①これまで
当ブログは主に、行動をハックすることでnon24の解決を目指してきました。
対照的に、私個人の考え方から
メラトニン、ロゼレム等による薬物療法はほとんど取り入れてきませんでした。
これは研究の積み重ねのおかげです。
行動を研究することで、non24の社会適応力は確実に向上します。
しかし肝心の概日リズム自体の矯正は難しかったです。
これは睡眠記録の実績が物語っています。
原因は諸説ありますが、non24の周期はむしろ早くなってきています。
②結果の詳細
さて、そうした行動療法を中心とした非薬物療法の中でも
結果が大きかったのは睡眠記録、人との関わりでした。
簡単に出来る睡眠記録はいいとして、
問題は人との関わりのほうです。
仕事や学校によって社会の中で過ごすと
概日リズムが強く矯正されることは確実です。
私はこの応用で短~中期的な概日リズムの一時的矯正を成功させています。
問題は社会の中では実験を繰り返しにくいという点です。
なのでデータを徹底的に集めることが出来ないのです。
3ヶ月以上の長期実験なんか学校卒業以降は全く出来ていません。
現在私は、完全に家で仕事する体制を作ってしまい
実際にそれで毎日稼働している為、
もう常勤仕事と通勤のようなデータはこの先なかなか取れません。
③これからについて
こうなると、無理にフリーランを矯正して戻そうとするよりも
フリーランさせたまま仕事を頑張る流れに自然と向かっています。
だから最近はフリーランはもう放置して、
non24をありのまま受け入れるメンタルマネジメントのほうを重視するようになっています。
概日リズムを精神的にもありのまま受け入れてしまう生活は、
私の場合は2017年(34歳頃)からスタートしています。
普段はメンタルを良好に保ってフリーランの生活を送る。
必要な時には培った調整テクニックを使い社会時間に合わせる感じです。
④補足
根治については、2~30年後から臨床応用が超加速するであろう
遺伝子治療によるアプローチに委ねようと考える方向に傾いてきています。
といってもnon24のような罹患率も認知度も低い症状に
いつ科学の力が及んでくるのかは解りませんが。
私はこれから、従来の研究を継続しながら
メンタルマネジメントのほうを重視して行きたいです。
あまり手をだしていない薬物療法についても少しずつ試す予定です。
薬はやるやる言ってますが、やってないんですよね。
メラトニンとかに強い抵抗があるわけではありませんが、仕事が調子いいので
ホルモン系の物質を摂取することは今はやりたくないってのが本音です。