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Escape Goat

出戻りシアペン。
相変わらずユスが好きです。

 

今週末もユスペンピクを読み漁っていたところです。

ちょっと考えたんですが、読んだ記録をつける「ログ」と

お勧めしたい作品をしっかり紹介する「レビュー」で分けようかな〜と思ってます。

 

ということで今回は「レビュー」可愛くて泣ける大好きな作品『ベイビーシュー』です。

ネタバレも含みます。お気をつけください。。

 

<あらすじ>

ユチョンは元は良いんだけど、服のセンスが壊滅的でモテない大学生。

好きな女の子にも全く相手にされなくて、甘いもの好きでもないのにパン屋でベイビーシューを買って

家で食べようとすると、どこからか声がして、

なんとベイビーシューの中から小指ほども無い小人がこっちに向かって話しかけてきた!

 

ユチョンは、それでジュンスを「虫」と呼びます。笑

 

ジュンスは愛の天使で、恋人になるべきカップルたちをごちゃごちゃに混ぜてしまい、

その一人が恋人と一緒になれずに自殺してしまった罪で

1年間で最初に出会った人から愛されなければ消える、

その罰は言ってはいけない。言ったら同じように消えるという罰を与えられてしまうのです。

 

なぜベイビーシューから出てきたかというと、その自殺した男の大好物がベイビーシューで

自殺する前にも食べていたんだって。

だからか、ベイビーシューから抜け出した後も、ジュンスからはずっとベイビーシューの甘い匂いがする(萌)

 

ジュンスは人めユチョンを見たときから、ユチョンが大好きだけど、

ユチョンと一緒に大学に連れて行ってもらったとき、ユチョンが教室でじっと女性(ユンジ)を見てることに気がつくんですね。

でジュンスは、「なぜあの人をじっと見るの?お金返してもらってない?僕が言ってきてあげようか!?」ってユチョンに言うんですが、ユチョンが「いや、俺の好きな人…」って言われてしまって絶望する。。。ガーンガーン

 

ジュンスはユチョンが大好きだけど、ユチョンに悲しんで欲しくなくて、たくさんネットでファッションの記事をまとめてあげたり、デートに着ていく服を選んであげたりして、ユチョンをカッコよくするんです。

で、ユチョンは元が良いからイメチェンして女の子からモテるようになってユンジとも良い感じに距離が縮まる。

 

どんどんジュンスの命の期限は近づいていく。。

 

というお話です。

 

このお話は、とにかく天使ジュンスが可愛いですお願いお願い

 

ジュンスは、ユチョンに名前を呼んでもらったことで人間の大きさになり、ユチョンの甥として人間の生活を送るのですが、

ジュンスは無邪気な天使なので、ユチョンのために料理を作ろうとして部屋をめちゃくちゃにしたり、

公園で犬と泥んこになって遊んだり、スーパーで人のカートの中のものを勝手に取っちゃったり笑

幼い子供みたいで、とにかく可愛いです。

 

ユチョンに韓国語の書きの宿題を出されて、ユチョンが見本で書いた文章を無視してずっと

「パクユチョンパクユチョンパクユチョン…」ってユチョンの名前を書く練習をしたり(萌)

まっすぐユチョンだけを大好きな純真無垢な天使のジュンスが可愛くて、その分ジュンスが辛いと読み手も悲しくなります。

自分のことは置いておいて、ユチョンのことだけを考えて別れの準備をするジュンス。。。涙。

後半の章ではずっと泣きっぱなしでした。

 

ジェジュンはユチョンの親友として登場して、ジュンスを好きになる役で出てきます。

軽そうなんだけど、本気でジュンスを好きになってから一途にジュンスに尽くしていいにいちゃんなんです。

 

ネタバレだけど、私の好きな部分。。

ジェジュンとジュンスのお別れのシーンです。

 

ジェジュンはリビングでDVDを見てタバコを吸っていた。

無慈悲にベルを押す音で出てみるとジュンスが立っていた。

いや、正確に言えば、ジュンスに抱かれた羊の人形が立っていた。

人形が大きすぎてジュンスが見えなかった。

羊の人形の後ろから出る赤い毛糸の帽子がなかったら誰だか分からなかっただろう。

ジェジュンは笑って扉を開けてあげた。

「赤ちゃん、この時間にどうした?」
「兄ちゃん、僕いなくなるのでね。これプレゼント。うっ、受け取ってください!」

人形に埋もれて唸る音だ。ああかわいい。

ジェジュンは人形を抱いて聞いた。苦しそうな顔で喘ぐとジュンスがウハン、と笑う。

「それで?いつ出国するの?」
「出国?モー、それ良く分からないがとにかく明日明後日くらい」

ジェジュンは頷き羊の人形を見ました。

ジュンスとよく似た瞳がジェジュンの心を打った。クフク可愛いな!

赤ちゃんは赤ちゃんの代わりに赤ちゃんに似た羊を与えてくれるんだな!

