「ボイスII 110緊急指令室」
最終回を観て下さった方、有難うございました。
無事、クランクアップしました。
“楽しかった”とはまだ言えなくて。言葉では表せないほど濃密な日々を過ごしました。
この作品への出演が決まってからはドキドキとかつてない緊張が入り混じっていました。
最大限、この作品に尽くしたい、絶対に手を離さないで全てを捧げる覚悟で挑みました。
必死に追いつこうと一日、また一日と撮影を終えては抑えきれない反省を抱え、けれど止まっている時間は作りたくなく前だけ見ていた四ヶ月間でした。
今まで見つけられなかった課題を見つめ、自分に足りないもの、苦手なことを再認識する事が出来たのも、この作品と出会えたからです。
クランクアップし時間が経った今も、
自分の楽屋に入り毎回良い香りで綺麗に準備して下さってる衣装を着た事。
真木さんに挨拶をするといつも笑顔を返してくれる朝の時間。
前室での写真撮影や話をする和やかな時間、それとは逆にそれぞれ集中し静かな時間。
撮影中カットがかかった後席が離れている茉由さんと目が合うと微笑んでくれて何かが解れた瞬間。
監督からは「恵」撮影担当の方からは「恵さん」メイクを担当してくれた皆さんからは「恵ちゃん」
呼んでくれるスタッフの方によって呼び方が違くて、嬉しかった事。
帰り道に藤さん(藤間さん)にいつも解決しないような悩みを話しても嫌な顔せず聞いてくれて毎回明るいパワーをくれた事。
前室で出演者の方が多い時、座る場所に迷ったり立つべきと思い立っても結局最後まで迷い続けた事。
過ごした時間が鮮明に心に残っていて、どんな時間も今、愛おしいです。
これからも大切に胸に閉まっておきます。
最後に「植松恵役 早坂望美さん」
植松恵、役。役と言われた瞬間、あ、役か••と胸がギュッとなって寂しくなり本当に終わりなんだと。
私が演じさせて頂いた“植松恵”は衣装合わせの時から監督と、どういう人間なのか、机に置いているタンブラーやペンの色形、メモ帳のデザイン、時計も恵が着けそうなものを小道具担当のスタッフの方も共に実際に身につけながら話し合い決めていきました。
靴も、実は皆それぞれ違うのです。
髪の毛は短く切り、いつもピシッと結んで頂きました。
少しおっちょこちょいなところがあり慌てがちな女性だけど、信じる室長はじめ仲間が一緒だから一生懸命考えて想って、覚悟を持って真剣に事件に立ち向かい。
きっとこれからも経験を積んで前を見て進んでいくんだろうなと想像しています。
大好きなドラマの世界観で生きる事ができたこと
植松恵という人間に出会えたこと
そしてこのボイスIIをつくり届ける一員として、皆さんとこの作品を愛し続けたこと
大きな、大切な、財産です。
ボイスIIスタッフ関係者の皆様、並びに出演者の皆様。
そして最後まで応援して下さった皆様。
沢山の方の力をお借りしてボイスIIが出来上がり、最終回を迎える事ができました。
関わって下さった全ての皆様に心から。
有難うございました!
植松 恵