歪み〜レトロウイルス リメイク
第4章 シンボルへ!



しかし、容赦なく、日差しが脳天を照りつける。
この様な暑さの為なのか、出歩いている人が見当たらない。
「シンボル」は見えるのだが、なかなか辿り着かない。
おそらくメイン道路は警安による警備が強化されているはずだ。
皮膚認証作動装置が「弱」で探知し難い道は、商店、住宅、地域であり…
そこを抜けて「シンボル」に向かうには迷路のような細かい道が並んでる。
こうなる事を解っていたかのように、イマは家を出る前に「固形食糧」と一人約五リッ トルの水を、俺たちに持たせてくれた。
アスファルトに座り込み、一口水を飲み休憩してたい時、ありがたさがわかり…
「ありがとう」
と独り言を言い感謝していた。
リクには疲れが見え、肩で息をしていた。
水だけでは体力が持ちそうに無く、空腹も限定に近づいていた。
そこで「固形食糧」を食べる事にした。

この「固形食糧」はビーフジャーキーの薄さで「ふ菓子」のような朱色的な「赤色」をしていた。
「固形食糧」はこれから政府が進める画期的な食糧らしい…
テストにて配給されたとイマが話していた…
果たしてこの原料成分は?…
するとまた物凄い悪臭が鼻孔に入り、テク、リク、俺は布地で口鼻を覆った。
俺も疲れを感じてきたのか…?
観えるものがわずかに翳み、ピントが合わない。
「おや…」胸の奥から嫌な感覚が湧き出てきた…
それは・・・・
身体の一部が少しづつ、微量に消滅していくイメージが、頭のどこかで描かれていた…
「固形食糧」は、絶滅前に冷凍保存しておいた、カラスの肉だ!
何故カラスなのか?
レオが言うには、絶滅前に一番、繁殖率があり…
カラスは雑食だけに、ウイルスを受け付けない…
予防する菌が自然と持っていたと言われていた。
しかし、適度にウイルスが進化していき耐える事なく、絶滅したのだった。
絶滅(感染死?するまで)までの期間が長かった為、政府は国をあげてカラスの捕獲をはじめ…
カラス肉を冷凍保存していた…
食糧として、冷凍保存したカラス肉を分離、精選、熱処理後…
雑草から摘出したアミノ酸成分を粉末にし、新調味料と共にブレンド後、圧縮、真空調理を行い…
食糧化されると国民に話しがあったと…
レオから聞いてはいるのだが…
「カ、カラスすね・・・」
俺は口にするのを躊躇していた。
空腹も限界に来てきたが…
レオ、一人だけが、嚙り付いていた。
俺とリクはどうにも、食べる気になれないようだ!
「ダメだよ!」
「しっかり食べないと!
「もたないよ!」
元気な声でレオが俺たちに発破をかけた。
「おかしな?リクおじさん、カラス肉嫌いじゃあないよね?」
「いや・・・」
リクは、曖昧な返事をし、口に水を含んだ。
俺も何となく食べる気になってきたが・・・
普段、食としないカラス肉には、抵抗はあるが…
レオがむしゃぶりつくように、食べていて、食欲が湧かない訳がない…
のだが…
しかし、何かが…
五感以外の何かが…
その食べ物を受け付けようとしないのであった…
「レオ!食べてみたいのだが、どうも…俺の世界では食べる習慣がなくてね…」
俺もレオに中途半端な曖昧な返事をしていた。
リクと俺はどうしてもカラス肉が食べれないことから、レオが、十五ミリ角の「角砂糖」を二個づつ手渡たしてくれた。
「角砂糖で多少疲れが取れるよ…カラス肉も食べればいいのに…」
あどけなくレオが、リクと俺の身体を労わってくれた。
レオが話していると・・・・

陽射しが薄らぎ、暑さが和ら出で来た頃、ほんの僅かな時間に何処からか人が集まり…
街は人だらけになっていた!
「何処からで出来たんだ?」
そんな事を口走っている間にも、巣穴から湧き出て来た蟻のように、膨れ上がっていた。
辺りが薄暗くなり始めて腕時計を見た!
「えっ・・・・」
十八時三十分になろうとしていた。
時間を確認したのは、久しぶりだった…
こんなに早く時間が過ぎるかと?
変な感覚に襲われた…
時…
突然!物凄い睡魔がやって来て意識が薄れていった…

