お盆ということで、16日から帰省していた。
 鈍行に揺られ、退屈な景色を見つつ。高速バスよりも運賃は高いが、JRの方が短時間で着くので、最近はこの方法で帰省している。
 
 母の元気そうな顔を見て安心する。メニエールなので耳が相当遠いが、なんとか会話も出来る。
 普段食べないような肉を食べ、スイーツもアイスも食べ、今日の昼食は大盛り冷やし中華。食べ過ぎた3日間だった。おかげで20時になっても腹が減らず。

 亡くなった父の話、母の兄弟の話、妹夫婦の話などいろいろと話した。私を可愛がってくれた伯父がいろいろと苦労しているなど。人生は不公平なものだと。

 この3日間は良い天気で、昼間外に出るとジリジリと焼けてくるくらい。
 家は昔の新興住宅地で、建て売りの家がずらっと並んでいる。しかし、子供たちが巣立っていって、残ったのは老人ばかり。昼までも歩いている人はほとんど見ない。すぐ近くに中学校があってもだ。まあお盆休みということで、部活等も休みなのだろう。

 外に出て一服していると、虫が比較的多く見られた。トンボ、モンシロチョウ、タテハチョウ、バッタなど。近くに一区画の空き地があり、草ボーボー生えているので、そのせいかもしれない。昔はよくバッタ取ったり、トンボ取ったりしたっけ。田んぼも近くにあったので、オタマジャクシもよく捕った。

 のんびりして、リフレッシュして、明日からまた日常が始まる。たるいけど頑張るしかない。