になった。
テクは何事にも貪欲で、私が教えるこたを直ぐに理解し、多くの知識を吸収しようとしていた。
もう何年前になるだろうか?
私とテクそしてもう一人「ロイ」は近い将来この様になる事を予測していた!
私達の研究は将来の食糧、食品の需要及び安全など未来の食糧をテーマに…
あるべき姿の確立を目指し進めていた。
対応として
◉食糧の供給
1. 新菜園の確立
*これは微量の光や熱で育つ
野菜、果物など室内植物園
2. 食肉の需要と供給
*肉食化が進み、食肉が高騰
その代替え品及び食肉の在
り方
3. 環境適応食品の推進
*これは食の安全、安心をし
っかり考え国民に提示し
我々が管理していくシステム
簡単に言えば変化する環境下に対応出来る…
食品を開発し上記の事を最重要とし、取り組んでいくことだったのだが…
しかし、我々の予測よりも早く最悪な事態がやってきた…
それは気泡が空に観えはじめてから僅かな時間で集結しはじめた。
気泡は水銀が一つのところに集まるかのように集結してから…
伸縮を繰り返しスライムのようにだらしなく空を覆っていた…
そして、空が地響きを起こし、激しい亀裂音と共に「歪み」を発生させるようになった。
オゾン層が破壊され…
「歪み」からウイルスが入り込み動物が絶滅…
食糧危機に陥り、食糧の確保など現状の問題を 解決して行くことに変わっていった。

食糧危機から、私とテク、ロイは、人工食糧の開発に明け暮れていた。
私は、休暇の時などテク、ロイを家に呼び食事を共にしていた。
私達は、家族のようだった。
たまの休暇なのに話題は食糧、食品の事を熱く語り合っていた…
刻々と迫る食糧難に…
休暇など無かったのかも知れない…
私の妻、娘イマ、息子リクも彼らを家族のようにおもっていた。
テクと私は食糧研究について、考え方の違いがあり、口論を繰り返していたが…
人間的な考え方や尊重心など、同調していた。
しかし、天才型のロイは、少し違っていた。
それは、彼の考え方は独裁的なものだった…
ひとりの人間が優れていれば、それに従えば、良いのではないかと…
彼の中には孤独と憎しみが…
心のどこかに住みついている様だった。
そんな彼に私は人間としての考え
や尊重を求めて会話を重ねてきたが…
彼には悟りの境地には至らなかった。
そして彼の消息が途絶えた…
もうひとつの理由は…
彼は私の娘、イマに恋をした…
しかし、イマが恋したのは、テクであり彼もイマを愛していた…
プライドの高いロイは、現実を受け入れる事が出来なかったのだ。
彼は今どうしているのか?
心配である…
間違った道に陥って居なければ良いのだが…?
私とテクは、少しづつ人工食糧を食品化させていた。
動物に変わる資源を植物で補うよう、新たな原料を模索していた。
植物は何処の家庭でも出来るハウス栽培に…
自給を促すシステムや植物と昆虫を融合させた新しい食品などを開発研究していた…
しかし…
贅沢を極めた富豪や資産家たちは、この様な質素な生活を受け入れられる事が出来ず…
備蓄していた冷凍動物を買いあさり、金持ちだけの暴動が起こっていた…
その様な事を正し、はっきりした政策を政府が、打ち出して来るものだと思っていたのだが…?
私とテクは、これからの食糧、食品など、生きて行く為のこれから?
この国の食糧の方向づけを考え、進めてきたのだが…!
その矢先に、私達の研究施設が突然廃止されるようになり…
訳のわからないまま、私達は解雇された。
我々は、国民全体のことを考え、行ってきたのだが…?
政府は考える事…
辛抱する事を拒否する様になり…
少ない冷凍貯蔵肉や備蓄野菜を高騰な価格で、売りさばく様になった。
解雇後、私とテク、研究所の数人で国民の為に食料の開発生産を行い、政府を無視して人工食料を国民に提供していた。
初めは、試行錯誤の繰り返しだったが、テクそしてその他の研究員の努力により…
安全性を重視したの試作食品を繰り返し国民に提供して…
自然の大切さや環境の重要性を食のあり方と共に、国民に考えさせ…
食を通じて人の感情を豊かにして行こうと我々は考え初めていた。
そして、我々が開発した人工食料は植物的要素が主であり…
陽の光を受けずに栽培でき栄養素が高い…
「もやし」と「きのこ」を融合させた「ものこ」など…
そのままでも!
ドライフーズにしても!
活用できる食品を製作し、国民に提供し始めていたのだが…