何処の河だろうか?
見憶えがある。
柏尾川のような?
大人一人、子ども四〜五人は居るだろうか?
釣りをしている。
立て看板があり
「釣り禁止!猛魚注意!」
と書いてある。
それな看板を無視して、釣りを行なっている。
心の奥底で俺は
「いいのかよ〜そんな事やって」
と思い、釣り人を観ていた。
魚がいるのが解り、水面を世話しなく泳いでいる。
少し離れていたが、それらの魚には色が付いている事が確認できた。
もう、少し傍によって観る…
すると子どもが…
「何か釣れた?」と
俺は心の中で呟いていた。
水面を泳ぐ魚は、観たことも無い・・・この世に存在しない毒毒しい色をしていた。
「そんなもの釣って、どうするんだ?おまえら」
と俺は思った。
大人の釣り人が、河に糸を垂らした瞬間、突然、竿がイッキに水面に入り込んだ!
「大物だそ!!」
「ん、はあ、ん、はあ 、ああ…」
釣り人の鼻息が荒くなり、焦っているのがわかった。
魚はかなり大きく水面にその姿を現した!
「デカイ・・・」
俺は思わず叫んでいた。
二メートルはあるだろうか?
その「デカイ魚」は釣り人を馬鹿にするにように、水面に背びれを出し、魚体をくねくねさせているた。
よく、こんな河に、この様なバカでかい魚が、いたものだと不思議に思った!
釣り人は必死である!
馬鹿にされているのも解らず、弱ったのだと勘違いして、竿を引き上げようとしている。
通常、冷静に考えれば竿も糸も「デカイ魚」に持つわけがない。
俺はとてもおかしくなり、思わずデカイ魚に対して…
「いい加減にしろよ!」
と呟いた
・・・その時、「デカイ魚」は大きくジャンプすると、俺の方を観て「ニャリ」と微笑んだ!
それはほんの一瞬だった!
その後、「デカイ魚」は凄まじい怒りの表情に変わり、ブラックバスのような大きな口を開け…
釣り人を竿ごと飲み込んでしまった。
それを観ていた子ども達は、腰を抜かしポカンと口を開けまま、約三十秒ぐらい固まっていた。
起きた現実が理解された時、竿を放り投げ、慌てて逃げていった。
俺は、腹を抱えて笑った。
もう一度その「デカイ魚」に逢いたくて、そこに佇んでいた…
どのくらい待ったのだろうか…
しかし、二度とその「デカイ魚」は現れる事は無かった。
俺は何を伝えたかったのか?
何を教えたかったのか?
はっきりした事が解らないが、心に詰まっていたものが「スーット」取れた。
それは自分自身の思いや、願いや願望が真っ直ぐで「ピュア」であったとしても…
叶えられず…
受け入れられないときも…
不合理でおかしいな事が許せ無かったときも…
不思議にあの「デカイ魚」の行動を観てから、許し、受けいられる寛大な気持ちになっていた。
俺自身の気持ち、考えが変わり…
物凄く心が高揚して行く…
そして、血液が早く流れるのを感じた…
「涼、涼・・・」
誰かが俺の名前を呼んでいる。
眠りに落ちてしまったようだ。
レオに起された。
「寝てしまったんだな?」
「・・・悪い・・・」
俺は詫びた!
「ごめんね、涼、もう少し寝かしてあげたかったんだけど…動き出さないと…危ないんだ!」
「ここは何処なんだ?」
俺は居心地のいいベッドに横になっていた。
「ここは、母さんの実家だよ…今、おじいちゃんしか居ないけど…」
レオのおじいちゃんの家、リク、イマの実家でシンボルの近くにその家はあった。
俺は、意識を失うように眠ってしまったそうだ。
そして、この家に連れてこられたらしい?
「ありがとうございます」
「迷惑かけてすいません・・・」
俺は礼のような、謝罪のような言葉を白髪の老人、レオのおじいちゃんに声をかけた。
レオのおじいちゃんは「シン」といい、端整な顔立ちで温故な喋り方をしていた。
しかし、眼光は鋭く、リクの面影は感じられなかった。
「君は、別の世界から来たそうだね・・・レオから聞いたよ」
「この世界では君のような考え、熱意を持った人間が…」
「今は…いるのだろうか?」
「自分の命を顧みず、人助けするような人間が…」
「あの頃は、あれで良かったのかも知れないが…」
「無能化する国民に俺とテクは危機を感じていた…」
シンは、過去から今の状態を話し始めた。

第4章 シンボルへ!