「空港は誰が行くの?」

ジェジュンはジュンスが米国に戻ると思っていた。

これまでにジュンスの消えるた言葉や、天使の話はただジュンスだけの話、こっちの話は気づかせなかったのだ。

ウハン、よくできた。コンプライアンスは笑いを浮かべた。


「当然ユチョン」
「おお〜ユチョンとうまくいったの? 」
「ヒヒ、そう。僕を誰と思ってる!」

よかった、よかった。ジェジュンは心から喜んで心を置いた。

赤ちゃんの顔が変に陽気で明るい理由があったんだな。

苦くも心温まるジェジュンを前にして玄関に腰掛けたジュンスはバッグから何かを取り出した。

これクリスピー兄ちゃんがよく吸うタバコ、これはキャラメル、これはクリームチーズ、それはチョコレート、これ羊さんの携帯ストラップ、これスキなおやつ、これクリスピー兄ちゃん頭結ぶリボン...


「それはすべては何ですか?」
「これも全部プレゼントだよ、兄ちゃん」


プレゼントを並べるジュンスの横にしゃがんだジェジュンがプアク笑いを噴き出した。

その中で助かるのは、タバコだけなのに、ジュンスはどんなに慎重かつ思慮深い目をしているのか。

ジェジュンはジュンスがくれたリボンで髪をくるっと縛ってキャラメルを噛んだ。

さらにおやつまで貪る表情をすると、ジュンスが立ち上がった。


「兄ちゃん、来てください」
「エエ?」


ジェジュンへのプレゼントを全部下ろしたジュンスが腕を広げた。英語を知らないジェジュンの目が丸くなる。ジュンスは、首を横に軽く傾け早く、という顔をする。

思わずジュンスに抱かれたジェジュンだった。小さな手がジェジュンの背を丁寧になでる。


「これまでありがたかったです。ヒョンのおかげで、私本当に楽しかった... 本当にヒョンはとても良い人です。 」
「に... はい」
「ヒョンア、本当にたくさんありがたかったです。それと... 」
「うん」
「たくさんごめんなさい。」


ジェジュンはじっとしていた腕を上げて、ジュンスをぎゅっと抱き締めた。

ジュンスもジェジュンの腰を抱いた腕に力を与え、彼の胸に頬を押し付けた。

暖かい。本当に暖かくありがたい兄ちゃん。

いつも幸せで。私にくれた愛だけではなく、それより多くの愛をたっぷり受けてください。

 

ジュンスはジェジュンが本当に自分を好きでいてくれたことを分かっていたんですね。

ジェジュンはジュンスを一番に考えていつもジュンスが辛い時に駆けつけてあげた。

ジュンスはそんなジェンジュンの気持ちに応えられないけど甘えていたことに罪悪感も感じていたんです。

 

フルーツのシールを食べて、味がしないと言っているような何も知らないジュンスが、

ユチョンとジェジュンの間で人を好きになること、愛することを学んだんですね。

 

ジェジュンの吸っているタバコを覚えていて、あとは自分の好きなものや、ヒョンが喜びそうなものをたくさん買ってきて並べて渡すジュンスが可愛すぎて泣ける。。。えーんえーん

 

ジェジュンとお別れをしたあとの夜、(ジュンスが消える前の晩)ジュンスは天使長さまと話します。

ジュンスのユチョンへの気持ちを語るシーン。

 

ベッドに横になったジュンスは、必要に応じて、自分自身を呼びなさいと言っていた天使長の言葉を思い出しながら、目を閉じ深呼吸をした。ぜひ会ってください、一言、天使長様。


「シア、何かあったか。よく過ごしたか?」
「天使長様!」


僕は黄金の場所にいて、天使長の足元にひざまずいて座っていた。この感じ、この温度を覚えている。私住んでいたところ。ママと友人がいる懐かしい私の故郷の天。目が眩しくて目をしっかりと開けることができなかった。

手で日よけを作り、しばらく目の点滅をやり過ごした後、天使長を見上げた。

威厳がある天使長様である。天使長はすでに涙があふれそうなジュンスをゆっくり見回し口を開いた。


「君の残した最後の日が近づいたね。君に伝えるニュースが一つある。」
「はい?ニュース... 何です? 」
「大天使様が、あなたの願いを一つ聞いてくださるんだそうだ。心に置いたものがあれば教えてください見なさい。ただし、人間の世界での生活を延長する、だけはいけない。」


ジュンスは手を集めた。赤ん坊のように無邪気な笑顔を浮かべた。

へへ、よかった。実際には、私も希望があって天使長様に会おうとしていたですよ。


「天使長様。私の願いです。ユチョンが、私と一緒にいた時間をすべて忘れるようにしてください。 」
「今... なんと言った」
「過去1年の時間の中にあった私を、ユチョンの記憶の中できれいに消してください。 」