もうこの頃には、テクとイマは結婚していて、お腹にはレオを授かっていた。
貧しかったが、少しづつ国民全体が考えて行動する様になり始めてきた。
食の危機を迎えた事で、国民に変化が見られ…
政府を当てにせず独自に切り開いて行こうと、私とテクの考えに国民も賛同してくれていた。
庶民の台所を私とテク達が補って行き…
その考えを国民と理解し合い、考えを出し合えるようになってきたのだったが…
政府に理解を求めず…
国民に人工食料を提供していった事が…
私達が今後、クーデターでも起こし政府を乗っ取るのではないかと…
思われたのか…?
我々の食品が市場に出始めた頃、おかしな事が頻繁に起こるようになった…
一つは食品にありえないような混合物が注射にて混入されていたり…
もう一つは故意的にドライフーズをポリエステル樹脂にて固めた物などが…
生産工場内外に起こっていた?
私達は政府の嫉妬的な陰謀にはめられたのであった…
我々もセキュリティなどの考えが甘かったのは確かだったが…
政府の目的は生産工場を閉鎖する事と、我々二人を引き離す事だった…
そして有りもしない罪を着せられるようになり…
私は生産を推進した事で、罰金と外出禁止五年が言い渡され…
テクは生産指示、開発指示、宣伝指示など訳の解らない罪を受け…
十年以上の収容されると言う曖昧な刑を受ける事になった。
あれから六年が過ぎようとしていた。
私は刑期を終えたのだが…
テクはどうなっているのだろうか…?
テクは、息子の顔を見る事も出来ず…
時か流れて行った。
その間…
私の妻は「歪」から入ってきた光により、原因不明の発疹と共に高熱を発生させ二週間で死んでしまった…
はっきりした原因は定かではない…
拝金主義者、無気力者、無能者と人を思いやる人間がいなくなり…
政府事態が国民の事など考えず、税金を私服化する事に頭を使っている始末であった…
おかしな世界になり始めてきたのだが…
リクに聞いたとは思うが…
私の刑期が終わる一年前から…
変わった政令が打ち出された。
食糧難による完全配給制…
レトロウイルスの感染による満五十歳の生命…
こんな方針が今迄の政府に考えられるはずが無い…
取り引きの匂いがするのだが…?


第五章 シンの話…




今と違い、花が咲き乱れ、木々は生い茂り、陽は均一にあたり穏やかな日々が続いていた。
平和過ぎたのであろうか?
国民の大半が自主性を失い、政府機関が与えるにようになっていった。
人間として最も必要なのは考え出す力で…
この世に必要な人間性や、希望に満ちた創造力などを養う教育だったが…
それを無視し…
試験重視のペーパー教育となり…
自分さえ良ければ…的な…
何の為に、誰の為に「目標、目的」が無い人間が増えていった。
そして要領と従う事を重視してきた結果…
楽に、肥える生活が当たり前になり始めて来た。
そして、ボクシングボディブローのように…
ジワリ、ジワリとこの世界をおかしな方向に陥れはじめた…
テクと私は国が運営する同じ研究室にいた。
そこはシンボルの政府機関内があり、国を統制して行く為、あらゆる機関が配置管理されていた。
テクと私は組織機関を把握後、私の専門である食品研究を行う事になった。
テクは何事にも貪欲で、私が教えるこたを直ぐに理解し、多くの知識を吸収しようとしていた。
もう何年前になるだろうか?
私とテクそしてもう一人「ロイ」は近い将来この様になる事を予測していた!
私達の研究は将来の食糧、食品の需要及び安全など未来の食糧をテーマに…
あるべき姿の確立を目指し進めていた。
対応として
◉食糧の供給
1. 新菜園の確立
*これは微量の光や熱で育つ
野菜、果物など室内植物園
2. 食肉の需要と供給
*肉食化が進み、食肉が高騰
その代替え品及び食肉の在
り方
3. 環境適応食品の推進
*これは食の安全、安心をし
っかり考え国民に提示し
我々が管理していくシステム
簡単に言えば変化する環境下に対応出来る…
食品を開発し上記の事を最重要とし、取り組んでいくことだったのだが…
しかし、我々の予測よりも早く最悪な事態がやってきた…
それは気泡が空に観えはじめてから僅かな時間で集結しはじめた。
気泡は水銀が一つのところに集まるかのように集結してから…
伸縮を繰り返しスライムのようにだらしなく空を覆っていた…
そして、空が地響きを起こし、激しい亀裂音と共に「歪み」を発生させるようになった。
オゾン層が破壊され…
「歪み」からウイルスが入り込み動物が絶滅…
食糧危機に陥り、食糧の確保など現状の問題を 解決して行くことに変わっていった。