しかし、容赦なく、日差しが脳天を照りつける。
この様な暑さの為なのか、出歩いている人が見当たらない。
「シンボル」は見えるのだが、なかなか辿り着かない。
おそらくメイン道路は警安による警備が強化されているはずだ。
皮膚認証作動装置が「弱」で探知し難い道は、商店、住宅、地域であり…
そこを抜けて「シンボル」に向かうには迷路のような細かい道が並んでる。
こうなる事を解っていたかのように、イマは家を出る前に「固形食糧」と一人約五リッ トルの水を、俺たちに持たせてくれた。
アスファルトに座り込み、一口水を飲み休憩してたい時、ありがたさがわかり…
「ありがとう」
と独り言を言い感謝していた。
リクには疲れが見え、肩で息をしていた。
水だけでは体力が持ちそうに無く、空腹も限定に近づいていた。
そこで「固形食糧」を食べる事にした。

この「固形食糧」はビーフジャーキーの薄さで「ふ菓子」のような朱色的な「赤色」をしていた。
「固形食糧」はこれから政府が進める画期的な食糧らしい…
テストにて配給されたとイマが話していた…
果たしてこの原料成分は?…
するとまた物凄い悪臭が鼻孔に入り、テク、リク、俺は布地で口鼻を覆った。
俺も疲れを感じてきたのか…?
観えるものがわずかに翳み、ピントが合わない。
「おや…」胸の奥から嫌な感覚が湧き出てきた…
それは・・・・
身体の一部が少しづつ、微量に消滅していくイメージが、頭のどこかで描かれていた…
「固形食糧」は、絶滅前に冷凍保存しておいた、カラスの肉だ!
何故カラスなのか?
レオが言うには、絶滅前に一番、繁殖率があり…
カラスは雑食だけに、ウイルスを受け付けない…
予防する菌が自然と持っていたと言われていた。
しかし、適度にウイルスが進化していき耐える事なく、絶滅したのだった。
絶滅(感染死?するまで)までの期間が長かった為、政府は国をあげてカラスの捕獲をはじめ…
カラス肉を冷凍保存していた…
食糧として、冷凍保存したカラス肉を分離、精選、熱処理後…
雑草から摘出したアミノ酸成分を粉末にし、新調味料と共にブレンド後、圧縮、真空調理を行い…
食糧化されると国民に話しがあったと…
レオから聞いてはいるのだが…
「カ、カラスすね・・・」
俺は口にするのを躊躇していた。
空腹も限界に来てきたが…
レオ、一人だけが、嚙り付いていた。
俺とリクはどうにも、食べる気になれないようだ!
「ダメだよ!」
「しっかり食べないと!
「もたないよ!」
元気な声でレオが俺たちに発破をかけた。
「おかしな?リクおじさん、カラス肉嫌いじゃあないよね?」
「いや・・・」
リクは、曖昧な返事をし、口に水を含んだ。
俺も何となく食べる気になってきたが・・・
普段、食としないカラス肉には、抵抗はあるが…
レオがむしゃぶりつくように、食べていて、食欲が湧かない訳がない…
のだが…
しかし、何かが…
五感以外の何かが…
その食べ物を受け付けようとしないのであった…
「レオ!食べてみたいのだが、どうも…俺の世界では食べる習慣がなくてね…」
俺もレオに中途半端な曖昧な返事をしていた。
リクと俺はどうしてもカラス肉が食べれないことから、レオが、十五ミリ角の「角砂糖」を二個づつ手渡たしてくれた。
「角砂糖で多少疲れが取れるよ…カラス肉も食べればいいのに…」
あどけなくレオが、リクと俺の身体を労わってくれた。
レオが話していると・・・・

陽射しが薄らぎ、暑さが和ら出で来た頃、ほんの僅かな時間に何処からか人が集まり…
街は人だらけになっていた!
「何処からで出来たんだ?」
そんな事を口走っている間にも、巣穴から湧き出て来た蟻のように、膨れ上がっていた。
辺りが薄暗くなり始めて腕時計を見た!
「えっ・・・・」
十八時三十分になろうとしていた。
時間を確認したのは、久しぶりだった…
こんなに早く時間が過ぎるかと?
変な感覚に襲われた…
時…
突然!物凄い睡魔がやって来て意識が薄れていった…

