取材/劇団NoN-SpoiL30期 朝三時 文/31期 むぎらむね!
文教大学 越谷キャンパスにて活動する演劇部
「劇団NoN‐SpoiL」。私たち31期の
新入生を加え、総勢43名となり、新体制として初めて迎える今回の公演
劇団NoN‐SpoiL2024 夏
とおぼえ公演
「フランダースの負け犬」
今回は本公演キャストの中でも最も重要な主人公を演じる、ペルヴ先輩に
キャラクターの魅力や舞台の見どころなどの貴重なお話を伺いました!
インタビュアー:本日はありがとうございます。よろしくお願いします。
ペルヴ:よろしくお願いします。
インタビュアー:まず、お名前と演じる役名をお願いします。
ペルヴ:30期、ペルヴこと中尾大和です。一応本名も笑
ミヒャエル・ヒュンケル役を演じさせていただきます。よろしくお願いします!
インタビュアー:あなたが演じる役について性格であったり、役職であったり、作品における立場を教えていただきたいです。
ペルヴ:ヒュンケルくんはありがたいことに主人公で、士官学校を卒業したばかりの新米ドイツ陸軍な青年なんですけど、たぶん年は俺と同じくらいの20歳ぐらいになるのかな~って思ってます。
すごい優秀なやつで、なにやっても一番みたいな感じの人なんです。
でもすごく情熱的で、それでいて天才だけど、完璧じゃないってところが魅力になっているところなのかなと演じてる上ではすごい思っています。
インタビュアー:ありがとうございます。
そんなヒュンケルを演じる上でこだわったポイントや意識したところはありますか?
ペルヴ:そうですね。本当に感情をストレートに出すというか、台詞とかが多いのでちゃんとしゃべり口調だとか、体でもちゃんとここは「ガッ!」と勢いよくいっているとかを意識して演じてました。
結構「これわかるな~」と共感するところも多くあって、そこを感じている部分は作りすぎずにやっていくのもいいのかなと思いながら演じています。
インタビュアー:野望ある若者って感じだから作りすぎない方がいいんでしょうか。それこそ若さとか…。
ペルヴ:若さとか、ヒュンケルらしさみたいなのが出てくる。似ているなって思ったポイントでヒュンケルくんはなんとなく誰かのために頑張る人だと思っていて。
俺は将軍になる!みたいなことは言っているけれど、そこの先にあるのはドイツ国家繁栄とかであって、そこにおいて自分という主語が無いんです。それはあくまでドイツ国家が主語であって自分の目的では無いと考えると、国家のためとか誰かのために頑張る人なんだろうなって、それはすごい共感できるところでした。
その想いを演技で出していけたらなって思っています。
インタビュアー:ありがとうございます。
インタビュアー:では、次の質問に行かせていただきたいと思います。稽古中のエピソードがあったらぜひ教えていただきたいです。
ペルヴ:稽古が始まったときなんですけど、アップに体幹トレーニングを加えてみようってなったんですよ。
インタビュアー:陸軍兵ですからね。
ペルヴ:そうですね。軍役みたいなところもちょっと考えてやってみようということだったんですけど、それで慣れてない人とかはすごい絶叫していて、終始叫び声が聞こえてくるアップの現場だったんです。そこを一回見学の人とかに見られていて、こんなところに、これを見せるべきじゃ無いのに!みたいなことになったっていうのは一回ありましたね。
インタビュアー:最近はアップはやってないですか?
ペルヴ:最近はもうそうですね。各々のアップみたいになっていて。やりたい人はやるみたいな。
インタビュアー:ペルヴさんは?
ペルヴ:僕はやるときとやらないときがありますね。気分です。笑
インタビュアー:次の質問に移らせていただきます。今回ご来場いただくお客様に注目して見てほしいシーンはありますか?
ペルヴ:終盤のシーンで一番最後あたりでちのチノ演じるバラックと掛け合うシーンがあってそこが一番の見所というか。僕としてもずっとオーディションの時から練習してて、気合いが一番入っていています。僕が一番こだわったシーンで、自分なりにここ、こうしたいなと考えてた時間が一番長いと感じているのでここを一番見てほしいかな。ぜひご注目ください。
インタビュアー:それでは最後の質問となります。公演に向けて一言、意気込み(パッション)をお願いします。
ペルヴ:この公演を通して、ずっと一つモットーにしていたことがあって。
「本当の気持ちで頑張る」
本当の気持ちが本気になると僕は思っているので、その頭文字をとって本気って意味なのかなと僕は思っていて。その本当の気持ちを本公演で出していけたらいいなと思って。これから頑張っていきたいなと思います。是非ご期待ください!
インタビュアー:ペルヴさんの本当の気持ちにぜひご期待ください。
インタビュアー:これで本日の質問は以上となります。何か言い残したことはありますか?
ペルヴ:さっき言ったことが全てですかね。
インタビュアー:では本日はお忙しい中、ありがとうございました。
ペルヴ:ありがとうございました!
「この台本をもらった時からずっとヒュンケルがやりたかった」と役が決まってから語っていたとおり、稽古が始まったばかりの頃からペルヴ先輩はすでにミヒャエル・ヒュンケルという青年でした。
そんな先輩方がかけた本気を見ることができるのは、
7月14日(日)文教大学 越谷キャンパス2305教室にて行われる。
「劇団NoN‐SpoiL2024 夏
とおぼえ公演」
です!
予約上限に達したため、これから公演を当日に観ていただくことは難しいのですが、後日劇団NoN-SpoiLのYouTubeチャンネルにて期間限定で公演内容が公開されます。
青年ヒュンケルを見届けたい方は、ぜひチャンネル登録をして公開をお待ちください
YouTubeチャンネルはこちら⬇