「... ... 」
「私と関連しどのようなことを見ても私を思い浮かべないように。」


しばらくの間、言葉なかった天使長が頭をブンブン振った。暗澹たる顔だった。


「シアよ。もう一度考えて見なさい。あなたが天上界に復帰することができる良い機会だ。ここでの冷淡な視線のためにそう言うのか。お前は心を入れ替えたようだから、以前のようにミスしないで熱心に働くなら、ここの人たちもあなたを許すだろう。」


可愛い子だよ。実際に私たちは、あなたは非常に長い時間前に許していた。


「いえ... そうではありません」と言う。


事実天使たちの反応や視線のようなものを恐れません。以前の私ならそうでしょう。しかし、私はそれよりもユチョンが辛く大変なのが、より怖い。ユチョンが空席を見て痛いでしょう。そんなユチョンを、どのように気楽に見下ろすことができだろう。私がどんなに強引し悪い天使も、それはあまりにも過酷な行いだと思います。私耐えがたいもの、それがなんですよ。


「それ願いとした場合は、あなたは予定通り消えなければならない。わかっているのか。機会があるのにあえて消滅する理由がなくのではないか?彼はあなたに何が寛大このように大きな犠牲をしようとしか。確かに無謀な。 」
「... 私はすでに決定を下しました。 」
「シアよ。 」
「天使長様。私揺れないように、この恐怖に埋没して愚かな選択をしないようにて受けてください。」


お母さん、お父さん。申し訳ありません。私は最後までこのように利己的で。天国でもいつもトラブルや悩ませて、一日も静かする日がなかったでしょう。このような決定も勝手に... 本当に申し訳ありません。そして大好きです。会いたいよ、とっても。


「... お願いします。」


ジュンスは泣くなかないよう努めた。襲ってくる恐怖が止めどなくふるえ泣き飲み込んた。天使長は切ない目でジュンスを見下ろした。トラブルを起こしても、ジュンスは天上界にとって特別大事な人材であった。どのように多くの人々が彼を崇拝して恋慕したのか。彼罰を受けて人間の世界に落ちたとき、ここでは前例のない長い会議が頻繁に行われた。彼復帰させるために多くの人が声を常であった。

彼は、帰ってこないという。


「... 分かった。その願いに申し上げたい」
「... ... 」
「消滅するときは、想像もできないほど恐ろしく痛いかもしれない。」
「... ... 」
「全身の皮が破れて、血管が飛び出るように苦しんで涙が止まらないかもしれない」
「... ... 」
「そのすさまじい悲鳴が大地を分け、海を交わし空を引き裂くものである。 」
「 ... ... 」


コンプライアンスの指先がぶるぶる震えた。拳を握り締めた。それでも、その震えは止まらなかった。天使長は再び尋ねた。


「それでも後悔しない自分があるのか」
「... ユチョンが... 」
「 ... ... 」
「 ... 大好きです。... 」
「... ... 」
「 ... パク・ユチョンをあまりにも... 愛しています。 」
「 ... ... 」
「 ... 彼を愛して患った時間が、私をこれだけ成長させました。 」
「... ... 」
「 ... 消滅の痛みを毅然と耐える自信はありませんが... 」
「 ... ... 」
「 ... 後悔しないと思います。絶対」


生まれて初めてです。私にこのような感情を感じさせるくれた人は、ユチョンが初めてです。天使長様が想像もできないほど、私はユチョンが好きです。とても好きで... 言葉をどのように表現すべきか分からない。ただ... 彼は笑うのが良く、彼は幸せなのがいいですよ。彼の幸せの中に一緒にいなくても、ただ幸せな彼を見ているだけでも、私は本当に好きです。愚かでしょう?でも仕方ない。私は現在、パク・ユチョンがなければ、どんなものでも影響を与えられないんだから。

 

 

ふえええええええん(号泣)

虫。。。えーんえーんえーんえーん

ユチョンとのお別れのシーンはあえて書きませんが。

ずっと泣けます。

 

可愛いジュンスの片思い話が好きな方はツボだと思います。

ユチョン→ジュンスで始まる話が多いので、うん。貴重ですね。

『死刑囚の日記』もジュンスの片想いから始まる話で可愛いんですが(でもめっちゃ悲しいえーん

私はそれも大好きです。

可愛いジュンスが一生懸命ユチョンに恋する話が好きなのかもしれません。

 

ユチョンがジュンスにアプローチして、ヤキモチ妬く話も好きですが。

 

結果

 

ユスが好きって話なんですが。

 

 

ベイビーシューのジュンスはシュークリームと同じ黄色の髪。

なのでこの頃のムッチリ金髪ジュンスを想像してました。

ヒョンも正しくこんなイメージ。

ユチョンはまあ、これでもいっかっていう(えっ)

 

(写真お借りしました)

 

ということで、『ベイビーシュー』のレビューでした!

それではみなさま、あんにょ〜ん!