何処の河だろうか?
見憶えがある。
柏尾川のような?
大人一人、子ども四〜五人は居るだろうか?
釣りをしている。
立て看板があり
「釣り禁止!猛魚注意!」
と書いてある。
それな看板を無視して、釣りを行なっている。
心の奥底で俺は
「いいのかよ〜そんな事やって」
と思い、釣り人を観ていた。
魚がいるのが解り、水面を世話しなく泳いでいる。
少し離れていたが、それらの魚には色が付いている事が確認できた。
もう、少し傍によって観る…
すると子どもが…
「何か釣れた?」と
俺は心の中で呟いていた。
水面を泳ぐ魚は、観たことも無い・・・この世に存在しない毒毒しい色をしていた。
「そんなもの釣って、どうするんだ?おまえら」
と俺は思った。
大人の釣り人が、河に糸を垂らした瞬間、突然、竿がイッキに水面に入り込んだ!
「大物だそ!!」
「ん、はあ、ん、はあ 、ああ…」
釣り人の鼻息が荒くなり、焦っているのがわかった。
魚はかなり大きく水面にその姿を現した!
「デカイ・・・」
俺は思わず叫んでいた。
二メートルはあるだろうか?
その「デカイ魚」は釣り人を馬鹿にするにように、水面に背びれを出し、魚体をくねくねさせているた。
よく、こんな河に、この様なバカでかい魚が、いたものだと不思議に思った!
釣り人は必死である!
馬鹿にされているのも解らず、弱ったのだと勘違いして、竿を引き上げようとしている。
通常、冷静に考えれば竿も糸も「デカイ魚」に持つわけがない。
俺はとてもおかしくなり、思わずデカイ魚に対して…
「いい加減にしろよ!」
と呟いた
・・・その時、「デカイ魚」は大きくジャンプすると、俺の方を観て「ニャリ」と微笑んだ!
それはほんの一瞬だった!
その後、「デカイ魚」は凄まじい怒りの表情に変わり、ブラックバスのような大きな口を開け…
釣り人を竿ごと飲み込んでしまった。
それを観ていた子ども達は、腰を抜かしポカンと口を開けまま、約三十秒ぐらい固まっていた。
起きた現実が理解された時、竿を放り投げ、慌てて逃げていった。
俺は、腹を抱えて笑った。
もう一度その「デカイ魚」に逢いたくて、そこに佇んでいた…
どのくらい待ったのだろうか…
しかし、二度とその「デカイ魚」は現れる事は無かった。
俺は何を伝えたかったのか?
何を教えたかったのか?
はっきりした事が解らないが、心に詰まっていたものが「スーット」取れた。
それは自分自身の思いや、願いや願望が真っ直ぐで「ピュア」であったとしても…
叶えられず…
受け入れられないときも…
不合理でおかしいな事が許せ無かったときも…
不思議にあの「デカイ魚」の行動を観てから、許し、受けいられる寛大な気持ちになっていた。
俺自身の気持ち、考えが変わり…
物凄く心が高揚して行く…
そして、血液が早く流れるのを感じた…
「涼、涼・・・」
誰かが俺の名前を呼んでいる。
眠りに落ちてしまったようだ。
レオに起された。
「寝てしまったんだな?」
「・・・悪い・・・」
俺は詫びた!
「ごめんね、涼、もう少し寝かしてあげたかったんだけど…動き出さないと…危ないんだ!」
「ここは何処なんだ?」
俺は居心地のいいベッドに横になっていた。
「ここは、母さんの実家だよ…今、おじいちゃんしか居ないけど…」
レオのおじいちゃんの家、リク、イマの実家でシンボルの近くにその家はあった。
俺は、意識を失うように眠ってしまったそうだ。
そして、この家に連れてこられたらしい?
「ありがとうございます」
「迷惑かけてすいません・・・」
俺は礼のような、謝罪のような言葉を白髪の老人、レオのおじいちゃんに声をかけた。
レオのおじいちゃんは「シン」といい、端整な顔立ちで温故な喋り方をしていた。
しかし、眼光は鋭く、リクの面影は感じられなかった。
「君は、別の世界から来たそうだね・・・レオから聞いたよ」
「この世界では君のような考え、熱意を持った人間が…」
「今は…いるのだろうか?」
「自分の命を顧みず、人助けするような人間が…」
「あの頃は、あれで良かったのかも知れないが…」
「無能化する国民に俺とテクは危機を感じていた…」
シンは、過去から今の状態を話し始めた。

