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第十七章 ロイの目論見?



両者の武器説明が終わり、闘いのルールが発表されようとしていた。

「ルールの前にロイチーム、涼チーム何か質問があれば・・」
進行役が質疑を両者に投げかけた!

すると、ロイが斬鉄剣について、文句をつけて来た。
「俺の武器に比べ・・斬鉄剣はかなり、殺傷能力があるじゃあないか・・」

「これは、涼達が探し出したアイテムカードからの武器で、不正のしょうがないんです!」

「ロイ達も武器を揃えてるところ・・・」

「不正が無いようにモニターをつけ確認してましたよね?」

「まあ、そうだけど・・・」

ロイは、少し荒々しさが薄れていた!

「キョウコ・・そろそろ、隠し玉でけりをつけるかな?」

「ロイ!大丈夫なの?」

「まあ、任しとけ!」

キョウコは、嫌な胸騒ぎを覚えた!

そして・・・ロイが・・・

「もう・・終わりにしようぜ!」

「こんな茶番劇は・・・」

ロイが隠し玉を話しだしたが…

しかし、恐れを感じなかった?

「涼!やはり・・出して来ましたね・・・隠し玉を・・」

「剛、ありがとう・・「のん」に御礼を言ってくれ!」

「本当、助かった!」

「涼!待って下さい」

「まだ、ロイは何も言って無いですよ」

剛は、そう言いながらも、慌てる様子が全く無かった!

「まあ、涼、ロイの話しを聞きましょう!」

「総理、警視総監、そして、涼、レオ、あとは剛、よく聞け・・」

「今、0時20分・・・俺は、インタコンチネンタルホテルにいる・・」

「殺人犯のリーダーである・・」

「ヨシダに、サイコキネシスを使って0時30分に人質を皆殺しにするよう!」

「指示しているんだよなぁ」

「冗談じゃあないぜ・・・」

「ロイ!約束が違うぞ!」

俺は、芝居がかった言葉をロイに投げかけた。

ロイは、隠し玉、即ち人質の殺害内容を話して出した!



「こんなゲームはじめから・・」

「俺が認めるわけがないだろう?」

「なぜ・・・?」

「俺がこのゲームを了解したのか?」

「未だに、理解出来ていない?」

「俺!自身が・・・」

「俺達にしてみれば、全く意味のないゲームだ!」

「ロイ!お前は何処にいても・・卑怯極まり無いやつだな!」

「まあ、ほざけ涼!・・・勝てば
・・・いいんだ・・・勝てばな!」

「わかったか!」

「殺人犯が、人質を殺し・・・それを繰り返す!」

「俺の力で、「この世界」を血みどろの世界に・・・」

「だから・・・総理・・取り引きしようぜ・・」

「人質を解放する、条件は・・」

「俺様!ロイが、「この世界」支配する・・・」

「そして、総理・・お前を使ってやるよ・・・ハッハッ・・ハ」

「さあ!どうする・・・総理!」

「ロイ!答えは・・・NOだ!」

会場が静まり、ロイの表情が少し間抜けにみえた!



「ロイ!答えはNOだよ!」

「なに!いいんだな・・・」

「あと、5分ないぞ・・・」

「ロイ!本当にお前はおめでたいやつだなあ!」

「総理に代わって俺が答えてやるよ!」

「お前!殺人犯のヨシダを筆頭に・・・」

「殺人犯の全てがサイコパスじゃ無くまた、サイコパスでも・・」

「人を殺しても、自分は助かりたいんだよ!」

「お前の今迄の強引なやり方・・で・・・」

「それに・・殺人犯・・お前を信じられなく・・なったんだよ!」

「しかし、どうして・・ヨシダと折衝が出来たんだ!・・・」

「やつの心を理解したんだよ…」

「まあ、こっちにも善良な「隠し玉」があったんでね!」

「ロイ、お前には言えないが…」


「もう、ヨシダは自分から刑務所に戻ると言って・・・」

「後のやっらも大半が・・・刑務所に戻ることを希望しているよ」

「涼!しかし、勝手にインタコンチネンタルホテルに警察関係は入れない・・」

「ロイ!だから言っただろ・・自分で望んでヨシダは、刑務所に行くんだ!」

「自分の意志があれば、俺達と交信出来るんだよ・・・」

「仕組みを作ったのロイじゃあないのかよ?」

「ロイ!殺人犯はお前からのマインドコントロールが解けたんだよ!」

「これも、善良な俺達の「隠し玉」によるものだからな!」

ロイは、唖然となり言葉を失っていた!



