実はここしばらくやる気がない。
引き籠もるのが嫌なので、無理矢理事業所へ行きデイケアへ通っている。居場所は必要であるし、多い方が良い。だから2ヵ所にしている。
事業所だけで作業三昧、というのは気が触れてしまうので、気を紛らわすと言う意味でのデイケアだ。
以前のデイケアは楽しかった。皆仲良しで、プログラムも楽しくて、良いストレス発散になったものだ。
現在の所ではいつも隅っこで本を読みスマホを弄り、煙草を吸って過ごしている。利用者の平均年齢も高く婆さんたちが高らかな声で雑談するわ、体操の邪魔をするように人が歩き回るわ、自由にも程がある。
空気を読めないというか、会話の基本が解ってない人もいる。いい歳して。
こんな感じだから、別に仲良くしようと思える人も居ない。まあ事業所でもそうだけど。
以前より北海道新幹線乗りたい、サンライズ乗りたい、と言っていたが、もうそんな気力はない。サンライズなぞチケット取れるか分らないくらいの人気であるし。C県に住む人に会いに行きたいと思っていたが、今では気力も無くなった。
せいぜい宮脇俊三の本を読んで旅をしている気分に浸るのみ。
こんな感じであるから、日々の楽しみというものもない。惰性で生活している。同じスケジュールの週が積み上げられていくだけ。金曜の仕事が終わって、ああやっと今週も終わりだ、とホッとし堕落の土日になる。
2ヶ月・・・以上?肉を断っていたおかげか、体力もかなり落ちてしまい、事業所へ通うのがやっとな状態、街に出る気力もない、理由もない、金も無い。
睡眠障害も続いており、現在は3時頃起床で安定している。おかげで午前中は眠くてしょうがなく、一瞬意識が飛んだりする。起きて1時間くらいネット観て、エチゾラム飲んでまた寝るようにはしているが。
痛い目を見たので異性と付き合いたいとも思わない。この年齢であるし、今更感もある。自分を隠しているから、好かれることもないだろうし。ジョハリの窓の、自分も他人も知らない部分が大きいのだ。だから自分で何を考えているのか、どうしたいのかも解らないことが多い。
楽しくない日々、おつりで生きているようなものだ。