食糧危機から、私とテク、ロイは、人工食糧の開発に明け暮れていた。
私は、休暇の時などテク、ロイを家に呼び食事を共にしていた。
私達は、家族のようだった。
たまの休暇なのに話題は食糧、食品の事を熱く語り合っていた…
刻々と迫る食糧難に…
休暇など無かったのかも知れない…
私の妻、娘イマ、息子リクも彼らを家族のようにおもっていた。
テクと私は食糧研究について、考え方の違いがあり、口論を繰り返していたが…
人間的な考え方や尊重心など、同調していた。
しかし、天才型のロイは、少し違っていた。
それは、彼の考え方は独裁的なものだった…
ひとりの人間が優れていれば、それに従えば、良いのではないかと…
彼の中には孤独と憎しみが…
心のどこかに住みついている様だった。
そんな彼に私は人間としての考え
や尊重を求めて会話を重ねてきたが…
彼には悟りの境地には至らなかった。
そして彼の消息が途絶えた…
もうひとつの理由は…
彼は私の娘、イマに恋をした…
しかし、イマが恋したのは、テクであり彼もイマを愛していた…
プライドの高いロイは、現実を受け入れる事が出来なかったのだ。
彼は今どうしているのか?
心配である…
間違った道に陥って居なければ良いのだが…?
私とテクは、少しづつ人工食糧を食品化させていた。
動物に変わる資源を植物で補うよう、新たな原料を模索していた。
植物は何処の家庭でも出来るハウス栽培に…
自給を促すシステムや植物と昆虫を融合させた新しい食品などを開発研究していた…
しかし…
贅沢を極めた富豪や資産家たちは、この様な質素な生活を受け入れられる事が出来ず…
備蓄していた冷凍動物を買いあさり、金持ちだけの暴動が起こっていた…
その様な事を正し、はっきりした政策を政府が、打ち出して来るものだと思っていたのだが…?
私とテクは、これからの食糧、食品など、生きて行く為のこれから?
この国の食糧の方向づけを考え、進めてきたのだが…!
その矢先に、私達の研究施設が突然廃止されるようになり…
訳のわからないまま、私達は解雇された。
我々は、国民全体のことを考え、行ってきたのだが…?
政府は考える事…
辛抱する事を拒否する様になり…
少ない冷凍貯蔵肉や備蓄野菜を高騰な価格で、売りさばく様になった。
解雇後、私とテク、研究所の数人で国民の為に食料の開発生産を行い、政府を無視して人工食料を国民に提供していた。
初めは、試行錯誤の繰り返しだったが、テクそしてその他の研究員の努力により…
安全性を重視したの試作食品を繰り返し国民に提供して…
自然の大切さや環境の重要性を食のあり方と共に、国民に考えさせ…
食を通じて人の感情を豊かにして行こうと我々は考え初めていた。
そして、我々が開発した人工食料は植物的要素が主であり…
陽の光を受けずに栽培でき栄養素が高い…
「もやし」と「きのこ」を融合させた「ものこ」など…
そのままでも!
ドライフーズにしても!
活用できる食品を製作し、国民に提供し始めていたのだが…

もうこの頃には、テクとイマは結婚していて、お腹にはレオを授かっていた。
貧しかったが、少しづつ国民全体が考えて行動する様になり始めてきた。
食の危機を迎えた事で、国民に変化が見られ…
政府を当てにせず独自に切り開いて行こうと、私とテクの考えに国民も賛同してくれていた。
庶民の台所を私とテク達が補って行き…
その考えを国民と理解し合い、考えを出し合えるようになってきたのだったが…
政府に理解を求めず…
国民に人工食料を提供していった事が…
私達が今後、クーデターでも起こし政府を乗っ取るのではないかと…
思われたのか…?
我々の食品が市場に出始めた頃、おかしな事が頻繁に起こるようになった…
一つは食品にありえないような混合物が注射にて混入されていたり…
もう一つは故意的にドライフーズをポリエステル樹脂にて固めた物などが…
生産工場内外に起こっていた?
私達は政府の嫉妬的な陰謀にはめられたのであった…
我々もセキュリティなどの考えが甘かったのは確かだったが…
政府の目的は生産工場を閉鎖する事と、我々二人を引き離す事だった…
そして有りもしない罪を着せられるようになり…
私は生産を推進した事で、罰金と外出禁止五年が言い渡され…
テクは生産指示、開発指示、宣伝指示など訳の解らない罪を受け…
十年以上の収容されると言う曖昧な刑を受ける事になった。
あれから六年が過ぎようとしていた。
私は刑期を終えたのだが…
テクはどうなっているのだろうか…?
テクは、息子の顔を見る事も出来ず…
時か流れて行った。
その間…
私の妻は「歪」から入ってきた光により、原因不明の発疹と共に高熱を発生させ二週間で死んでしまった…
はっきりした原因は定かではない…
拝金主義者、無気力者、無能者と人を思いやる人間がいなくなり…
政府事態が国民の事など考えず、税金を私服化する事に頭を使っている始末であった…
おかしな世界になり始めてきたのだが…
リクに聞いたとは思うが…
私の刑期が終わる一年前から…
変わった政令が打ち出された。
食糧難による完全配給制…
レトロウイルスの感染による満五十歳の生命…
こんな方針が今迄の政府に考えられるはずが無い…
取り引きの匂いがするのだが…?