ロイは、「この世界」にきて、わずか0.3%の良心があったことからか・・・

非情になりきれずに・・・

ヨシダの心の悪と恐怖を強靭なものに出来ず、ロイからのマインドコントロールが・・・
外れたのだ!

他の殺人犯達も同じであった!

迷いが生じたヨシダは、怖れだけが心を支配するようになっていた!

そうしてるうちに、ロイからのサイコキネシスの交信が途絶え・・

死の怖れが、心だけに留まらず
身体にも現れて来た・・・

幻覚と吐き気に襲われ・・・

救いを求めていた・・・

そんな、状況を黄泉の国から観ていた「のん」が剛に伝え・・・

「剛!殺人犯のヨシダと他の人も・・・」

「かなり、救いを求めているわ!」

「だから、ヨシダと交信して、心のケアをしてあげるわ・・・」

「ロイの指示、人質殺しに従わない・・・穏やかな気持ち・・・心にね!」

「他の人も、リーダーのヨシダについて行くと思うわ!」

「あとね!人質は、ロイからのマインドコントロールが解けないの?」

人質をすぐ開放することを考えて来たのだが…

「それはね・・・・」



「人質にされた人達は、ロイの残虐な行為に・・・」

「心が支配され、ロイからキーワードの言葉が無いと、そこから…」

「動く事が出来ないの・・・」

「どうしたらいいの?」

「…「のん」…?」

「うん!今、ロイの0.3%の良心に交信してるの・・・・でもまだ・・・」

「人質の人達は、ロイの指示で殺される事はなくなったんだけど…」

「わたしね、出来れば闘いは避けようと思ったの・・・でも・・」

「ロイから、人質の人達のマインドコントロールを解くためには…」

「ロイ達が、唯一生きて行く道…」

「闘う事だと・・・ロイの良心がわたしに、語り掛けるの・・」

「だから・・・人質の人達のマインドコントロールが解けないの」

「わたしの居る、黄泉の国は、平和で全てが平等なの・・」

「地上に降りた人達は、何かを経験したくって、降りて暮らして、いつかまた、黄泉へ戻るの…」

「でも・・・「ちがう世界」から来たロイの行動・・・の」

「今迄が異常過ぎて・・・はじめは、わからなかったの?」

「でも、「この世界」のキョウコにあって・・・ロイは変わっていったの・・・」




第十八章 ヨウの過去…



「ロイ!大丈夫・・・」

「やはり、目論見通りには行かなかったわね?」

「ヨウ!闘う意志はあるよね!」

「キョウコ!今迄黙っていたけどよ〜」

「俺をあまり見縊るなよ!」

相変わらず、ヨウの口調はおかしくて、違和感があった。

「キョウコ!俺は、「ちがう世界」でロイに助けられる前は…幼少の頃は…」

「父親がどうしょうもないクズで・・・」

「女を観てはレイプするような・・・その事しかない!やつなんですよ!」

「母親は、容姿がいい事と、あっちがよかったせいか・・・」

「囲われたんだよ・・・でも、そんな母親もレイプする様な・・・」

「アホな、父親で・・・俺は逃げ出したんだよ」

「逃げだした、原因は母親に売春させて、暮らしていた事なんだよ」

「そんな母親も、身体が持たなくなり、逃げだし・・・」

「父親は、犯罪に手を染めた!」

「それが、レイプ殺人での強盗だよ!」

「俺もその血を引いてあるんだなぁ、ハ、ハ、ハ・・・」

「しかし、俺はそこまでアホじゃない・・・」

「身体を強靭にして、ストーリートファイトにより、金を巻き上げていたんだ・・・」

「そんな事から、キョウコ・・心配すんなってよ!」

またしても、変な口調にキョウコは少し呆れていたが・・・



「俺は、ロイと違って学校には行かなかったんだ!」

「俺は家を出て、正解だった」

「親父が犯罪を犯し、その為俺が親父の借金を背負うなんて・・」

「その意志なんか無いけどね!」

「まあ、親父が親父だったから、欲求がかなりあり・・・」

「レイプまがいの事はしたが・・
殺人は・・・その時は・・」

「していないんだよ!ただ、ただ身体を鍛えていたんだよ・・」

「そして、ロイが政府関係の仕事をしていた時・・・」

「俺が、殴りながら恐喝していた・・ところ」

「ロイと共に政府関係者が街を巡回していてね!」

「俺は、捕まると思ったんだが…」

「ロイは、俺がロイと同じ匂いがする事に気がついたのさ!」

「ロイは、政府関係者に金をつかませ・・・」

「俺を見逃してくれたんだ!」

「ロイと俺は、サイコパスである事を認めあい・・・「ちがう世界」を理想的に作り上げたんだよ!」

ヨウの話し口調は、もう治らないようだ!

「ロイと組んでから、殺人の指示、実行・・俺達が神だったから・・・」

「なんでも・・・ありだった・」

「しかし、「この世界」でも…殺人をしたが…それが・・」




第十九章 ロイ、キョウコの愛



「キョウコ!大丈夫だよ!」

ロイが穏やかな口調でキョウコに返事をした。

「ロイ!いつものような、冷血で私は、わからないふりをしていて・・・」

「ロイ!貴方は、人殺しって知って・・・私は・・・それでも・・」

「貴方を求めて、「ちがう世界」の人であっても・・・愛して・・しまったのよ!」

「きっと、私の愛が貴方の0.3%良心を目覚めさせしまったのね」

「皮肉な事に、それがこんな結果になったのね・・・ごめんね・・」

「キョウコ!・・・いいんだ」

「俺も不思議だった、なぜこんな気持ちになるのか?」

「…「この世界」は「ちがう世界」より時間の進みが遅い・・」

「ヨウにもその影響があって、穏やかになり、殺人に嫌悪感が出てきて・・・」

「…「ちがう世界」の時の荒々しさが徐々に・・薄れていった」

「時間が遅く・・それだけじゃない・・って事」

「時間が遅くなり、一年が過ぎた頃・・」

「キョウコに出会い・・はじめは、欲求の捌け口としていたが・・」

「以前のような・・・レイプして殺す・・事が、サイコパスであるのに・・」

「少しの嫌悪感が生まれたんだよ・・」

「何故かなんて、はじめは全くわからなかったんだ・・・」

「気付いた時、このゲームが始まり・・」

「俺の頭、心に異変が現れた…」

「あの時以来だ・・・愛した事…キョウコ…を」



ロイは以前…
「俺は、「ちがう世界」で以前ある女を愛していた・・・」

「しかし、それが叶わなかった!」

「俺は、なぜって問い詰めた」

「俺は、絶対だ・・なぜだ・・」

「何日か・・・考えたが答えは出なかった」

「それから、女は欲求の捌け口でしか考えなくなった!」

「…「ちがう世界」で愛した女は・・・」

「レオの母親・・・イマなんだよ!」

「しかし、イマが選んだ奴は…」

「レオの父親・・・テクなんだよ」

「俺が、「ちがう世界」を支配して、テクを捉えて・・・」

「脳と身体を分けたのは、嫉妬だけでは無いんだ!」

「奴、テクを愛した、イマ・・」

「そのテクの頭、脳を調べたかった、純粋な気持ちなんだよ」

「…「この世界」来て、ゲームを始め、キョウコを愛してると気づいた時・・・」

「異常な行為と・・・気がついた」